- Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199006203
感想・レビュー・書評
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うーん、ミステリーとしてはまあ、面白く読めたんだけど、主人公のはずの守君に感情移入しにくかった。
どちらかというとかなりヘタレな受けでした。家族や故郷から逃げたまま、自分の根っこを解決しないまま、弱い心を抱えて生きている青年、なんでしょうが、情けなさが中途半端に感じて最後までモヤモヤしてました。反対に串田の飄々として、すっとぼけて一癖も二癖もある、何気に酷い人物像は嫌いじゃないけれど、この二人の組み合わせはどうにもグズグズと崩れかかったナマモノの様で、収まり悪かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
仕事の相手だと思っているときは串田の話を受け流せていたのに、恋愛が絡むと弱くなる。そんな守が可愛かった。ゲイであることで勘当された守が実家に戻るのはかなり勇気がいりそう。それもあってか、島に行ってからの守は、自信なさげな印象が強かった。だからこそ、串田のことを更に好きになったのかも。島で起こる不思議で、怖い出来事。何が起こるのか分からないホラーのような雰囲気のあるミステリーだった。
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たまたま手に取ってタイトルとイラスト高階さんで、もしや久緒さんのお話では…と思ったらビンゴだった\(^o^)/ミステリ作家串田さん×編集者神凪くん。串田さんは好き嫌い分かれそうだけどめっちゃ好きだ!ミステリちっくな部分はあるあるですが、そういうの好きなので面白かったです。
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面白かった
ミステリィと入るだけあり、二時間サスペンス劇場です(笑)
ただ、登場人物がぼやけてしまってて、つかみ所なしな感じ(*゚ロ゚) -
串田先生をみきしんで、守を武内さんで読んでしまいました(笑)。島の因習に加えた串田の…と言う、二重の伏線が張られていて、ミステリの名に恥じないBL小説だった。『眠る劣情』も読まねばならんですな(笑)
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うげあー怖かった。二段オチ。恋愛というより執着、
互いの今後を監視するみたいな意味合いな気がする