孤独な犬たち (キャラ文庫)

著者 :
  • 徳間書店
3.44
  • (1)
  • (3)
  • (4)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 54
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199007170

作品紹介・あらすじ

自宅アパートの謎の爆破により、たった一人の家族である兄を亡くした香介。
大怪我を負い、生きる気力をなくしていたある日、病室に加納と名乗る男が現れる。
大川組の若頭だという加納は、アパートを爆破したのは自分だと告白! 
「命が惜しければ二度と近づくな」と言い残し去ってゆく。
兄はなぜ死ななければならなかったのか――真実を知るために、
香介は病院を抜け出し大川組へ入り込むけれど!?

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 憎悪が愛情に変わる過程がもっと読みたいと思いましたが、あぁ・・と冒頭を読み返し切なくなりました。(★4は絵師様含めて)

  • 題材の割に、内容が薄い。手にとった時点で本の薄さに驚いた程。
    主人公についてはまぁ置いておいて、加納の登場にワクワクしたし、かっこいい!と思ったのですが、最後の告白のシーンで「ええええ……」と。思ってしまった。
    加納と主人公、の会話の回数もほとんどないです。ので急ぎ足、というかもうちょっと何かできなかったのだろうか?とも期待して発売を待っていただけに惜しい。
    イラストはとても好きです。

  • 加納かっこいい。アンダーカバー。

  • ★3・4
    あらすじや展開はすごくハラハラドキドキなんだけど、内容がなんか薄いというかあっさり終わってしまった感が…。事件が解決したあとすぐ2人がくっついて甘い雰囲気になってたのもあれ??みたいな;兄があんな悲惨なことになったのに。。それにいつからお互い惹かれてたの??そう匂わすところあった??とか…。とにかく兄が可哀想でした。最初と最後のはせつなすぎる。兄の死やそこに至るまでの状況の酷さに引っかかって甘い気持ちにはなれなかったな~。葛西リカコさんのイラストはすごい素敵でした。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

12月20日生まれ、射手座、B型。2002年、『罪なくちづけ』でデビュー。BLや女性向け小説など幅広く執筆し、「たくらみ」シリーズ、『忘れない男』に始まる「警視庁特殊能力係」シリーズなど、人気シリーズを多数持つ。

「2023年 『先輩と僕 総務部社内公安課 FILE 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

愁堂れなの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×