ダブル・バインド 2 (キャラ文庫 あ 4-7)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 472
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199005947

感想・レビュー・書評

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  • 登場人物のいろんな思いが絡まってストーリーは進んでいくわけですよ。
    なんとなくそれが事件にもからんでいそうで…。
    とりあえず祥!ケイに負けるな! そしてまだ「つづく」のね・・・あぁ早く次の巻でないかな~

  • 二組の男達の関係も事件も少しだけど近づきつつあり、読んでいると面白さでゾクゾクして、こんな肌がざわつく感じは久しぶりです。4人とも個性的なキャラで意地っ張りなんだけれど、その意地の張り方や愛し方も個性に合っていたので、それぞれに萠があって楽しかった。3巻も期待して読もう。

  • ダブルバインド=二重拘束。その意味は深い。生きているとそういうことが起こりますね、それは強いものが弱いものに対してです。
    忘れていた子供の時の記憶がふと顔を出して大人になっても消えない記憶はやっかいです。人格をも変えてしまう。
    この本で智秋と上条は身体を繋げます。
    一応日本に居る間の期間限定ではありますが。
    智秋は酔うと本音が出て「一人きりのベッドは嫌です。ひとりで寝たくない。」と上条に甘えますが、このツンデレな感じが良いですね〜☆
    祥のなかの人格、ヒカルがもう一人の人格ケイに危機感を持っています。ケイは祥を悪い道へ誘い出し。。。
    次巻、すぐ読まなくては☆

  • 前回からパワー失速することなく、新しい展開になってます。もちろん、中だるみもなく一気に読ませてくれました。

    連続事件となった猟奇殺人を上條と瀬名、新藤と葉鳥がそれぞれの立場でさぐるというのが、この巻の大筋。新しい登場人物もどんどん増えて、さらに幅が出てきてますが、何しろ人物描写が上手いんです。なので、それぞれ個性的ではっきり性格までも把握できるから、さくさく読み進めることができました。

    上條と瀬名も、なんとなーくいい感じに発展?瀬名のはげしくツンデレなところに、上條ハート持っていかれちゃったんでしょうかね。
    瀬名の高校時代からの変貌ぶりがすごい。それとも、その頃からオトコを惑わす無自覚な魔性は備わっていたのかもね。上條が鈍かっただけで。

    今回は瀬名の新藤に対する複雑な想いと、葉鳥の新藤への切なる想いが交錯していて読み応えありました。新藤、いい男です。葉奈ちゃんへの盲愛パパっぷりも、もはや萌えの極致。瀬名や葉鳥じゃなくても惚れます。
    瀬名はかなりめんどくさいことになっていますね。単純な?上條ですらも翻弄されまくってるんだから。上條のこと、本当の意味での恋人にするといいよ、とはた目には思うのですが。
    あ、葉鳥もあまりこだわらずに新藤のものになっていればいいのにね。まあ、複雑じゃなくちゃ、小説にはなりませんが。
    葉奈ちゃんがお嫁さんになりたいといっている、葉鳥が今回とても魅力的でした。

    でも、話は続いています。続きプリーズ。

  • 連続殺人事件の被害者2人の接点が徐々に明らかになってきた。
    読み出したら止まらなくなる。面白いなー。

    カプ2組の恋愛も少しずつ動いてきてる。
    1巻では新藤さん×忍カプのことはさらっと読んでたけど、2巻でかなり好きになった。忍はこじらせ男子だけど。でも一途で好き。
    ただ上條さんがやっぱり私の中でダントツ。なんかだらしない感じのところとか、でも攻める時は攻める感じとかすごく好みでした。

    それにしても解離性同一性障害が興味深い。
    心理学とかあまり興味なかったけど、ちょっと気になってきてます。

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  • 連続殺人事件の様相を呈してきた事もあり、一層、祥の記憶を取り戻したい警察サイド。新藤の跡目争いに余計な影を振り払うために動く葉鳥たち。一刻も早く犯人に辿り着くべく各々の立場から捜索は続けられる。
    上條と瀬名、瀬名と新藤の人間関係も益々複雑になっていく。

    「ホモじゃないぞ!」って何回叫んだかな、上條さん(笑)
    少しずつ瀬名の心の闇を、時には睨まれ罵倒されながらも解いていく上條の無骨な優しさは天性の人たらしじゃないだろうか。
    祥の中に現れた第三の人格「ケイ」は事件の核心を知っているようだが何処に繋がっていくのか。

  • 続きものの2巻。
    メインカップルとサブカップルが,どうにもくっついたようなので,安心しました。

  • 1~4まで一気に読みました。
    事件モノとしてみると☆4くらいつくと思いますが、これを読んでいる間、私自身が情緒不安定になってドンヨリしていので、あえて☆2つにしました。

    別な見方をすれば、それだけ精神まで響いてきた、ということでもあるけれど…

  • 二人目の被害者が発見されるものの事件はあまり進展せず。でも上條と瀬名の関係は進みましたね(●′°艸`)

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