恋愛前夜

  • 徳間書店 (2011年11月1日発売)
3.90
  • (67)
  • (97)
  • (51)
  • (12)
  • (5)
本棚登録 : 734
感想 : 59
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784199006432

みんなの感想まとめ

リアルな学生生活を舞台にした物語は、設定説明を極力排除し、シーンを通じて世界観を巧みに描き出しています。挫折や感情のリアリティが際立ち、夢物語ではない切実さが感じられます。特に主人公・ナツメに感情移入...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 『ダ・ヴィンチ』凪良ゆう特集、読者アンケート番外編!私の好きな凪良作品のこのフレーズ | ダ・ヴィンチニュース
    https://ddnavi.com/news/774346/a/

    恋愛前夜 | Charaの本棚
    https://bookshelf.chara-info.net/chara-books/2179/

  • ナツメは言葉ではトキオを振りつつも、トキオの上京前にあそこまでの行為を許しているのに、トキオはその勇気と覚悟を酌むこともなく離れて1年9ヶ月という短い期間の間に恋人を作っていたことに違和感。
    上京前に手酷く振られたのならばまだしも、ナツメが友人以上の事を許したことを深層心理だとは考えなかったのか?

    …再会までが1年9ヶ月なので、トキオとヤコ先生が付き合い始めたのは、トキオが上京して1年ちょっとの頃。
    結局、トキオの気持ちって、それだけだったのでは?と思ってしまった。

    仮に、ナツメを吹っ切るつもりで付き合う人を見つけたとしても、あれだけの長い年月をかけて好きでいて、あれだけ苦しんでいたのだから、1年ちょっとで変わってしまったトキオの気持ち(ヤコ先生のことも好きだという気持ち)やナツメへの態度にも違和感。

    ナツメ上京後のトキオの態度から見ても、
    ナツメには、トキオ以外の人と幸せになってほしかった。

    あと、ヤコ先生のキャラは苦手。
    トキオの相手がヤコ先生だったことでも☆数が減りました。

  • 設定説明文がない。素晴らしい。
    シーンで作品の世界や設定を説明する。
    小説とは行間にあるというけどまさにそれ。
    いかに設定を説明しないか。
    そうやって私も書いてみたい。

    そしてリアル。学生生活、作品自体に流れる空気、雰囲気、口調などが本当っぽい。成功ではなく挫折を大きく描いている点も作品のリアリティを高めている気がした。夢物語じゃない。

    2話収録なのだけれど、最初の話が表題作じゃなくて、話が盛り上がってきたところで、表題作のタイトルが目に飛び込んで来るのもニクい。目に飛びこんできた瞬間唸らされた。。!

    イラストも作品によく合っていて良い。



  • 凪良ゆう先生の書かれる物語には、いつも心がギュッと切なくなる場面がある。

    「恋愛前夜」もそうで、主人公・ナツメに感情移入するとすごく辛くて、思わず頁を捲る手が止まることもあったが、それでも続きが気になってしまう。

    この作品の登場人物は皆いい人ばかりで、他のキャラに感情をフォーカスしても、やはりしんどくなる。

    誰も傷ついてほしくないし、みんなの進む道がハッピーエンドであって欲しいと思いながら読んだ。

    「恋愛前夜」の結末がどうだったかはさておき、続きの「求愛前夜」を読み始める。

  • 【2025年28冊目】
    共に片親同士、引っ越してきたマンションで隣の家同士になったナツメとトキオ。親がいない間が、互いの家が二人の居場所になっていた。 幼少期から高校生になっても、二人の関係は変わらず続いていたが、ナツメがイジメを受けたことをきっかけに、二人の関係にも変化が訪れて――。幼なじみから始まる恋になるまでの物語。

    もう、揺さぶられまくりました。幼少期〜高校生までの第一章と、卒業して上京してからの第二章にわかれていて、第一章を読んでる時はまだ「急にはそんな気持ちが整理できないよねぇ」みたいに後方先輩面してたんですが、第二章から一転。

    まさか!ライバルポジがいるなんて!しかもいい人!変人だけど。ライバルポジなのにいい人というのが、読んでて一番辛い。だって、その人も幸せになって欲しい。でも、一方が幸せなら、もう一方が不幸になるのが三角関係なわけで。

    最初は奪え奪え!って思ってたのに、「えっ、切ない」「いい人…」ってなって、ナツメと共に泣きそうになりました。

    凪良先生、感情描くのがえぐい上手すぎる。何読んでも大体刺さるのですが、今作もぐっさりでした。

  • とにかくヤコ先生

  • 幼馴染もの。

  • 幼なじみと普通。
    あとがきに果たしてこれで楽しんでいただけるのかとあったけどいやもう十分に楽しめました♥
    きゅんでした♥
    安定の凪良ゆうです。
    続編の求愛前夜も今から読むー!

  • 凪良先生、漫画家モティーフ書いてたんだな…なるほど…
    このときも月9しながらもラブコメの文法に則った古き良きBLって感じだったんだな…なるほど…
    トキオが読んでるのはあれ山本文緒の「アカペラ」やんな??
    マジで好きなんだな、凪良先生…地獄オブ地獄…

  • 幼馴染のトキオとナツメのお話。
    トキオは漫画家をめざし、ナツメは陽キャグループで持てる男。
    隣同士、共に父子家庭・母子家庭で育った二人は
    高校時代家を出て電車にのるまでは一緒にすごしていたけど、
    電車にのったら別々にすごしていた。
    しかし、ナツメはそのグループ内で立場が逆転し陰湿ないじめを受けるようになっていた。
    しかし、恥ずかしくて言えない。
    それに気が付いたトキオが相手に暴力をふるい、学校を退学することとなった。
    漫画を書くのに学歴は必要ない。
    そのころ、トキオは幼い頃から、ナツメにもっていた秘めた想いをナツメに知られたため
    到底受け入れてもらえないつらさもあり上京することにした。
    最後の夜、二人はトキオの「最後に1回だけ」の願いをかなえることにして・・・・。

    1年少したって、ナツメは高校を卒業し、トキオのいる東京に向かう。
    トキオの想いに応えるために。
    だが、漫画家のアシスタントをしつつ漫画家としての道がひらけたトキオには・・・

    っていうお話です。

    なんかね~めっちゃ面白かったんだよね。
    読了後、ちょっと巻数多めで、あんまりエロシーンのないBL漫画を読んだ気分。

    もう一つ「求愛前夜」というのがあるんですが、
    この話の続編だと思ったら、そちらはスピンオフのようです。
    でも、この「恋愛前夜」にでてくる、あのキャラの濃ゆい人の!!
    次、それを読もう!

  • 小学生で出会って中学、高校と共に成長し、互いの気持ちに気がついていく過程が丁寧に描かれています。なにかとつっかかってくる秋元にはイライラ。でも、「隣の猫背」での展開があるからこそ「恋愛前夜」でのナツメの気持ちがとても切なく、展開が気になって一気に読み進めてしまいました。

  • 幼なじみでお互いのことをよく分かっているのにすれ違うナツメとトキオ。大切にしているからこそ、自分の気持ちを言うことが出来ない2人が悲しかった。だから離れたいと思ったトキオと、それでも一緒にいたいと思ったナツメ。正反対の結論だけど、両方とも理解できる。「友達」としての2人を見ても、お互いのことがなくてはならない存在だったのだろうな。と思った。

  • ドラマやマンガにありそうな王道なお話。BLだから違うのかそれとも凪良さんの力なのか、最初から最後までギュッと掴まれた話でした。
    特にキャラクターが秀逸。話は受であるナツメ視点のみだけど、そこから見える攻のトキオ、トキオの彼氏のヤコ先生。それぞれの関係性も含めてどのキャラも非常に魅力的。ナツメへの嫉妬と不安をあっさりと口に出してしまうヤコ先生も、そんなヤコ先生を人間として好ましく思ってしまうナツメも、そして表面的には自分の気持ちを一切出そうとしないトキオも、みんなみんな可愛らしく未熟で愛おしい。
    話の流れはとてもシンプルで作者曰く『普通』。だけど何度読んでもあきさせない普遍的な面白さと、青い恋の甘酸っぱさにときめきました。当て馬というポジションがふさわしくないヤコ先生のスピンオフも、早く読みたい。

  • すっごい遠回りな幼馴染BLだった!結構序盤から両想いの雰囲気なのに、物語の9割方擦れ違いだった。
    ヤコ先生いい人なんだけど、メインカップル至上主義としてはちょっとうざ・・・。
    くっつくまでの道のりが長すぎ。

  • 幼馴染みのトキオ×ナツメ。よくあるストーリー展開なのに心を掴まれる、もどかしくてもどかしくて胸がキリキリしてきます… 離れてみて気づく恋、その想いを胸に追いかけたら相手にはもう… ヤコ先生の大人の手打ちにグッときました。ナツメたち2人だけでなくヤコ先生の想いも、3人の気持ちが切なくて優しくて読んでいてたまらなかった。

  • 幼馴染物。切なくて胸が痛くなりました。
    前半は二人の絆をじっくり描かれていき、
    ナツメの気持ちにもトキオの気持ちにも
    共感することが出来ました。
    報われない片思いに辛くなったトキオが
    ナツメから離れようとしていき、
    ナツメはトキオを離したくないけど、
    気持ちをすぐに受け入れられない。
    まあそりゃそうだよね・・・。

    後半がグッと切ない。
    トキオと離れて自分の恋心を自覚したナツメが
    追いかけて上京したら、すでに恋人がいた。
    ちょっとトキオ、早すぎませんか?
    諦め良すぎませんか?とギリギリしました。

    恋人のヤコ先生が憎めない人なんですよね。
    もちろんナツメもいい子だし。みんないい人。
    誰も泣かせたくないのに
    どうしても誰かが不幸になってしまう。
    あ~、どうしたらいいの・・・。

    ものすごくドラマティックな話ではないし、
    主人公のナツメも実に普通の子なんですが、
    それだけに共感しやすくてとても面白かったです。

    ヤコ先生のキャラは好きだけど、萌えるのかって言ったら微妙・・・。(オネエは苦手)
    でも、幸せになってほしいな~と心から思いました。

    それと、穂波ゆきね先生の挿絵がとても素敵でした。
    一番好きだったのはカラー口絵の2P目。
    穂波先生の描く裸の背中はものすごく美しいです。

  • 作者得意の幼なじみもので、攻めが多少いろいろあったものの2人ともすくすく育った感があって良い。もっと鬱屈したキャラクターが好みなので、後半はやや物足りない感じもあった。
    ドラマCD版も聞いた。ヤコ先生がcv木村良平でとても良かった反面、続編CD化はない…もしくはキャストが変わる可能性もあるなと思った(初恋のあとさきのキャスト変更はややショックだったんだ)。
    Kindle版だとせっかくの穂波ゆきねさんの絵がないので、やや残念な感じがある。

  • 幼馴染モノ。1部の隣の猫背はただただトキオが不憫でしたが、2部の恋愛前夜では今度はナツメがただただ不憫でした。
    不器用な二人でたくさんのすれ違いを起こしてしまうのだけど、ふたりの選択、切ない思いなどなどその心理がストンと心に落ちてくる作品でした。

  • 幼馴染っていい...

  • ふつうぐらいにおもしろい

全53件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

京都市在住。2007年に初著書が刊行され本格的にデビュー。BLジャンルでの代表作に『美しい彼』シリーズなど多数。2017年に『神さまのビオトープ』を刊行し高い支持を得る。
2020年『流浪の月』で「本屋大賞」を受賞。『滅びの前のシャングリラ』で2年連続「本屋大賞」ノミネート。
「直木賞」候補、「吉川英治文学新人賞」候補などに選ばれた『汝、星のごとく』にて、2023年に自身二度目となる「本屋大賞」を受賞する。続編『星を編む』も大きな話題となった。

凪良ゆうの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×