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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784199007446
感想・レビュー・書評
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葛西さんの表紙で、もうなんていうか、薄幸キャラなのわかりますw(だがそれがいい)
世話焼き(蓮見)と生活能力低めな不思議ちゃん(和久井)、って言う、私の好きな設定CP!和久井の飄々とした態度には実は過去の出来事がトラウマになっていて...。
両片思いの不憫受け。
割と淡々と進んでいくけど、進むにつれて重々しくなってくる。二人ともちょっと捉えどころがないキャラクターなので、なんていうか...つかみが弱さはあるかもしれない。
幼少期の和久井は、実の父親に浮気の末の子と疎まれて(実際は違うのを知っているのにもかかわらず)、母親も浮気は実際にあったことなので、後ろめたさからか味方になれず、そんな時に男からいたずらをされて...。(この経験から、EDに...)
世間体を気にする家柄もあり、家で居場所がなくなり父親の兄?弟?(どっちだったかな...)の叔父に預けられる。
必要以上に関わってこない叔父との距離が心地よく、いつしか恋心を抱くようになり...。告白するも受け入れてもらえず離れて暮らすようになる。
ひょんなことから、彼と住んでいた家に戻ってみると、彼は近所の池の事故で亡くなった後だった。そして、母親の相手がこの叔父だったことを知る...。
重い...w だがそれがいい(2回目)
蓮見との出来事を逐一ノートにしたためていて、(それがタイトルの恋を綴る、になるんだね)あさっての方向にいっちゃってる和久井が怖かわいいw 自覚のある蓮見マニアw 一応、見られたら引かれるってのはわかってるのね...。
全体的に水っぽいテーマもあってか、しっとりして、読後感もよかった。
人嫌いで、時折奇妙なことを呟く幻想小説家の和久井。その世話を焼くのは大学時代からの親友・蓮見だ。興味はないと言うくせに、和久井は蓮見の訪問を待っている。こいつ自覚はないけど、俺が好きなんじゃないのか...?けれどある日、彼女ができたと告げると、態度が一変!!「小説の参考にするから彼女のように抱いてくれ」と求められ...!?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
静かに、淡々と物語がすすむ。盛り上がなくて読み進むのに時間がかかった。受けと攻めの温度差っていうか、伝わってない感スゴイ。エッチシーンも盛り上がらない・・・。受けが静かすぎるからか?面白くないわけじゃないんだけど。
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キャラ文庫は最初のカラー絵が2枚あるのでとってもお得な気がしますね…!玄関先に佇む和久井のイラストは想像通りの姿です。生活能力のない受けは最高に可愛いですが、和久井のような人格だと付き合えるのは蓮見しかいないと確信。蓮見記録つけるのもすごいけど、自分の気持ちや行動の理由がわからないところは変に感心してしまった。池のお話はぞくっときたけれど、2人のやりとりを見ていて、やっぱり付き合ってるんじゃん!と言いたい友人の1人になった気分でした。
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今読み途中ですが、、なんだか読みづらい本です。
現代のびーえるぼんを読んでる、というよりは、昔の文学作品を読んでる様な。。
杉原さんの他の作品は大好きなんだけど、このお話は何故か読みづらい。
また読み終わったらレビューし直します。 -
JUNE臭のするBLでした。
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1話目が表題作じゃないんだ珍しい、ラブラブになってからの2話目で和久井が書く話が恋愛物になっていく話かな?等と想像力ない私は甘い事を考えていたら全く違った。
学生時代からお互い好きだと気付かず後になって好きだったと気付く話はたくさんありますが自分が好きかどうかなんて普通気付くでしょと思っていました。この展開どうして今なのか、は凄く納得して読めました。
玄関に寝転がっている和久井が私好みです。 -
とても静かなお話でしたね。 あの竜神様と少女のお話はちょっとゾッとするけれど、好きですね。 ゆっくりとした関係性だったのに、突然の恋愛変換にちょっと戸惑いを感じながらも、受の気持ちにジレジレだったんですが、それも仕方がないのかな~と思って後半の受視点を読んでいたんですが、 ラスト手前の受の "うれしかったからだ" という文を読んだ時にホロリと流れましたね。 そんな事も気づけなかった受にと気づけてよかったねという気持ちがいっぱいでした。
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すごくまどろっこしい気持ちにさせられるけど、不思議と退屈にはならない話。じわじわと萌えがやってきます!
社会人となった今も、大学時代からの親友であり一風変わったところのある和久井の世話を焼いてしまう蓮見視点で描かれた「恋の棘」。
ほっとけない和久井の生活ぶりが克明に描かれていて、蓮見の心境がよくわかります。和久井はホンモノの天然で思わず笑ってしまうところもあるのですが、実はその裏には切実な孤独と寂しさが潜んでいて、徐々に胸にずっしりきます。
そんな和久井をずっと支え続けてきた蓮見が男前で、ほんとにステキ。
愛するということも愛されるということも知らなかった和久井にめちゃくちゃ振り回されてる蓮見の人生。でも蓮見も無意識のうちに和久井に相当惚れてしまっているのが伝わってきて、Hシーンはとてもいい萌えが。
「恋を綴るひと」は和久井でした。寂しい幼少時代のせいで抜け落ちた感情があることが切なくて。
でも、赤裸々な「蓮見記録」とか、二人の会話とか、微笑ましくてキュンとさせられました。
いろんなものを二人で乗り越えて幸せに暮らして欲しいなと思えるエンディング。
しっとり萌えるエロスで、いい話でした。 -
和久井の天然ぐあいが好きです。
杉原理生の作品
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