灰とラブストーリー

  • 徳間書店 (2014年10月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784199007705

みんなの感想まとめ

人間関係の複雑さと成長を描いた恋物語が展開されます。大手広告代理店に勤める久我山は、トラブルによって左遷され、鹿児島の支局に配属されます。彼の毒舌と心優しい性格が交錯し、周囲との摩擦を生む中、特にお隣...

感想・レビュー・書評

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  • 雑誌掲載時に読んで、穂波さんのイラストも相まって誉の嫌味な性格がかわいらしく読めました。
    その後のお話が気になって、文庫も買っちゃいました。
    鹿児島もどきから東京に戻るのか?と心配しましたが、ラブラブな二人でした。

  • 順風満帆で生きてきた大手広告代理店に勤める久我山が、あるトラブルのせいで鹿児島の支局に左遷されることから始まる活火山ラブ。
    久我山がとても口が悪くてハラハラさせられます。誰でも心に抱くような愚痴だけど、それを口にしてしまうことで久我山は悪く思われてしまう、損な性格です。
    口が災いしてバスの乗客の男とトラブルになる久我山に、おおいに心配させられてしまいました。

    根は優しくてお人よしなのに、毒舌のせいで失敗続き。そんな久我山にあれこれ構ってきて、なにかと面倒も見てくれる器の大きいお隣さんが、バスで最悪の出会いを果たした中馬です。
    意地を張って中馬には反発したり毒を吐く久我山も、さすがに自然の脅威にだけは勝てなかったのが面白かったです。で、仕方なく嫌いなお隣さんに頼ってしまって…という、このあたりの描き方がほんとに上手くて引きつけられました。
    イヤだと思っていた火山灰が、次第に自分にとって大切な意味あるものとなっていく経緯に、心がじんわりとします。桜島に対する思いが中馬に対する想いとオーバーラップしていて、感動的。

    中馬がとても寛容で魅力的な攻でした。単にやさしいのではなくて、ちょっとイジワルなところもぐっときました。
    オトナな中馬のせいで、いっそう久我山が子供っぽく見えてしまうのも面白かったです。中馬もまた完璧な男ではなく、言葉が過ぎる久我山とは対照的に、言葉が全然足りないんですよね。
    まあ、二人でちょうど良いバランスになるのかもしれません。
    エロ的にもすごくよかったです。あれです、鼻持ちならない受がベッドですっかりかわいく調教されてしまうギャップ萌えww
    砂原センセはこういうエロがものすごく上手くて、超好みです。

    お仕事ものとしても左遷で他所に来たという気持ちの強かった久我山が、ここに根を下ろして勝負をかける決意をするまでの様子が力強く迫ってきます。
    人助けで貧乏くじを引いてしまった久我山が幸せをつかむ姿に、心から良かったねと言いたくなります。
    頑張ったら必ずいいことがあるんだよ、って思えるやさしさあふれる恋物語でした。穂波ゆきねセンセのイラストもストーリーにぴったりでうっとりです!とても萌えました。

  • コミカルで楽しくて何回も読んでしまう。降灰を扱った話を読むのは初めてで、火山近くにお住まいの方の苦労が偲ばれる。

  •  CMディレクターの久我山さんが、左遷された鹿児島で中馬(ちゅうま)さんと出会う物語。
     最初は最悪な出会いをした2人の距離が、少しずつ縮まっていく過程が面白かったです。第一印象が良くない相手と、その後に仲良くなっていくことって、本来難しいと思うのです。でもこの2人は、気が付いたら近づいているって感じでした。きっと気が付かない根っこの部分で、お互いに好意があったんだろうなと思いました。
     ☆は、中馬さんの心の動きがイマイチわからなくて、久我山さんを好きな理由が理解しにくかったです。元々2人とも異性愛者なんだから、そんなに簡単に好きにならないだろうと思うので、好きになる過程にもう少し説得力がほしかったです。

  • 鹿児島に左遷されてきた広告マンと(あまのじゃく・受)そのお隣さんの医者(結婚してると思いきや…ないい男)
    鹿児島民の桜島火山灰との日常的な戦いにへええ!てなる(一番の感想)。何故だろう、この方のお話読むと付属要素そんなにいらないなって思ってしまうこともしばしば…ノーマル同士の割にふつうにくっ付いたな?というのはどうしても気になってしまうの悪い癖かな…
    挿絵穂波さんはやっぱりとてもすき!

  • キター、だいすきお仕事BLのアタリ。
    都会育ちで鼻持ちならないイケメンで、
    一流広告会社のアートデレクターが、
    左遷先の鹿児島で人と仕事とホモセクシュアルと色々
    洗礼を受けての成長譚。
    イエスか半分かシリーズを彷彿とさせる性格悪いイケメン。
    チガウのはねこ被ってないところ。
    正直で言葉もきついけど裏表ない猛進型の若者らしさが
    時に苛であり、チャーミングでもある。
    指で馴らすシーンが延々とあるのが楽しめた。
    ブツ挿入より前戯に時間かけるの良し。
    降灰のPV作るまでの苦労エピソードや、アッと驚く
    支社長のネタバレまで楽しい。

    穂波さんのあっさりした絵柄の挿し絵も好ましい。

  • 医者×鹿児島に左遷のツンデレ

    いまいち攻めが受けに惚れる過程が良くわからなかった…。受けは公然で人をホモ呼ばわりするし、猪突猛進型とはいえ、社会人とは思えない立ち居振舞い。付き合い後も、Hのときしか可愛げがないのでウーーーンと思ったり…というか、受けが普通に浮気しようとしていたことにびっくり。

  • 鹿児島・桜島でローカルBL!火山圏の方は大変なんだなぁ~って、BL以外のところで感心してしまった。

  • 2015年読了

  • 隣に住む内科医・中馬✕口が災いして飛ばされたCD・久我山。読み始めた頃、久我山は口は悪いし自意識過剰な所も多々あって、このまんまだったら途中挫折するかもと思うような言動だったけど、ちゃんとやることやるし努力を惜しまない姿に救われたw 中馬は懐深い大人でちゃんと久我山を理解して受け止めていて良い男でした。ベッドでちょいS入ってねちっこいのもまた良し! 住んでる人達にとっては大変な事だと思うけど桜島の灰の事は興味深く面白かったです。

  • 口の悪いツンデレ受けが主人公ですが、
    対する攻めもわりと辛辣で、
    大人同士の言葉の応酬が読んでいて楽しかったです。

    口が悪いと言っても根はいい人なので、
    言い過ぎてる!と思いつつも口が止まらないのを
    自分でもハラハラしてる様子に共感できました。
    仕事を頑張ってるのも好印象だし、
    仕事内容も地域に絡めたもので興味深かったです。

    ノンケ×ノンケは説得力に欠けるものが多いですが、
    この作品は最初に攻めの事をゲイだと勘違いしたことで
    意識していったというところもあって、
    すんなり受け入れる事が出来ました。
    攻めにしても身近にゲイが実際にいたから
    踏み込みやすかったのかもしれませんね。

    あと、エッチが不潔感がない程度にじっくりねっとりで
    そこも結構好みでしたw
    ツンデレがベッドではメロメロになっちゃうのは
    定番だけど好きです。

  • ツン受が苦手なので評価が辛いです。にも関わらず、ノンケ同士がくっつくようになっていく過程が自然で、自分のような苦手意識を持ったタイプでも面白く読むことができました。鹿児島の描写がしっかりしていて、読んでいると一度行ってみたくなること必至。

  • ▼あらすじ
    大手広告代理店のクリエイティブ・ディレクターとして、社内でも出世頭だった久我山。
    ところが社内スキャンダルに巻き込まれて、鹿児島の一営業所に左遷!?
    仕事も土地もローカル一色でふてくされる久我山だけど、隣人で医者の中馬が、なぜか親切に世話を焼いてくれて…!?
    灰の降る地で咲いた恋の花
    ワケあり医師×美人広告マンのご当地ラブストーリー!!

    ***

    他のお話目当てでたまたま購入した『小説Chara vol.29』に載っていたお話で、何か面白そうだな〜と思って読んでみたら鹿児島に夢を抱いてしまうほどドハマりしてしまい、こうして一冊の本になる日をずっと待ち詫びていました…!!

    書き下ろしの『隣人とラブストーリー』を含め、取り立てて派手な事は起きないんですが、ストーリーの展開の仕方が上手く、会話のテンポも非情に良いので最後まで楽しく読む事が出来ました。
    最悪な出逢いから始まり、それから親密になるまでの過程や、喧嘩から仲直りまでの流れも丁寧に描かれている為、お話がストンと違和感なく心の中に入ってきます。
    甘々、ほのぼの、シリアス、エロ。これらのバランスが個人的には丁度良く感じられ、物足りないと思う事もなかったです。

    特に爽やかな雰囲気で終わったラストが凄く印象的で良かったです。
    仕事や恋愛の問題もラストで一気に片付けるんじゃなくてちゃんと時間をかけて解決させているので説得力がありますし、読み終わってこんなに爽やかな気分になった小説は久し振りでした。

    個人的には非のつけどころがない作品だと思いますが、強いて言うなら受けの性格がちょっとな〜と思う部分は多々ありました(笑)
    特に鹿児島県民の方に失礼じゃないかと読んでるこっちが心配するほど口が悪かったりする部分もあるので、好き嫌いは分かれそうな受けだな、と…(笑)
    それに引き換え攻めの包容力の高いこと高いこと…!
    しかも普段は紳士で、ベッドの上ではちょっぴり変態っていう…!素敵やー!!(笑)

    穂波ゆきね先生のイラストも作品の雰囲気に合っていて凄く素敵でした…!
    お気に入りの一冊。文句無しの★5です!!

  • 医師の中馬×CMディレクターの久我山。鹿児島が舞台。
    前半は雑誌で読んですごくよかったので。
    とても心癒され励まされるお話でした。
    久我山が鹿児島に左遷されてきたところからお話は始まります。もう皮肉屋と意地っ張りなふたりの応酬がしょうがないひとたちだなと思いつつも微笑ましくて楽しかったです。
    大っ嫌いだ腹立たしいと思いながらもしれっと美しい表情も見せる桜島にいつしか励まされている。そんな久我山の心境を物語るようなプレゼンがとても印象的でした。
    久我山は負けず嫌いで意地っ張りで口が悪いけれど、根は素直で可愛い。いろんなプレッシャーを意地っ張りゆえに真っ向から受けてきたのかなと思うとなんて不器用で愛おしいんだろうと。
    中馬は普段は大人の余裕の滲む穏やかな感じなのに、ベッドではすっごい楽しそうなのがよかったな(笑)
    穂波さんのイラストもとても素敵でした。

  • 医者×左遷されてきた広告代理店エリート
    灰って火山灰の事だったんですねw
    ツンデレ?とは一味違う、口は悪いけど実は素直だったりギャップ萌えな受けが可愛かったです。
    お仕事描写も結構あって楽しかった。

  • ただ口が悪いだけじゃない久我山が可愛い。

  • 砂原先生の作品ってたまにこんな口の悪い受けが出てきますね(笑)センチメンタルセクスアリスみたいな。性格が悪いというより負けず嫌いで意地っ張りすぎる感じ?もう少し可愛げがあると良かったかなと思います。が、攻めはそれはそれは素敵でした。言葉使いが丁寧で人畜無害な顔して夜は変態っぽくしつこい感じがとても好き。包容力抜群の攻め様でした。

  • めっちゃ好き。たいきも、素敵な恋をしてほしいな。

  • 面白かった〜♡
    中馬さんがムッツリエロ変態紳士なとこがツボにガツンガツンはまりまくり。
    個人的に料理のできる攻はポイント高いです(^p^)
    つか鹿児島って過酷な土地なんですなぁw

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