- Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199007453
作品紹介・あらすじ
六道の辻に棲む鬼を見、使役する能力を持つ矢背家――。ところが、その家系に生まれた大学生の鴇守は、大の鬼嫌い! 異形の鬼たちに恐れおののいては能力を恨む日々だ。そんな鴇守の相棒は、体長40cmの小鬼・夜刀。幼なじみ兼親友の夜刀は、鴇守を大好きと言って憚らない。鴇守の服に潜り込んではセクハラ三昧の夜刀を叱りながら、小さな任務を請け負う平和な日々――ところがある日、鬼を狩る退魔師・星合と出会い、夜刀の真実を指摘されて…!?
感想・レビュー・書評
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チートバトルだなと思った。
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鬼が絶対の忠誠を誓う「鬼使い」と、使役される鬼の関係がとてもユニーク。ただの人外じゃなくて、鬼が鬼使いに一目惚れして、執着しまくる関係性も良い感じ。全体的な世界観はとても好き。
ただし、世界観に凝りすぎて、物語のかなりの部分をその説明に割かなくてはいけないので、なかなか本題に入らなかったり、後からそういうルールなの!?と分かったり、ちょっと読んでてテンポが良くないのが惜しい。 -
とっても面白かった!
突飛な設定と弾けている攻キャラ…にも関わらず、躓くところなくスイスイ読めたのは、高尾さんの丁寧な文体によるところが大きい。反対にキャラは地の文の緻密さにそぐわないからりとした大胆な性格と言動とで話を盛り上げ、読んでいてとても楽しかった。BLらしい萌えもあり。
久しぶりに、素直に楽しかった!機会があったらぜひ続きを…!と思える本でした。 -
【別置/請求記号】 CB/913.6/タ
【資料ID】 1001012342