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- / ISBN・EAN: 9784199007804
感想・レビュー・書評
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凪良ゆうさんの本を色々読みたいなぁと思っていました。
凪良さんはBLもお書きになるとのことで、ブックオフを探してみるも、全然見つけられず
(⌒-⌒; )
みんみんさんに、小説売り場ではないところに売っているのだと教えて頂きました(笑)
ありました!BLコーナーに!
そんなコーナーがあったこと、教えて貰うまで知りませんでした(^◇^;)
小説売り場しか行ったことがなかったのです。
キュンキュンくらいのBLなら読める自信があるのですが、あまりハードなのはどうかなぁ、、、と、ちょっとビビりながらも読み進めてみました。
あれ?何だっけ?
この話知ってるぞ?
デジャヴ???
と思ったら、思いっきりyukimisakeさんの感想を読んでいたからですね!登場人物のことを思いっきり記憶してました(笑)
雪さんの感想文って、そのくらい完成度が高いのですよね。何か私、結構この本のこと知ってました(笑)
でもさすが凪良先生ですね!
やっぱり引き込まれます。
文章が上手なんだろうなぁ。。。。
前半1/3くらいまでは思いっきり好み!というか、もうこれ少女漫画的な感じで、キュン死にしてしまいそうになりました。
キュンキュンが止まらない!
ロマンスが止まらない!
あー、忘れかけていたあの感情よ!
最近ずっとなかった、あの感情よっ!
まぁ、ニヤつきましたし、声に出して笑いましたし、めっちゃ面白かったです!
ただ!
3/3 あたりから、うわぁー、
そうなるのかぁー。
そーかー(-。-;
そのあたりからはちょっと苦手分野になりました。゚(゚´ω`゚)゚。
ごめんなさい、やっぱり苦手ー。゚(゚´ω`゚)゚。
ごめんなさい、こんないい本に★4コしかつけられなくてm(_ _)m
出来れば、ずっとジャイアンとのび太で居て欲しかった。
で、ジャイアンの心の声をずーっと聞いていたかった(笑)
でも完成度かなり高いですね!
すっごくストーリーに引き込まれました。
3/3 を読まなかったらぶっちぎりの★×5です!!
いや、★10コでもってくらいいいです!
3冊購入出来たので、次も読みますよ!
3/3で疲れたのでまたいつか(⌒-⌒; )
雪さんはこういうのも読めるのですね。
ほんと凄いっ。 -
おーい、平良くん!「じゃ、またな」は「また会おう」って意味ですよ!なんというネガティヴマシーン!
はい、恒例のみんみんさん印の沼落ちシリーズです♪
最早知らない人は居ないのではないかと思う凪良さん。
『星を編む』の発売を記念して近所の本屋では凪良さんを読んでみよう!のチラシが無料配布されておりました。
そのチラシはちゃんと通常の文芸作品とBL作品にわざわざ分けて書いてあり、その筆頭がこちらの作品でした。
実は当時のアルバイト仲間が、実写ドラマ版の主演の八木さんファンだった為に強制鑑賞会が行われて既に視聴済み。(女子達と鍋を突きながらBLドラマを一気観するというなんとも言えぬシチュエーション)
話の流れは知っていたのですが、原作を読んでドラマもよく出来ていたなあと今更に感心。
とはいえ、やっぱり原作の方が何倍も良かったです。
主人公の平良は吃音症のせいで子供の頃に虐められ、それが原因で高校生になってもいわゆるカースト下位で友人も作れず、お茶の間で流れる学生の自殺に共感して心を痛める毎日。
たまたま川に流されていたアヒル隊長に居場所の無い者同士だと共感してしまう程に暗い日々を送っていました。
読んでいて辛すぎるスタートですが、そんな平良の生活が高校2年のクラス替えで一変します。
たまたま前に座っていたあまりにも美しい男、清居。誰にも媚びず、俺様でクラスカーストの最頂点。そこに群がる陽キャ共。彼らが本当に絵に描いたような鬱陶しい輩共なんですが、清居はつるんでいるものの決して馴れ合わず、たった1人、平良の吃音をバカにしませんでした。むしろ格好の餌とばかりに平良を虐める彼らを制したりします。
ですがこの時の庇った理由も、清居が見ていて気分が悪いからであって別に平良を可哀想だと思ったわけではありません。清居は自分ルールで動くのです。
この事が逆に平良にとっては救いとなり、毎日清居に会う為に清井の為にパシリになる為に(もちろんパシらせてるのは取り巻きです)学校へ行く事が最大の喜びとなるのです。
ストーカーの一丁上がりです。
いや、このキャラ設定が良く出来てるんですよね。構成力の巧みさが光ってます。
凪良さんが「気持ち悪い攻めが好きです」と後書きで仰っていましたが、平良はキモい、暗い、ダサいを兼ね備えており、清居にも「きもい」と連呼されています。
こんなにきもいと言われる攻めが未だかつていたのだろうか笑。
そんな平良が何故、俺様美形である清居の心を動かしたのか。この理由が非常に納得の行くもので、しかも…切ないけど良い!!凪良さんは『汝、星の如く』しか拝読した事が無いのですが、この頃から人間を描くのがお上手だったんですね。取り巻き達の心境の変化もリアル過ぎて、本当に嫌気がさしました。鬱陶しい。(よほど嫌いなタイプだった様子)
清居がモデルのコンテストに出て雑誌に載ったのをきっかけに、この輩共とも一悶着あるのですが、2人の距離も徐々に近付いて行く事に。
友達という程仲良くする訳でもなく、相変わらず平良は下僕のようにストーカーを続ける日々。
焦ったい、焦ったいぞ!!
でもあの清居がちょっとずつ心開いてるぞ!笑ってくれた時なんかは、平良と一緒になって喜んでしまった!
誰も居ない教室で手の甲に…だと?!何だってこう、BL小説にはロマンティックが止まらない案件が多いんだ!
こんなんした事ないわ、来世に期待!!(錯乱)
と、繊細な恋模様を見守っているとあっという間に卒業式。冒頭で書いた「じゃ、まなた」事件が勃発。
平良の最早感心してしまう程のネガティヴ思考のせいで一旦すれ違ってしまう2人。
あー!!なんでこんな事に!と頭を抱えている間に平良がしれっと楽しそうな学生生活を送ってる。いや、良かったんだけどさ…うん…。
となんとも言えぬ気持ちでいたら、恋愛小説に於いて物語を非常に盛り上げてくれる恋のライバルが登場。やはりBL界にも存在しているんですね、こういうかませ犬担当は。良いぞ、もっとやれ。
この辺りで、清居視点の話に変わります。
本作ではこの清居視点の章が1番好きでした。この章を入れるタイミングが最高。色々分かる清居の事実と徐々に変化していく平良への想いが、より深く伝わって軽い溜息が出ました。(それにしても私は読書中、色々と騒がしい)
俺様な清居がじたばたしてるのが可愛かった!
すれ違って、すれ違って、くっついたように見えてすれ違って…
「最初に好きだとか言い出したのはお前なのに、なんでこんな事になってんだ」と嘆く清居に全くその通りだよ!と心で同意していましたが、BLはハッピーエンドのルールは健在でした。良かった。
やきもきした分、本当に結ばれた時はこっちまで幸せな気持ちになりました。
『汝、星の如く』でも思いましたが、凪良さんの文章の読みさすさと自然と登場人物に感情移入できる表現力が素晴らしいです。
どんなジャンルを書いても凄い作家さんは凄いんだなあと、一穂さんや木原さんに続き凪良さんでも実感してしまいました。
これらの作家さんが人気なのも頷けます。
ドラマではもう少し先まで話が続いていたので、次巻は恐らく平良が本格的に写真の修行を始めるのだと思うのですが、凪良さんの繊細な心理描写で読めるのが楽しみです。
みんみんさん、毎回厳選されたシマシマをありがとうございます!
それにしても、恋愛小説をあまり読まないのでロマンタジー(巷で流行らそうとしてるので使ってみた)をBLでばかり補充している私…
ま、良いか!!(前向き)
ー好きにたいした理由はない。だからこそ自分ではコントロールできない。離れたくても離れられない。引力みたいに、問答無用で引かれてしまうー
このような凪良さんの素敵な文章も読めますしね♪-
マキさん、タイムリー!その歌大好きで、いつも思い出しながら書いてます笑
青春恋愛物としてめちゃくちゃ面白いんですが、一つだけマキさん大丈夫...マキさん、タイムリー!その歌大好きで、いつも思い出しながら書いてます笑
青春恋愛物としてめちゃくちゃ面白いんですが、一つだけマキさん大丈夫かな?って思う事があって、綺麗ではあるんですが後半、ラブシーンが結構あります(^_^;)
木原さんほど激しくはないのですが、そこが大丈夫なら!2024/10/30 -
大丈夫かなぁ、、、
ちょっと気持ち悪いかなぁ。。。
あー、悩めますね。゚(゚´ω`゚)゚。
でも読んでみたい!大丈夫かなぁ、、、
ちょっと気持ち悪いかなぁ。。。
あー、悩めますね。゚(゚´ω`゚)゚。
でも読んでみたい!2024/10/30 -
一箇所だけ飛ばさない方が良い気がするラブシーンがあるにはあるんですが、苦手ならすっ飛ばしても話は面白いです!
終盤の一部を飛ばせば、終わりも...一箇所だけ飛ばさない方が良い気がするラブシーンがあるにはあるんですが、苦手ならすっ飛ばしても話は面白いです!
終盤の一部を飛ばせば、終わりも平和ですよ(^ ^)
凪良さん綺麗に書いて下さってるけど、読めない方は読めないよなあ…
うーん…飛ばしましょ!大丈夫!2024/10/30
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友達に貸してもらったんだけど、
なんというか、この世界観に一歩踏みだしちゃった感笑
凪良ゆうさん、こんな雰囲気のものも書くかたなんだなあ。。。
…続きも読みます。
もちろん読みます。 -
美しい彼はこちらの小説を読んでから好きになり、ドラマを観て、映画館の大スクリーンで映画を観るくらいにどっぷりこの世界観に沼りました。
底辺ぼっちな平良(ひら)とクラスの頂点に君臨する清居(きよい)の心理描写がこれでもかというくらい繊細に描かれていて夢中になりますね。
BLにありがちな性的描写さえも清々しくて美しいなと、圧倒されます。 -
凪良さんは大好きな作家さんですが、BLは読んだことがなく、手に取りにくさを感じていましたが、最新刊が10月に発売されるという事で思い切って読み始めました。
恋愛の複雑な感情が繊細に描かれており、一気に物語に引き込まれました。清居と平良の、お互い自分の世界からなかなか抜け出すことが出来ないシーンがもどかしい。これは純粋な愛の物語でした。
皆さんが沼る気持ちが理解できました。
次作に進みます! -
『流浪の月』『汝、星のごとく』に続き3作目の凪良ゆうさんの作品でした。
読んだ2作が好きだったので前から気になっていたもののなんだか手が出せずにいましたが、本屋大賞受賞と映画化のタイミングが重なり読んでみた次第です。
BL作品ということで、自分は今年33歳独身のヘテロセクシャルの男性なのでたのしめるのだろうかと半信半疑でページをめくると、まーあ、おもしろかったです。いやいや。
なんか、やはり性別のことは関係なかったです。単純に凪良ゆうさんの文章が好きだし、成熟した世界観が好きだし、構成のうまさが好きだし、初期の頃からやっぱりすごい力量のある書き手だったんだなあと、改めて思いました。
ここから、流浪とか汝にたどり着くというのも一人の作家の才能が開花していくストーリーとして大変興味深くおもしろいですし、凪良ゆうさんが人気なのがよくわかりました。
あとがきで「気持ち悪い攻めが好き」と嗜好を書かれていましたが、そのテーマをこれだけピュアに描ききれるのが最高です。
気持ち悪さへの愛を感じますが、読みながら自分自身の気持ち悪さも受け止めてもらえるような気がして感動しました。青春のキラキラとした貪欲なエネルギーに触れられたのも今の自分にとっては貴重な栄養でした。 -
凪良ゆう作品ということで手に取った。気持ちいいくらいのド直球な恋愛ものだった!!
最初はこのスクールカーストのトップとボトムの2人がどうくっつくのか、無理ない?って思ったけど、slaveというか忠犬みたいな平良の一途さが、あんな独占欲強いキングの心をこう捉えたのか!と両サイド視点を読んですごく納得。
神を崇めるような平良の気持ちはなんかちょっとわかるところがあって、憧れの君はもうそこにいるだけでよくて自分なんかが触れて良いのか、ましてや相手が自分をどう思ってるかなんて考えたこともなかった、っていうあれはオタ出切ってるのか感覚でわかりみが深い。
一方の清居の感覚のもめちゃわかってなんでこんなやつに振り回されてるんだ俺は!っていうキング気質とのギャップ、平良じゃなくても萌える。
ポイントだけ抑えると校内の王子様、面は爽やかだけど実は性格ちょっと悪い男の子と非モテ女子がひかれあってく、っていう少女漫画に良くありそうな設定なんだけど、それが濃縮されたような作品でした
2022.8.20
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著者プロフィール
凪良ゆうの作品






いえいえ、多分雪さんの感想を読んでいなかったら、この本も、この前読んだ美しいことも買わなかったと思います。
雪さんの感想読ん...
いえいえ、多分雪さんの感想を読んでいなかったら、この本も、この前読んだ美しいことも買わなかったと思います。
雪さんの感想読んで、私でも読めそうかも!?面白そうかも!?
って思いました(*´꒳`*)
3冊目ですね!!承知しました!
購入済みですので、絶対いつか読みますねo(^▽^)o
BLだけどキュンとなるって♡
いつか、読みますよ、今年中に(^▽^;)
BLだけどキュンとなるって♡
いつか、読みますよ、今年中に(^▽^;)
え!?かなさんも読めるんでしたっけ!?
もう前半、ほんとにキュンキュンしまくりでした(*´∇`*)
もうそのままキュン死...
え!?かなさんも読めるんでしたっけ!?
もう前半、ほんとにキュンキュンしまくりでした(*´∇`*)
もうそのままキュン死にしてしまいたかった(笑)