流沙の記憶 (キャラ文庫)

  • 徳間書店 (2014年2月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784199007422

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

恋愛要素が織り交ぜられた物語は、時に急展開を迎えながらも、最後には心温まる結末が待っています。読者は、じっくりとした展開を楽しむ中で、ある有名なコミックを思い起こさせるじらしの技法を感じ取ります。また...

感想・レビュー・書評

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  • ★3.5

    タイムスリップもの。

    恋仲になるのが急…(描写はあるけど理解はしにくい)だったのが残念だけどアレンがエジプト王朝時代に飛んでしまっていた頃の話は面白い。
    現代に戻ってきてからは展開が早く若干話を掴むのに戸惑った。
    他のも書かれているように、ネフェルの現代に来てからの10年間をもっと詳しく読みたい。

    イラストが美しくてすらすら読めた。
    褐色の肌に紫の瞳って素敵!

  • BLはファンタジー。タイムスリップ物。
    下手な映画より面白い(。 ・`ω・´)キリッ。

    エジプト王朝・王弟で将軍のネフェルと考古学者アレン。
    自分の好きな時代の発掘調査に加わる事が出来たアレンは嬉しくてしょうがない。
    アマルマの地につき朽ちかけた境界碑を調べてた時に
    崖の崩落に巻き込まれ気が付いたらとある神殿に倒れていた…
    賊と間違えられネフェルに捕えられるアレン。
    ここから始まる物語。

    スピード感があって面白かったけど最後、
    駆け足だったのが物足りない。
    もう少し詳しくネフェルの空白の10年とか書いて欲しかった。

  • 恋愛的な部分が一寸急展開な気がしなくもないですが、最後がとても好きです。

  • 素晴らしい!
    もう、引き込まれました。

    ジャンルとしてはBLのタイムスリップもの。
    現代に生きる日系アメリカ人の考古学者の青年がエジプトで発掘している際、土砂崩れが起きて気がついてみたら、古代エジプトにいた-、というある意味では王道のタイムスリップものといえます。
    古代エジプト、タイムスリップ、ファラオとの時を越えた恋愛といえば、どうしても少女漫画の巨星、細川千栄子先生の「王家の紋章」を思い出します。
    私も昔、ロマンチックなストーリーにハマリにハマッたものでした。
    しかし、本作品は美少女と凛々しいファラオならぬ、美青年と凛々しい王弟の恋のお話です。
    まず驚かされたのは、作者の方がとても詳細に古代エジプト史について調べられた上で描かれていること。これが最初に圧倒されたことです。
    ただ、恥を申しますが、私、古代エジプトで知っているのはツタンカーメンと王家の呪いくらいのものなので、どこまでがフィクションで、どこまでが史実なのか、実は判りません。読んだ感じで、責めとなっている美しい王弟殿下は架空の人ではないかと見当をつけてはいますが、、、
    もし、王弟殿下も実在の人よ~と言われたら、「あ、ハイ、そうなんですね」と納得するほどの知識のなさ、、、
    歴史ファンタジーって、架空を織り交ぜてお話を作るわけですけど、この小説の場合、架空と史実が絶妙なバランスで成り立っていて、フィクションを交えることで、史実が「物語り」として更に面白くなっています。
    とても興味深く、面白い内容でした。

    ここからは気がついた点を。
    一つは、主人公の青年が過去から現代に戻ってからのことです。彼は愛する男性ネフェルと一緒に現代に戻ったわけですが、私は読んでいる最中、まさか二人が「同じ年代に戻ったのではく、微妙にズレた年代にそれぞれ飛ばされた」のだとは予想もしませんでした。ある箇所-二人の再会シーンで、「10年」という数字が出てきて、主人公の方は「三週間前」に戻ったのに、ネフェルは「十年前」に現代に来たという下りがあって、初めて「ええっ、そうだったの」と驚愕しました。
    ここは、ちょっと、いきなりすぎるので、この前にネフェルが10年もこちらの世界で過ごしたということが読者にも納得、伝わるように工夫が欲しいところです。
    二つめは、主人公が考古学者としてネフェルが生命よりも大切に守っている兄王の形見(遺跡、アクナーテンの秘儀の間)発掘することを許したのに、ネフェルは自分しか知らない仕掛けで遺跡を壊してしまったところ。
    許すと見せかけ、実は遺跡を崩れさせ、人の目に触れさせないようすることで、亡き兄の遺志を守ったわけです。
    遺跡が崩れて、考古学者たちの反応があまりに薄すぎるのでは、、、
    「残念だけど、仕方ないか」程度では実際は済まないと思います。
    この二つに違和感がありました。しかし、作品全体が素晴らしすぎるため、本当に小さなことではあると思います。
    面白そうな小説を探していたところ、たまたま検索で出逢ったこの小説、調べた限りでは古本しか出回っておらず、読みたくて入手しました。取り寄せた甲斐があったというものです。
    時代ものは「調べて描く」という点について、とても勉強になりました。
    この世界観、設定で、BLではなく男性と女性の時を越えた恋愛を読んでみたいと思ったのは蛇足の感想です。

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