眠る劣情 (キャラ文庫)

  • 徳間書店 (2009年7月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784199005312

みんなの感想まとめ

人間関係の複雑さと心理的葛藤を描いた物語が展開され、登場人物たちの奇妙で屈折した感情が織り交ぜられています。特に、主人公の内野晶が親友の結婚を阻止するために奮闘する姿は、彼自身の過去の選択や罪悪感と向...

感想・レビュー・書評

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  • ★4.0。一見普通だけど実はどこか屈折してる人々の奇妙な話は大好きです。警察行けよ!心療内科行けよ!って突っ込みたかったけど。まともなのは攻の婚約者だけ(笑)真相は予想通りだったけど、M嗜好の受について行けないなどと根負けする攻は初めて見たわ。たいていBL界のM受には立派なS攻が宛がわれるのに(笑)意外とノーマルな攻に好感度アップ。そして最後の夜光さんらしいオチに戦慄…。欲を言えば、ホッと出来る甘い後日談もしくは二人が犠牲にしたものの代償を払うような前途多難ドロドロも見たかったな。

  • 久緒をぬかして登場人物みんな少々難有り。ラストで居直った晶はまあまあ、妹にさっさと言ってやれと思ってたので、やっとすっきりしました。久緒とやっちゃえば良かったのに。

  • どうも文章が苦手な他の作家さんと勘違いして避けていたらしく、夜光花センセ初読み。損した、もっと早くから読んでればよかった!とても読みやすい文章で、先の展開が知りたいとぐいぐい読ませる作品。細部に「ん?」と思ったり「ええと?」と目が戻ってしまう部分はあれど、それが気にならない程没入できた。そして高階センセの美麗なイラスト。周りから「綺麗だ」と言われ続けている主人公の晶、高階センセのイラストはほんと綺麗で素晴らしい…!
    ただ、女性の扱いが。妹は兄に執着しすぎるいいとこなしのイタい困った女。攻めの婚約者は、いい人っぽいんだけど、扱いが酷い。この方に関してはホントかわいそうでお気の毒としかいいようがない。まあ、それに目を瞑れれば。

    ミステリというか謎を追っかけてゆく展開。誘拐された妹の解放条件は、晶の親友の婚約破棄。どうしてそうなるの?と話は進む。
    以下激しくネタバレ。ネタバレしちゃうと台無しな作品なので注意。

    まずなぁ、いい人だって描写がある攻めが、酷いと思うんだけどなぁ。暴君かと思った。まあ違ったってことか。「一度だけで終わりにするつもりだった」って、そしたら10年間頑張ってきた友情も壊れちゃうと思うんだけど?それでもいい程、ってことなのか?Mな受けにそれが目的かとなじって突き放すけど、自分だって最初は体ってことじゃないんかなぁ。
    途中で出てくる、高校時代の友人で晶のことを好きだった清水とか、あれで終わりなんかー。おいしそうな予感がしたのになー。からくり時計館の客で推理小説家の久緒は結構出てくるから事件のキーパーソンまたは絡んでくる人物かと思ったのに、んー、ワトソン?話を導く人?作者の分身?でも途中からいい味出てきて、久緒のパートが楽しくなってきたりして。他の作品には出ていないのかな。30前後ということだったけれど、何故か頭の中でじいさんボイスで再生されていたのが、最後の方の挿絵で攻めと変わらぬイケメンだったので「おぉっ?」と萌えてしまいました*^^*
    ここをもうちょっと掘り下げ、とか、ここはちょっと飛躍が、とか、気になるところもあれど、まあ、オッケーかな。
    収集がつかない感想になってしまった。それだけヨカッタということで。

  • ミステリー要素もあり、面白かったです。
    主人公が悲惨な目にばっかり合うので、
    とにかく妹にイライラして章文にビクビクして、
    これはハッピーエンドになるのかなと思ったけど
    ちゃんとハッピーエンドでしたね。
    私はてっきり久緒さんとくっつくのかな・・・と
    思ったけど全然違った・・・。
    私は久緒さんが結構好きだったので残念。
    からくり人形の中のラムネは本当は何だったのかな?
    毒だったのかな?
    最後まで面白かったです。
    SMっぽいエロなので好みが分かれるところかなと思いますが私は結構好きでした。
    回数も多めでエロかったです。

  • 妹が何者かに誘拐された!? 内野晶(うちのあきら)への犯人からの要求は、「おまえの親友の明石章文(あかしあきふみ)の結婚を阻止しろ」ということ。なぜ、解放の条件が親友の結婚と結びつくのか? かつて高校時代に、章文に告白され振ってしまった晶。罪悪感を抱きつつも「好きだ」と嘘をつき、婚約破棄を迫るしかない。ところが、なんと章文は婚約を解消! 「恋人なら抱かせろ」と貪るようなキスをしてきて!? 
    出版社より

  • 結構事件性とかありながらの、受けのマニアックさに攻めが負けるという、BLではなかなかないパターンで笑えました。

  • 執着モノだけど思ったよりドロドロしてない、脇の妹が一人でドロドロしてたw。 
    受けは『一大決心をして(体を)開いてみたら俺M属性の花が咲いてしまったんですが……』ってビックリしてたと思うんだよ!w、なのに攻め!『執着したのはいいけどなんか違った、無理』ってそりゃないだろwwwキッチリ責任とれや!wwww
    そして結局あて馬にもなりきれない久雄さんが可哀想www
    話をかきまわした肝になる妹は……もうどうでもいいw

  • ふぁぁぁぁ!!面白かった!!久緒さん勘ぐりすぎました…(;^ω^)SMチックなお話かとドキドキしましたがそんなことなかった。わたしは優しい攻めが好きです(*´д`*)なので不器用な執着攻めが愛しい…。ラストがすっごく良かったです。

  • 終盤に向けての話の方向に「あれれ?」と…
    それまでは、いい感じだったダケに残念。
    脇役の久緒さんがサイコー!

  • 重い… ストーリーが重いんだけど、この重さ、嫌いじゃない。

    読んでる途中は、攻のことを
    「そんなに長年好きだったのならば、そんなに酷いこと言ったりやったりできないだろう…」
    と思っていたし、受のことも
    「攻への気持ちが全然見えてこないのに、これでどうやて攻への気持ちをつなげていくんだろう???」
    と思っていた。

    けれど、そういった疑問もすべてきれいにまとめられていて、納得のいく終わり方でした。
    …私には…

    ただ、内容として、攻を婚約させる必要があったのか?という疑問が残るのと、
    攻は絶対に葛藤しているはずなのに、それが文面上にあまり出ていない
    …受視点だからそれが当たり前なのかもしれないけれど見たかった…
    ってことで、☆4つとしました。

  • 同級生 ヤンデレ攻 

  • ちょっとゾーっとする話。
    親友の結婚が決まった後、妹が拉致された。
    犯人の要求は親友の結婚を破談にすること。
    章文が高校時代自分を好きだったことを知る晶はウソの告白をして章文の気持ちを動かすが・・・・。
    M受。いやでもいっそもう久緒とくっついちゃったほうがよかったかも?とか思ったけどね!
    妹がウザすぎる~~~。妹の出番も婚約者程度でよかったよ・・・。

  • ミステリー作家~を先に読んで、気になったので購入。
    とにかくエロかった…。
    あやしいタイトルの通り、受けが自分でも知らなかった嗜好にうっかり目覚めてしまい、葛藤する話。そしてサスペンス&ドロドロもあり。
    妹の誘拐どうのは案外あっさり解決して拍子抜け。
    しかし妹が一番怖い。何よりぞわぞわした。
    真相が、そうじゃないのかなーと思っていたまんまだったのでもう一ひねり欲しかったと思ったら最後でゾっとしました。
    SM開発モノと思ったらそうでもなかったですが、エロは満足です。夜光さんの書かれる濡れ場は独特の色っぽさがあり好きです。

    攻めの描写が少なくていまいちキャラクターが掴めなかったのでもうちょっとまともな登場シーンを増やして欲しかったです。(最初は濡れ場ばかりなので……)
    久緒はミステリー作家~を先に読んでいるとニヤっとするような話がちょこちょこ出てきますね。多分逆でも一緒だろうけど。

    ちょっと物足りなさも感じましたが色々と楽しく読めました。

  • 久緒いいキャラ。笑

  • 11.5.24 再読了。
    スピンオフ作品が発刊されるということで、1作目を読み直しました。

    2度目でも、初読み時同様にハラハラドキドキトキメキモエモエしながら読みました。


    晶が好きなんですよ、私。萌えなんすよ、彼。
    で、「縛って」と言う辺りの場面がとても好きなんですよ。
    なんにも興味なさそうな顔して淫乱ってのもポイント高いです。

  • 妹が誘拐されて、脅迫電話がかかってくる…サスペンス調で幕開けする話ですが、刑事は登場しません。
    人形のように綺麗な外見を持つけれど、心は冷め切っている晶に犯人が要求したのは、高校からの親友、章文の結婚阻止。
    晶は妹のために、章文を婚約破棄に追い込もうと画策します。で、実行したのが「好き」と嘘の告白をすること。高校時代、章文にそう言われて、考えられないと振っていたのに姑息です。

    途中で、大体ストーリーが読めてしまうところは、例の夜光節。ファンなら、またそうくる?みたいな。
    なので、どこで楽しむかっていうのが悩みどころ。
    晶が嘘をついて迫ったとたん、章文が豹変してドSに攻めまくるエロシーンを堪能するとか。
    トラウマで人を愛することに後ろ向きだった晶が、Mに目覚めて「縛って」なんて言ってしまうところとか。タイトルどおり、眠っていたM体質だったのね。
    SMといっても、ゆるいですが。たいしたことは?やってません。萌えがかなりあるのが、不思議なくらい。
    いずれにしても、愛情が見え隠れしているのでそう痛くもなく、よくよく読むと体だけじゃない二人の想いがあふれていて、そういうのを見つけるのが読みどころだと思います。
    酷く攻めたあと、気遣う章文の優しさや、体だけのつながりだと思い込んでいる晶のアホさ加減に苦笑しつつ、なまあたたかい目線で見守るかんじ?
    普通の表現方法では、互いの中にあった愛情を目覚めさせることはできなかった二人です。そこが読んでていいのかも。

    妹がある意味怖い存在。うざい。最近は可愛い妹の存在がもてはやされているけど、お兄ちゃんとしてはこういう覚悟もいるぞって警鐘になりそう。

    それからものすごく怪しい久緒さん。とぼけたところもあるし、頭もキレそうだし、かっこいい。キーパーソンでした。
    続編はひょっとしてこの方が主人公??だったらうれしいけど。

    終わり方が恐かった。でも、晶はちゃんといい方向へと変わっているのがわかってよかったです。
    高階佑絵師のイラストも美麗で気に入りました。

  • 妹がいい味を出してて、スパイスには最適。
    ただ、展開が急すぎるのが、ついてけなかった。

  • かなり強引というか、急速展開でしたが、これが持ち味みたいですね(他作品を読んでいないので何とも) SとMの関係性という点ではなかなか面白いと思いました。最後が怖かったです。

  • 顔が整い過ぎててちょっと感情が欠落してる受けの子が可愛いな。

    しかし妹にドン引きです。
    話しの内容的には居なくちゃいけないキャラなんだろうけど・・・。

  • オチが残念。
    そりゃ自分の恋人が野郎と情事にふけって
    自分と別れたがるなんて場面ショックすぎる。

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