小説家とカレ (キャラ文庫)

著者 :
  • 徳間書店
3.49
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本棚登録 : 170
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199006777

作品紹介・あらすじ

横暴で尊大、口を開けば悪態ばかりの幼なじみ-小説家の芦原は、そんな高槻にずっと片想いしている。けれど高槻は、昔からなぜか小説を書くことに大反対!「おまえの小説なんて絶対読まない」と言っては、執筆の邪魔をしにやって来る。それでも時折武骨な優しさを見せる高槻が、芦原は嫌いになれなくて…!?この気持ちを知られたら、きっと傍にいられなくなる-大人同士の不器用な恋。

感想・レビュー・書評

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  • 1度この作家さんの本を読んで苦手だなと思ったのにすっかり忘れてまた購入。
    1/3程度しか読みませんでしたが、主人公はなぜ彼が好きなのか、彼にどういった魅力があるのかが全くわからず、主人公側も彼を好きだと思っている描写が少ないし、ひたすら惚れている彼に全否定されている主人公を見ていてダメ男と永遠に別れない友達を見ている気分になり放り出しました。

  • いつもはちゃんとした大人なのに、2人でいると小学生みたい。焼きもちをやいてみたり、ちょっかいを出してみたり、突っかかってみたり...。素直になればいいのに。と言いたくなることが多かった。芦原が振り回されてるつもりで、高槻を振り回しているのが見ていて面白い。これからもちょっとしたケンカは多そうだけど、ベタ甘なカップルになりそうな気がした。

  • 芦原目線だと高槻が俺様すぎてなぜ好きになったかサッパリわからないので、高槻目線が読みたいな。

  • 途中までは読むのに苦労しておりましたが、高槻のツンデレっぷりが…というか、結構なツンでいつになったらデレが来るのか不安でした。
    やっていることが子どもっぽいのにそれを地でいく彼の開き直る姿が清々しく、かっこよく感じてしまいました。普通に考えるとないことなのに(笑)。

  • てっきり攻も受の事好きなんだと思ってたのにまさかあの時点まで自覚してなかった事にびっくりしました(笑)主人公視点だから当たり前だけど主人公の側に立って見てしまうので、好きなものを最初に否定したのは攻じゃん、なのに「おまえにはわからないって顔されると腹立つ」って自分勝手だなぁと思ったんですが、まぁでも客観的に見たら受が閉じて自分の世界に籠ってる、周りを見てない周りの気遣いを気にもしてないってのは事実だったんだよなぁと。でもやっぱり最初に否定しちゃったのが全ての始まりだと思います。掛け違ったボタンは中々難しいですね。にしても四方堂のが好きだったな(笑)

  • 酷評もあったのですが、渡海さんと穂波さんにひかれ購入。
    渡海さんらしいと感じる本でした。年齢より幼い感じがするようにも感じましたが、新卒そこそこの年齢の男の子どうしならこれもありかな、と感じます。
    大人の関係を楽しみたい方にはあまりお勧めしませんが、私は十分楽しむことができました。

  • 攻めが受けのことを思って『視野を広げろ』とか『引きこもるな』とか言ってるのかと思ったら大間違い、ただただ自分の方を見てほしかっただけの子供じみた独占欲だったという残念ぶりwwwww 
    でも、それについての二人の口げんかなやりとりは読んでて楽しい。幼なじみっていいよなぁ~。
    四方堂さん・・・業が深いよなぁ、まぁそれは受けも一緒だけど。恋愛じゃなくこの二人は深い結びつきになりそうだよね(良いか悪いかは別にして)。
    そうしたら攻めが嫉妬で爆発するだろうけれどw

  • わりとよくある話だが、不器用さにほっこりできる話。

  • 最初は本当に攻めが憎たらしくて何度読むのやめてやろうかと思ったか!(最後までしっかり読みましたがw)
    当て馬くんが天使に見えた。
    人の仕事のこと馬鹿にしちゃいかんよ!と思いつつ読んでたら、まぁ理由が理由だったので、納得。
    言い方が良くなかったのかな。どうだろうか。

  • 応募券めあて。
    攻の大人気なさは読んでてイライラするほどでした。ときめきぜろ・・・。
    受の小説家は華やかに成功している部類で、私がまず小説家と言われてイメージするの(貧乏、ぼさぼさ)と真逆だった。

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