愛を乞う (キャラ文庫 や 1-7)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 237
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199005473

感想・レビュー・書評

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  • ▼あらすじ
    「これから6年間、息子の性欲処理の相手をしなさい」。
    両親の借金の形に、13歳で大富豪・綿貫家に売られた氷野春也(ひのはるや)。同い年の一輝(かずき)は、人に命令し慣れた態度で春也を物扱い。口と手で一方的に行為を強要してくる。ところが、全寮制の高校で同室になって以来、なぜか春也にキスや愛撫をするように…。一輝の態度が変わったのは一体なぜ? 理由がわからないまま、契約終了を告げる卒業の日が迫り――!?

    ***

    とりあえず攻めの父親が気持ち悪すぎてそこだけインパクト強いです(笑)
    攻めは俺様かと思いきや結構普通で、あれっ?って感じ。
    受けについては申し訳ないんですがあまり印象に残らなかった…。

  • 長めのプロットか設定書を読んでいる気分になった。
    夜光花先生好きだし、設定は個人的に大好物だったけれど、この本は主人公の人生10年間以上!をバーッと駆け足で描きすぎ。構成力も演出力もあまり感じず、学校のキャラ、会社のキャラ、主人公の親、使用人などの扱いも雑でアラがあった。絵もうまくはない。

    自分もバーっと設定文書きがちで構成も演出もすっ飛ばす傾向あるので、悪い作例として参考にしたい。

  • ナチュラルに執着攻ですね!前半はそれですごく良かったです。都合良く第三者からの酷いシーンも回避したので、良かった良かったと。安心して読み進めてたら残り3分の1で、好きじゃない展開で残念でした。何で離れちゃうんだろうなー。何が何でも執着して欲しかったなーと思いました。
    高校2,3年がすっ飛ばして進んで時間経過早いなと思ったら残りページ少ないのに離れてしまって更にすっ飛ばして進んでびっくりしました(笑)まぁ離れてる時間長々書かれても嫌だけど!どうでもいいからだとしても受も流されるまま女性と付き合ったりしてるのが本当残念だったなぁ。しかも元凶最後はあっさり亡くなったから、ますます、離れる意味あったのかなーと。

  • 攻め一輝の父親のひどさ!
    それだけなら絶対受け付けない話なのですが、不器用な一輝の愛情がわかるので良かったです。

  • 綿貫家でのほの暗いあれこれと、高校生活の甘さの落差がすごい。色々あったけど、純愛だったのね。でも何より、犬を使ってのあれが気持ち悪すぎて、トラウマになりそう(T-T)

  • 夜光さんでめっちゃ純愛だった!!借金のため親に売られた春也と春也を買った綿貫の息子一輝。一輝の性処理の為春也は買われたんだけど、最初は愛のない無理矢理支配的なのは苦手なのでやってしまったかと思いました(>_<)でも序盤数十ページ(飴をあげるとこ)から甘さが見えて、これは攻めが受けのこと大好きなわたしの好物設定じゃないか(ΦωΦ)と思ってからは一気読み。一輝はずっと父親から春也を守ろうとしてるし、春也は春也でもーいじらしい(^q^)最後は二人が幸せで良かった(*´д`*)純愛で胸キュンでした。

  • う~ん、全体を通してみれば『ピュアな愛』ってことなんですかね?
    攻めのとーちゃんが色々気持ち悪すぎて萎えたけど。

  • 借金の肩に売られた様な春也…最初の頃はご奉仕させられて可哀想な境遇だったけど、それは一輝自身が子供で、親の与えられたものを摂取していたに過ぎないんだろうねぇ…高圧的で人間味の欠片もない父親の元から二人で旅立つ様が見たいぞ!! と願いながら読み、誰がどう言う愛を乞うんだろう、と思いつつ読んだが、最後に春也が自分を売っ払った親からの愛を最後まで乞うていたんだ、と言うのが切ない。あとがきで編集さんが題名案を出していたと知ったが、この題名に相応しいお話だった。編集さんのセンスにも唸る。

  • 攻は受をとても大切に思っているのに、いろいろと考えての末であっても、受の気持ちが分かっているのに高校卒業後に手放したことがなんとなく納得いかなかった。
    またさらには、その後、結婚までしたことが、さらに後味悪かった。

    また周りの大人が受け入れきれないような最低なひとばかりで…

    それでも、二人の切なさは伝わってきたので、☆3つ。

  • ★3.5。夜光さんとは思えないほどの純愛で、綿貫家に関する部分を除けば切ない「幼なじみの十年愛」さながらで楽しめました。ただ過激な設定にドロドロ展開を期待してしまったので、意外に甘々な学園パートと、攻も執着や俺様でなく不器用で優しいという温い展開にやや拍子抜け。綿貫家とかクリスとかもっと関わって来るかと期待したけど、中途半端だったなあ。主従に見せかけて、大人に振り回される子供が身を寄せ合っているような話だった。再会後は健気に受の元に通い詰める攻が可愛かった。

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