後にも先にも (キャラ文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 157
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199005961

感想・レビュー・書評

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  • 謎多き年下ワンコ×子持ちのフェロモン探偵です。

    中原さんが男やもめを書くとこうなるんだ!!というのがストレートな感想(笑)
    あと、攻めがフェロモンオヤジな中原作品ばかり読んでいたので受けがフェロモン垂れ流してるのも興味深いです。しかし中原作品はどれをとっても安心の色気ですね(爆)

    2人と天使の今後も気になるところです!どんな生活を送るんだろうー?

  • …私、中原さん好きだったはずなんだけどな…。なぜでしょう、今回あまり乗れませんでした。
    というのも、この作品は結構アクションな作品だったため、繊細なイラストを描くこの方とのタッグは合わなかったのかもしれません。
    ハッとするような展開もあったはずなんですが、しれっと流してしまいました。

  • 股の緩いおっさんがわんこ系攻めに出会ってわんこに懐かれまくりお股ゆるふわ系じゃなくなる話

  • 犬×魔性のバイ(子持ち)で、ふあああと思いながらでした。魔性のバイが、表紙からも分かるようにすごい色気。陵辱されながら「同意じゃないのは嫌だよな〜」って考えてるからしてもう下半身はゆるいんですが…子供に対して「俺の天使。天使のおかげで俺は変われた」と思っているところが、イイ!
    中原さんのシリアスは結構きついんですが、これはさらっと気持ちよく読めて息抜きに良かったです。受けは鳥海さんとか遊佐さんかな!?と思いながら読みました。

  • 続きはないのかな?ぜひとも二人の今後が読んでみたいとおもった

  • 大型ワンコ×お股ゆるゆるな子持ちオヤジ・・・って、どんな設定?www
    久しぶりに読後の満足感を得た。
    従順な裏に隠された獣な激しい年下攻めは素敵すぎる。
    ズボラでぼんやりな仕草が、タイダで魅惑的な子持ちのオヤジ。
    おやじジャンルでは、オヤジ=攻めるのはデフォだけど、
    オヤジ受けはまだまだ理解されてないかもしれない。
    けど、私は支持する。
    スイもアマイもわかっているオヤジだからこそ、年下漢を受けてほしい。

  • アンニュイで妖艶な子持ちの中年男×年下わんこ(なのかどうか)。

    探偵の川崎はバツイチで37歳。良太というかわいい幼稚園児のシングルパパ。しかし、職業柄なのか生まれつきなのか私生活と性生活がだらしない流され系。
    その川崎に大型わんこのように尻尾を振って懐く27歳のイケメン田村。彼は泥酔していたところを川崎に介抱してもらい、彼の色香のせいと酔った勢いで抱いてしまったという、とんでもないことをやらかしてしまったんですが、実は真面目な好青年。

    田村の気持ちに揺れながらも子持ち男の川崎は、好青年の輝かしい将来を潰してはいけないと想いをセーブしようと決めるのですが。

    川崎のゆるい思考と下半身が、なぜかステキに思える不思議さです。良太を大切に思う気持ちや、次第に田村への強くなる想いをはっきりと感じることができるのがいい。
    それに比べて田村はほんとにつかみどころのない年下男でした。ワイルドなのか、従順なのか、どっちつかず。
    ストーリーも、前半は川崎も田村もまったりしてるけど、後半話が大きく動いてすっかりスリリングな事件モノに様変わりです。
    まあ、センセらしいなと思わせる展開ではあります。
    川崎の仕事が探偵だけに事件は起きるのは必然でしたが、結構身内が絡んでいて痛かった。つかみどころのなかった田村も、そういうことなら仕方ないか、というかんじ。事件としてはよくありがちな話で先が読めてしまうところもあったのですが、それでも面白くて一気読みしました。

    でも、やっぱりこの話のメインは川崎の色香です。とても魅力的なキャラでした。

  • 40歳手前で魔性の色香で男を惹きつける子持ちの探偵川崎がある夜拾った酔っ払いの田村。田村も川崎の色香に惑わされて会ったその晩に身体を繋げてしまう。それからは足しげく愛の虜となって探偵事務所に顔を出す田村だが、川崎は容易には受け入れない。
    田村はある目的を持って川崎に近づいたようですが、終盤命がけで川崎を守る田村が素敵でした~☆
    田村がそれならばもう少しアクションめいた場面もあるともっと好みでした。
    おっさんとは言いがたい川崎の周囲に撒き散らす色香がなんとも言われずによかった。
    人は弱い者だけれど、信頼していたあの人の裏切りはちょっと切なかったですね。仕方なかったのでしょうけれど。

  • ものすごく練られたストーリーだなと。
    もちろん、キャラも魅力的だったけれど。
    タバコを吸う事も忘れるほどに夢中で読んだ作品は久々。

  • 「お股の緩いおっさん」が私的大ヒットして出てくるたびに笑ってしまった。親友にまで言われている……
    ゆるゆるだらだらのんべんだらりな親馬鹿受けさんが本気になっちゃう過程がすてき!攻めは年下わんこの典型みたいないきものでおいしかったです。
    川崎さぁんワフワフッてかんじ。いい。彼は絶倫わんこなの?
    ストーカー宣言も笑った。攻めすきだー!!おもしろかった!!!!

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著者プロフィール

2001年に白泉社にてデビュー。シリーズ物を多く手掛ける。

「2016年 『極道の淫らな挑発 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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