- Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199008658
作品紹介・あらすじ
華やかなファッション誌から、地味な文芸誌に突然の異動!?畑違いの職場で一からキャリアをやり直すことになった編集者の晶川。担当に任命されたのは、ベストセラー作家だけれど、超遅筆と評判の本屋敷平だ。足繁く通っても不遜な態度で、縁側で猫と居眠りしてばかり。この男から原稿を取り上げて部員を見返したい──!!ところがある夜、迷い込んだゲイバーで偶然、本屋敷と遭遇し…!?
感想・レビュー・書評
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★3.6
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例によって例のごとく、笠井あゆみ先生のイラストが見たいがために購入したのですが、私的に大大ヒットでした。続編が出たら絶対に買うと思います。
「見た目と違う」二人のお話で、ファッション誌から文芸に異動になった受けの晶川が、見た目はチャラチャラしてそうに見えて生真面目で、そこまで器用に立ち回れず、攻めの本屋敷は傍若無人で俺様に見えてその実、とてもきめ細やかに相手のことを気遣える大型犬系男子。というのがすでにツボでした。
特に本屋敷が晶川を好きだと自覚してからの豹変が可愛くて仕方なかったです。どこかずれた受け答えも非常に愛らしく、そこ?というようなところに引っかかったりする様は、晶川と一緒にツッコミを入れるような感覚でした。
いわゆる当て馬が出てこないので、二人はちゃんとお互いに向き合い、相手のことを疑ったりもせず(しかし嫉妬はします)。終始、ラブラブな雰囲気だったので、何度か心臓が破れました。
砂原先生の小説はこれが初めてだったのですが、筆運びも素敵で、また違う本も読んでみたいです。 -
猫に釣られて初めて読む作家さん。もしかしてお上手な作家さん?とても読みやすいし、受け攻めそれぞれの心情変化もしっくり受け入れられました。ところで犬先生はノーマルな方なの?
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もう少し甘くても良かったかな。
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大好きな作家と編集もの。めっちゃ良かったー。ニャンコもワンコも可愛いし、言うことなし。犬明先生のスピンが読みたい。