セキュリティ・ブランケット (上) (キャラ文庫)

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  • 徳間書店 (2017年12月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (338ページ) / ISBN・EAN: 9784199009006

作品紹介・あらすじ

ハシバミ色の瞳にウェーブの巻き毛──異国の血を引く華やかな容貌と裏腹に引っ込み思案な高校生の宮。幼い頃母を亡くし路頭に迷った壮絶な過去を持つ宮は、新進の陶芸家で叔父の鼎が親代わりだ。のどかな田舎町で暮らす二人を訪ねるのは、鼎の長年の親友でカフェ店主の高砂に、面倒見の良い幼なじみの国生。宮にとって掛け替えのない男達は、それぞれ人に言えない秘めた恋情を抱えていて!?

感想・レビュー・書評

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  • こういう典型的なくらいあり得ない設定なのに、感情表現は繊細なのいいですよねぇ。あり得ない設定もどうでも良くなるくらい読み進められてしまいます。

    2024.11.24
    191

  • 四人(五人?)の群像劇形式BL。
    それぞれの視点で描かれているので、ある人にとっては好きな相手がある人にとっては恋敵だったり当て馬だったり…。
    いまいちノれない敗因は、脳内が高砂×鼎cp萌えしてしまって本来のカップリングを応援できないこと(宮は可愛いんだけど…)。国生×鼎が、宮に隠れて不適切な関係を続けていること。それにしても鼎さんはモテますな。

  • あんまり読んだことない設定で刺さるかな、読めるかな……でも凪良先生の本は絶対読みたい……;;という気持ちで読み始めたけど問題なかった。凪良先生の文章 お話が好きなら設定が刺さるかどうかというよりも凪良先生が書く心理描写や比喩。人生や恋においての話がすきだから一度読み始めるとページをめくる手は止まらないし、好きな表現や好きな文章がたくさん出てくる。凪良先生のお話はいつも私の中で輝いてる

  • 【2025年106冊目】
    スペイン人とのハーフである龍之介は、陶芸家である叔父の古林鼎と住んでいる。鼎は龍之介を溺愛しているが、龍之介は幼い頃のトラウマでなかなか自分に自信を持つことができないでいる。親友の国生や、喫茶店マスターの高砂、ギャラリーオーナーの万など、龍之介の周りの男達は皆一様に秘密を抱えていて――絡み合う男達の思慕の行方は。

    とりあえず全員殴ろうかなと思いました、龍之介以外ね。いや、フィクションでもダメだろ!どんな理由でも大人が未成年に手を出しちゃor出そうとしちゃor出されちゃ!まずそこが引っかかるとなかなかすんなり物語を楽しめなさそうなのですが、凪良さんの話の上手さに完敗で、先が気になりすぎて結局上巻を一気読みでした。

    最近読んだ凪良さんの話がめちゃくちゃ重くて心にダイレクトアタックされていたので、「まあ、まだマシか」と思っていたら最後の最後で最悪のドミノ倒し!餓鬼だからって容赦しねぇ、ジェシーお前引っぱたくぞ!

    えっ、ここから入れる保険があるんですか?絶望がハーモニーを奏でているの、中断できます?

    あと、やっぱ未成年を好きになる大人とか、ひたすらやばいという感想が占拠してて、登場人物同士の関係性の複雑さとか見事なのに、「でも未成年の必要ありました…?」みたいに思ってしまう。

    それでも続き、読みますけどね。読まないでいられますか!

  • 恋の矢印がたくさんすぎてもう大変。。
    個人的に推しカプはカナちゃんサヤちゃん♥
    下巻に期待!

  • まずは、
    田舎にそんな美形ばっかいるなら私も遠くから眺めたい。あくまでも遠くから。

    スペインとハーフの宮龍之介、18歳高校生。母親のネグレクトで死にかけて、叔父の古林鼎(かなえ)に9歳から引き取られ育ててもらっている。
    友人は同級生の国生。
    鼎には古くからの友人、高砂沙耶花(さやか)がいる。沙耶花はゲイで、ふらーっと陶芸家になった鼎のところに来て、おしゃれなカフェを始めた。
    新進気鋭の若手陶芸家の鼎には、ギャラリーをやっていふ万座という彼氏(?セフレ?)がいるが、お互いほんとの気持ちは違うところにある。
    花房という女性のストーカーまでいる。
    が,主な登場人物。

    宮くんは背が高いんだけど、なんか可愛い可愛い男の子な感じ。謙虚すぎていい子すぎる。
    綺麗な高砂に密かに恋心を抱いているが、19歳差の為叶うわけもないと思っている。
    高砂は高校時代、鼎が好きだった。だか、関係壊したくないので、かけがえのない親友という位置にいることにした。(のち、鼎が男も行けると知ってショックを受ける)
    今は健気で可愛い宮くんが好きだけど、やはり19歳差で親友の息子同然の宮なんか、ダメだと思っている。
    国生はとにかく、鼎が好き。小学生の時から好きだつた。鼎と万座の関係を,宮にチクると脅して鼎を抱く。
    そんな時、ストーカーの花房がやってきて事件を起こす。

    登場人物の恋愛模様が交差しまくっててややこしい!
    でも、なんか面白い!
    じとじとしそうな性格の人が多いのに、話はそんなジメジメしてないのがいい。

    下巻楽しみです。

  • ホモの痴話喧嘩に巻き込まれるお花ちゃん主人公受け
    いやでもでっかわいい受けはいいぞ
    それ以上に攻めが古の女の子の夢みてえないい塩梅のダンディな大人の男で…少女漫画なのか昼ドラなのか…(混乱)

  • さすが作家10周年です。面白いです。登場人物たちのいろんな人生と思いが詰まっています。少しでも自分と共感できたり理解できる部分があるとおもう。

  • 健気受な宮がいい。素直で可愛くて…片想い同士だけど、すでに高砂が溺愛モードになるのがわかる。そしてイタリア男的な高砂も、まあまあのスパダリ具合で、二人無事くっついてもらいたいと願わずにはいられない。ストーカー女の顛末にはモヤモヤが残るけど、本筋は4人の恋愛だからしょうがないのかな。休まず次の巻に手が伸びる。

  • 年の差過ぎて、チョットなんだけど、
    国生は応援したくなる。

    一番カッコイイと思うのはのは万ちゃんなんだけどね。

  • ★3.6

  • 下巻発売が迫ってやっと読む。


    この後どうなっていくのか、予想通りだとつまんない???

    色あせても残っている気持ちは、結構厄介なものだと思うが。

    やり直せないということは、なんと残念なことか!!と年寄りはもったいながる(笑)

  • 幼い頃母を亡くし路頭に迷った壮絶な過去を持つ高校生の宮と、彼の親代わりで陶芸家の超絶美人な叔父の鼎、鼎の長年の親友でカフェ店主の高砂、そして宮の頼れる幼馴染の国生の4人が織りなす、ちょっと複雑な人間模様が描かれたお話です。
    生き生きとしてそれぞれに明確な個性を主張する登場人物たちが、さらに脇キャラを巻き込んで恋愛を繰り広げていくので、群像劇が好物な読者にはたまらないものがあります。

    宮の過去が辛すぎるのですが、あくまでも暗さとかドロドロ感とかなくて、フランス映画でも観ているような感覚になりました。ところどころコミカルだったりして、鼎の自由すぎな恋愛関係にツッコむのを忘れてしまうほど。
    四角?五角?関係に拗れていて、デリケートな宮が一番傷ついてしまったと感じさせられました。
    それでも誰が傷ついたとか、誰のせいとか決めつける事ができない切ない恋のあれこれ…
    4人交互視点での進行なので、それぞれの思いを十分に感じる事ができるからなおさら切ないです…

    愛すべきキャラいっぱいなんですが、花房ちゃんとジェシーは今のところ共感できないですね~
    花房もジェシーも超エゴイスティックで、女だから中坊だからってだけでは納得できない最悪モンスター。
    自由に見える鼎だって、実は孤独や胸に秘めたままの想いに苦しんでいるのに、そんな彼に自分の気持ちだけを押し付けてくるなんて…

    それに比べて宮は自分を押し殺し過ぎですよね。我慢せずに幸福を思い切り味わえるようになるといいなと思ってしまいました。宮はかわいいです、ほんとに。
    すごいところで下巻に続いちゃってて、このあとどうなるの??と脳内が勝手に暴走中。
    オトナcpとお子ちゃまcpでおさまるとも思えず、だったら誰かが諦めるのか…?とか、ぐるぐる予想中です。…やっぱり高砂と鼎なんでしょうかね~
    でも、宮には絶対幸せになって欲しいですよね。

  • 続きがきになるーーー!
    宮が不憫でならない(泣)
    個人的には、高砂×鼎でとりあえずくっついてしまえばいいのにって思います。
    宮と幼馴染みの国生はまだ高校生だし、別の出会いが今後ありそうだし(笑)
    主要人物四人の主観がそれぞれ変わりながら展開するお話で、視点が変わると感じかたも変わって、とってもおもしろいです。
    個人的には鼎に感情移入しますが、国生とはくっついてほしくない、なんか!(笑)

    イラストがいまいち好みではないのが残念。
    でも、お話は面白いです!
    下巻が待ち遠しいです。

  • とっても良かったです!まさかのめっちゃ気になる終わり方で続きがすっごく待ち遠しい。しかもどうくっついてもおかしくないですよね。誰と誰がくっつけば幸せなのか。でも龍は誰に似てあんなに大きくなったんでしょう。

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著者プロフィール

京都市在住。2007年に初著書が刊行され本格的にデビュー。BLジャンルでの代表作に『美しい彼』シリーズなど多数。2017年に『神さまのビオトープ』を刊行し高い支持を得る。
2020年『流浪の月』で「本屋大賞」を受賞。『滅びの前のシャングリラ』で2年連続「本屋大賞」ノミネート。
「直木賞」候補、「吉川英治文学新人賞」候補などに選ばれた『汝、星のごとく』にて、2023年に自身二度目となる「本屋大賞」を受賞する。続編『星を編む』も大きな話題となった。

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