魔性の男と言われています (キャラ文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 39
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199008948

作品紹介・あらすじ

幼稚園では園児を惑わせ、小学校では教師を狂わせる──男に惚れられるフェロモンの呪いで、平凡な地味顔なのに恋愛沙汰が絶えない名波。住む場所を失くして身投げする寸前を救ったのは、漆喰職人の比嘉だ。「俺は呪われた血なんて信じねえぞ?」曲者揃いの職人達から男惚れされる比嘉の力強い言葉――今度こそ平穏な人間関係が築けるかも…?名波は比嘉の下で職人見習いをすることに!?

感想・レビュー・書評

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  • タイトルからコメディよりかと思っていたので、ちょっと意外でした。ちゃんと真摯に受が攻を、攻が受を好きになるお話。仕事描写や仕事仲間のてらいない言動など、背景描写も不足がなく面白かったです。
    惜しむらくは、二人がくっついてからストーカーとの攻防に焦点がいってしまったところ。無事収まって良かったけど、微妙にコレジャナイ感が。

  • 面白かったです。読後感がとってもいい。
    働く大人たちが皆とても良い人たちばかりなのもよかったし、
    これまで不可抗力で苦労してきた名波が生きていくことに
    喜びを感じるようになったことも本当に良かった。

  • 中原先生の書く「おやじ」は人間的な魅力に溢れていて、スパダリとは違う包容力や安心感があると常々思っています。ちょっとした会話の端々に、なんともいえない、煙のような格好よさがあって、おちゃらけたり真面目になったり、励ましたりからかったりする表情の変わり身がすごく素敵です。
    だからこそ、今回の「おやじ」は、周りから「男が惚れる男」だとかなんだとか、書かなくても十分伝わったのになあとちょっと残念に思ってしまいました。
    もちろん、すごく魅力的なんですが、でもそれを地の文と周りの人間の会話の両方からあまりにもダイレクトに書かれてしまうと、なんだか出来過ぎな感じがしてしまって。

    それだけが残念なところでした。

    主人公名波を付け狙うストーカーが本気で気持ち悪い&思い込み激しい&怖いのが、当て馬としては百点満点だと思います。また来た!みたいなホラーな感じが。あと絶妙に話が噛み合わない感じも、こいつはただのストーカーじゃないな!って(ストーカーにレベルがあるのかは知りませんが)。やつが絡むと、途端に現実味が出てくるので、なんというか、良いスパイス役だったなあと。
    また、ストーカーに対峙する名波が徐々に強くなっていっているのも好きでした。焦点のあわない目が、まるで男を誘っているように思わせるという本人にとっては弱点だったところを、自力で使いこなそうとするまでに成長する感じが、ただただ受動的な受けじゃない感じで好感が持てました。

  • 通常イメージする魔性の男とは違う。草間さんのイラストがピッタリ。

  • 積本崩し。漆喰職人・比嘉×魔性の血を受け継ぐ・名波。男前オヤジの比嘉がカッコイイですね。ハラハラもドキドキもあったし、成長していく名波ようすも良かった。仕事部分や仲間の存在も邪魔する事なく案配が上手なのはさすがかな。サクサク読了でした。

  • ストーカー男がターミネーターばりにしつこくてちょっと不謹慎にも笑ってしまった…ごめん。だって男前攻めが絶対助けるはずだという安心感があったからね★草間さん絵◎

  • 不思議系のお話かと思ったら割と現実的なお話でした。

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著者プロフィール

2001年に白泉社にてデビュー。シリーズ物を多く手掛ける。

「2016年 『極道の淫らな挑発』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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