悩ましい彼 美しい彼 3 (キャラ文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199009600

作品紹介・あらすじ

美形が売りの新人俳優の新作は、売れないお笑い芸人役!? 熱望した演出家の舞台なのに自分とかけ離れた配役に、稽古でもダメ出しの連続の清居。美しい顔が邪魔なら捨ててやる──!! 悩んだ末に舞台期間だけ20kgの増量を決意!! 醜くなる姿を見られたくないと恋人の平良に同居解消を言い渡す。俺には神とも星とも崇める清居が必要だ──!! 振って湧いた試練に平良は激しく動揺して!?



役者としてステップアップするため、清居が決行したのはなんと、××になるコト!?

「美しい彼」シリーズ、待望の新作が登場!!

感想・レビュー・書評

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  • 今日は娘と枚方パークに行ってきました。
    娘の大好きな芸人、
    バッテリィズを見に(๑>◡<๑)

    朝8:31浜松発の新幹線に乗り、ちょい遅れで京都に着くと、京都は雪で真っ白でした。

    あー、お笑いより雪の京都を歩きたい。。。
    雪の清水寺とか見たかったなぁ。。。

    京都で近鉄に乗り換え南下。
    途中雪の東寺がちらっと見えただけでも良しとします(^^)

    途中乗り換え枚方パークへ無事到着。
    一目散に野外ステージへ。
    午前中の公演が行われていましたが、すっごい人。人。人。
    娘が狙っているのは14:45からの公演。

    お昼前から席取りしましたよ。゚(゚´ω`゚)゚。
    激寒の中、3時間外で只管座る。。。
    いい経験させてもらいました(笑)
    明日は大阪城近く、森ノ宮で3公演らしいです。付き合ってあげる私、優しいよなぁ。。。
    ま、楽しませてもらっているのも事実。


    さて、全然本の感想じゃなかったですね。
    失礼しました。

    金曜日に読み終わっておりました。
    皆さんが仰られるように、もうこれはお仕事本!
    お仕事本なのに、めっちゃ面白かったです。
    寧ろお仕事本の方が私には合うのかも!?

    清居というキャラが大好きになってしまい、もう清居が頑張っているだけでキュンキュンしてしまう。

    そして、アマプラの美しい彼は何度もリピートして見てしまう。
    めっちゃ清居くんにハマってしまった( ̄O ̄;)
    びっくり。
    自分はほとんど誰にもハマることがないのに。。。
    こんなにキャラにハマるのは、三国志の諸葛亮孔明以来かもしれない(笑)

    八木くんの動画を見ても何とも思わないのに、八木くんが清居をやっているとヤバいのです(⌒-⌒; )


    娘が、バッテリィズを見るだけで幸せになるように、私は清居くんを読むだけで幸せになれます(*^^*)

    あー今日も生ビールが美味しかった♪
    明日も大阪を楽しむぞぉ!!

    • bmakiさん
      かなさん

      娘に引っ張り回されるだけのお出かけですが、こんなことでもなければ、生で芸人さんを見ることも一生なかったですし、いい経験させて...
      かなさん

      娘に引っ張り回されるだけのお出かけですが、こんなことでもなければ、生で芸人さんを見ることも一生なかったですし、いい経験させて貰ってます(笑)

      今晩は家でゆっくり飲みたいと思います(*^▽^*)
      2025/02/10
    • どんぐりさん
      わーアイコン見逃しました_:(´ཀ`」 ∠):
      わーアイコン見逃しました_:(´ཀ`」 ∠):
      2025/02/10
    • bmakiさん
      どんぐりさん

      ごめんなさいm(_ _)m
      時々やっているので、またの機会にご期待くださいm(_ _)m

      ってほど、たいしたもんじゃないの...
      どんぐりさん

      ごめんなさいm(_ _)m
      時々やっているので、またの機会にご期待くださいm(_ _)m

      ってほど、たいしたもんじゃないのですが^^;
      2025/02/10
  • あーもう、尊い。清居と平良の関係性、めっちゃ尊いわ。(一度使ってみたかったけど使い方あってんのか?)
    3作目はお互いの将来と2人のより良い今後の為にそれぞれが成長しようと頑張る物語。
    シリーズ中で1番良かった回でした!

    今までの過去のトラウマのせいで、やればできるんだからと自意識過剰になっており、逃げていた自分に清居のお陰で気付き、一歩踏み出す平良にこちらも勇気を貰えました。

    しかし今回は清居の凄さに、真に美しい男だと感動した次第。
    清居は現在、イケメン俳優としてテレビの仕事も増えて人気急上昇中。ですが顔だけで売れてしまって実力が伴わないと後から出てくる新人に押されて使い捨てになってしまう。
    そもそも清居はテレビより舞台の仕事がしたかった為に憧れの劇作家、上田の舞台のオーディションを受け続けていましたが全く引っかからず。
    ところが、前回の安奈ちゃんの恋愛騒ぎにより、良くも悪くも話題の人となった清居は、話題でチケットの販売数を稼ぐ為に上田の舞台に起用される。
    7つの大罪をテーマにした作品だったので、誰しもが俺様な清居には『高慢』の役が来るだろうと本人でさえ予想していたのに、なんと当てがわれた役は『嫉妬』であるお笑い芸人。

    この辺り、結局は上田がどういうつもりで清居を起用したのかははっきりと言明されなかったのですが、それはもう役作りに苦労する清居。
    上田は初めて使う俳優にはきついので清居をボコボコに。
    更に稽古では清居だけが役を掴めずに、他の俳優の足を引っ張っている状態。

    もう読んでいてこっちが心折れそうになりました。流石の強メンタルの清居も流石にやられるんじゃ…と心配していたのですが…

    かっこいい、清居かっこ良すぎるわ…。
    めげない、折れない、努力しまくる。

    このシリーズを読み始めた時には、清居は天才肌の絶対王者なのかと思っていたら、なんと努力肌の青年だった。
    そして更に驚いたのは、天才なのは平良の方だったという衝撃。

    でも平良にとって清居は絶対的なキングであり、頭上に輝く星のような存在であるし、清居もそれが分かっているので星であろうと必死に努力する。
    あー…尊い。(なんて便利な言葉)

    実は清居の方がベタ惚れしているのではという絶妙なラインが本当に上手い!凪良さん凄いなあ(また始まった)

    悩み抜いた末、清居が役作りの為に選んだ行動に「うぇ?!」と変な声が出た程に衝撃を受けた私。
    嘘だろ…?!そんな、美しい男が…。
    結局はできないままでどうにかなるんだよね?そうだと言って欲しい、と冷や冷やしながらページを捲って行くと…

    やりおったあ!!この男に二言は無かったあ!!

    もう本当にびっくりしました。BLってファンタジーだとシマシマ師匠のお姉様方にお聞きしていたので(木原音瀬さんは異例ですよね?)、これはタブーだろうという先入観を持っていたのです。
    清居を描くのに、有り得ない表現が出るわ出るわ…。
    本当に驚きましたが、これでこそ美しい男…。
    巻を重ねるごとに清居が好きになっていきますね。

    平良の方も相変わらずネガティヴ俺様ですが、清居に呆れられて置いていかれない程度には保ちたいともがいています。
    ここに来て、より2人がお互いを引き上げている関係性なのが理解できて尊い…になる訳です。

    それにしても相変わらず平良のキャラ設定が秀逸で、笑わせてくれたり感動させてくれたり忙しいです。
    前巻もかっこいい所を見せてくれましたが、今回も決めてくれます。
    詳しくはお読み頂きたいのですが、あれは感動したなあ。
    そんな平良にはいつでも美しい己しか見せたくないという乙女かつ男前な清居。
    純愛だ、純愛。
    今思うと『嫉妬』は案外、清居にぴったりの役ですね。

    このシリーズ、定期的に読み続けたいのですが、いよいよ現状では出ている次の巻が最後となってしまいました。読みたいような、勿体無いような…。
    番外編だけゲット出来ていないのでどうにか読みたい所であります。

    ところで、本シリーズは葛西さんの綺麗なイラストも見所なのですが、今回は本当に冷や冷やしました。
    アレになった清居があのイラストでくるのか…?と少し楽しみにしていたのですが(楽しみなんかよ)あとがきでの凪良さんいわく「物語に込めたメッセージ性を表現する為にも泣く泣く後ろ姿に変更となりました。」との事。

    安心したような、残念なような…笑。

    おびのりさんのレビューを拝見して、清居が減量する方法に気付いていたと書かれているのに流石は師匠!と感心してしまったのですが、私は全く気付かなくて、少し笑ってしまいました。
    これがBLの醍醐味ってやつでしょうか?!

    本当にこのシリーズは凪良さんファンの方々には是非とも読んで頂きたいけれど、ハードル高いのかなあ。

    • みんみんさん
      イケメンカップルでアニメイト(๑°﹃°๑)


      ペロリッチは何でも被り物似合うのよ笑
      イケメンカップルでアニメイト(๑°﹃°๑)


      ペロリッチは何でも被り物似合うのよ笑
      2025/01/13
    • おびのりさん
      手を繋いで会計へ向かってください
      写真お願いされるかも
      手を繋いで会計へ向かってください
      写真お願いされるかも
      2025/01/13
    • yukimisakeさん
      いや残念ながら、僕の方は…笑
      まあセミ男効果で5割り増しなるかな笑

      え?!セミ男と手を…( ꒪⌓꒪)
      いよいよ怖い物がなくなりますが、その...
      いや残念ながら、僕の方は…笑
      まあセミ男効果で5割り増しなるかな笑

      え?!セミ男と手を…( ꒪⌓꒪)
      いよいよ怖い物がなくなりますが、そのアニメイトに2度と行けなくなりそう…笑
      2025/01/13
  • 引き続き美しい彼3
    新進俳優・清居は、念願の舞台オファーを受ける。役作りに悩んだ彼は自分の武器の美しさを葬るため、増量を決意。結局、内面乙女な清居は醜くなる自分を恋人平良に見せまいと別居を申し出る。
    「太っている自分を見るのも禁止」令まで出されるが、平良は「不審者」ファンの行動は続ける。
    恋人の決意と熱意を見て、彼もプロカメラマンの一歩を進み始める。
    舞台で成功を収め、過酷なダイエットで美しい清居に戻りつつあったところを 平良が恋愛ホルモンで完成形へ。(私は気づきましたよ。残り3kの減量方法を!)

    設定が絶妙なんですね。陰×陽・天才×努力、そして「攻め」「受け」での逆転萌え。これ友情じゃあダメなんだろうか?って思うんだけど、着地点を一緒に暮らすと考えると、愛情なんだろうなあ。

    マツケンがマツケンサンバ大ヒットしている時、ショーで時代劇やって歌謡ショーやってお客様楽しませて、ラストにマツケンサンバやっちゃうと、ぜーんぶ飛んでちゃうみたいなこと言ってたけど、わかるわ。「わたしのの美しい庭」とか飛んじゃったよ。どーしてくれる。

    • みんみんさん
      おびさんおはよう御座います♪
      10ダンスをBOOKOFFにて100円で
      ゲットいたしました(〃ω〃)
      読んだらレビューしちゃおかな笑笑
      おびさんおはよう御座います♪
      10ダンスをBOOKOFFにて100円で
      ゲットいたしました(〃ω〃)
      読んだらレビューしちゃおかな笑笑
      2022/09/08
    • おびのりさん
      みんみんさん。

      10ダンス、ファンの為のプロダンサーの集いみたいなのあったんですよ。
      私は、日曜日で行けなかったのですけど。
      次回は、行き...
      みんみんさん。

      10ダンス、ファンの為のプロダンサーの集いみたいなのあったんですよ。
      私は、日曜日で行けなかったのですけど。
      次回は、行きたい!
      2022/09/08
    • みんみんさん
      10ダンスはヤングマガジンだから男の人も読んでるのよね(*_*)
      おびさんダンスデビュー笑笑
      10ダンスはヤングマガジンだから男の人も読んでるのよね(*_*)
      おびさんダンスデビュー笑笑
      2022/09/08
  • シリーズの3作目です。
    今作は平良と清居が仕事に対して抱く葛藤がテーマでした。清居は厳しい演出家の舞台が決まり、役作りで悩み、苦しみます。清居は見た目の美しさを捨て、役者として出来ることを懸命に模索していく姿がとても良かった。一方平良は、野口のアシスタントをこなしながら、個展をやるか迷います。自分が個展なんて…と卑下しながら、その裏側では自分の作品が認められなかったら、という不安に苛まれます。お互い苦しい状況に追い込まれたことで、よりお互いの事を理解するようになり、それぞれが成長していく姿にグッときました。シリーズ作品の中で一番好きです。
    番外編も楽しみに読みます。

  • 平良と清居、それぞれの挑戦。
    読んでいて胸が熱くなった。
    この先の2人も応援したい。

    ✎︎____________

    惚れた男のためは、自分のためと同じことだ。

    いくら好きで結ばれても永遠じゃないんだ。お互いに努力しなくちゃ続かない。

  • 清居さん、一冊目だとなんでも卒なくこなす印象だったけど、意外と?野心家で自分に厳しくて自分をしっかり持っててストイックで……ファンになるわ。
    美しい彼シリーズ全部好きだけど、特にこの回好き……

  • 清居奏という人間は、常に前向き・鬼メンタルで、欲しいものを手に入れるためならどんな努力も怠らない。
    そんな彼が、今までの人生で最大とも言えるであろう壁にぶち当たり、役作りのために生まれ持った美しいルックスをぶち壊すことを決意します。
    今までスタイル維持のために己を律しまくっていた彼にとって怠惰な生活は苦痛であり、美味しいとも感じないカロリー爆弾を、苦しくとも口に運び続けるシーンは、読んでいて涙が止まりませんでした。

    あらすじを読んで、まさか本当に20キロも太らないでしょう?清居くんは太れない体質で、努力しても太れないとかそんなオチじゃないの?だって美しくなかったら、清居くんじゃないじゃん!なんて思っていた自分を正座させてお説教したいです。

    清居奏が美しいのは、その容姿だけではなかった。
    どんなに見た目が変わっても、彼の心が美しいのです。

    その事実を、彼氏である平良くんはずっと前から分かっていたのでしょう。
    どんな姿になったとしても、清居奏は美しいと。
    彼はいつだってキングなのだと。
    (ヤバイ...私も平良の思考に毒されている...笑)

    そして、食べ物を口に運び続ける清居くんを見つめながら、臆病でその場から動けない自分に気付いた平良。
    自分も変わりたいと決意するシーンは大号泣でした。

    二人の置かれた状況が見事にリンクして、2人とももがき苦しみながらも、自分の置かれている状況から決して逃げ出さずに、努力し続ける姿が本当に素晴らしくて、自分も頑張るぞー!!という気持ちにさせてもらえました。

    平良は、清居くんはキングで自分は石ころだと思っているけど、清居くんは、平良は天才で自分は凡人だと思っている(そして平良がそれに気が付いていない)のがまた面白くて、だからこそ、お互いがお互いに置いていかれないように努力し続けようとするのが凄く良かったです。
    真逆だからこそ、お互いに足りないものを与え合い、刺激し合える。
    なんて素晴らしいカップルなんだろうと思いました。

    そして、今回も平良の宇宙人志向・きもうざっぷりには何度も笑わせていただきました!
    凪良先生の言葉選びのセンスは絶妙ですね。
    さらに今回は、清居くんの平良愛がかなり深まっているのも面白かったです。
    エビコロのくだりは可愛すぎました!!

    あとがきを読むとまだシリーズは続きそうなので、今後も続きが楽しみです!

  • 良すぎ...良すぎだ...
    こじらせてるのに純粋で真っ直ぐで、ただ愛があるだけではなくてそれ以上にお互いを高めていける何かが2人の関係にはあって、素敵だな〜
    3巻まで来ても平良のぶっ飛び具合に一生慣れなくてゲラゲラ笑ってしまう、全然笑うポイントじゃないんだけどな...
    恋愛の話としてだけじゃなくて普通にストーリーもおもしろいし、感情の動きもすごく繊細に描かれていて、読み進めたいのに読み終わりたくない気持ちになった

  • はー、今回もかなり面白かった。

    それにしても、今回は2人の成長物語だった。
    あんなに教室でダルそうにしていた清居が、ジンジャーエール一択の清居が、あんな風に、ストイックにひたむきに仕事に立ち向かうなんて。見つけた人は強い。平良も、あんなにネガティブで、きもい妄想の世界に生きていたのに、清居との未来のためにネガティブなりに変わろうとしている姿に胸が詰まった。2人だから成長できるって、感動だわ。

    平良は清居を崇拝してるけど、好き度合いでいったら、清居の方が上な気がする。それほど乙女!かわいい!
    それに、清居の家族も登場してよかった。過去の愛情不足があったから、どんな暗いお家かしら、と思っていたけも、家族はみんないい人たちで、普通の家庭で育ったことに安心した。

    若いって、ほんとににがくて苦しくて、不器用にしか前に進めない。でもだからこそ尊いんだなぁとこの作品を読んであたらめて思った。こらからの2人がますます楽しみ!

  • もう読み終わるのが辛すぎて毎日ちょっとずつ読んでたのが終わってしまった、、
    こんなにも読了後の満足感と寂しさが同時に感じられる本は他にありません。
    また1から周回します

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著者プロフィール

1973年生まれ、京都市在住。2007年、BLジャンルの初著書が刊行され、デビュー。17年『神さまのビオトープ』を刊行し、高い支持を得る。19年『流浪の月』と『わたしの美しい庭』を刊行。20年『流浪の月』で「本屋大賞」を受賞する。同作は、22年に実写映画化された。20年『滅びの前のシャングリラ』で、2年連続「本屋大賞」ノミネート。22年『汝、星のごとく』で、第168回「直木賞」候補、「2022王様のブランチBOOK大賞」「キノベス!2023」第1位に選ばれ、話題を呼ぶ。翌年、同作の続編にあたる『星を編む』を刊行した。

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