式神の名は、鬼 (3) (キャラ文庫)

  • 徳間書店 (2020年6月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (298ページ) / ISBN・EAN: 9784199009969

作品紹介・あらすじ

大蛇の妖魔を倒したのに、
呪詛をかけられた痣が消えない!? 
手がかりを失い途方に暮れる陰陽師の櫂。
時を同じく病室から伊織が姿を消した!! 
人喰い鬼の羅刹は櫂の身を案じ、
どんなに命令しても片時も傍を離れない。
まさか房中術が解けてしまったのか…!? 
失踪した伊織の行方、迫る命の刻限、
その鍵を握るのは八百比丘尼!! 
解呪をかけた対決の時が迫る──
全ての謎が明かされる完結巻!!

感想・レビュー・書評

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  • ストーリーの完全度:非常に高い
    トーン:シリアス
    エロ度:普通
    萌え度:高い
    総合評価:★4.8

    夜光先生の作品は一度読み始めると止まりませんね。特に後半の方はハラハラドキドキの連続で、結末が気になり過ぎて先にハピエンかどうかを確認してしまいました(笑)
    ストーリーがしっかりしているのも良かったですし、個性あふれる脇キャラ達の活躍も見ていて楽しかったです。

    ただ、最後の方がやや駆け足気味だった事が少し気になりました。
    特にラスボス2人との対決はあんなに引っ張った割に随分あっさり決着がついたなぁといった印象で、この辺はもう少しじっくり描いていただきたかったというのが本音です。

    それにしても羅刹の成長には驚かされましたね。最初の頃の尖っていた羅刹がもはや懐かしいです(笑)
    欲を言えばまだまだこの二人の話を読んでいたい…!後日談でも何でもいいから読みたい…!
    調べてみたらスピンオフが出ているそうなので、とりあえずそちらを読んでみようかな…。(でも那都巳が攻めなのは解釈違いなんだよなぁ…^^;)
    あー、本編の続きが読みたいよーー!∩(´;ヮ;`)∩

  • シリーズ最終の第3巻。怒涛の追い上げでした。
    櫂は陰陽師としての力も不十分で、弱く、周りから守られるキャラだったんだね。前回まである程度こなしてたから、最後は自力でなんとかするのではと思ってたんだけど。まぁ、相手が凶悪すぎたけど、見事にボロボロだった。おかげで、羅刹の強さだったり、那都巳の有能さだったりが際立つね。那都巳、もうちょい優しくなれないかな…。
    今回はホントシリアスだった。ハッピーエンドとはいかなかったけど、いいラストでした。やさぐれてた櫂が、すごく可愛く見えるようになりました。

  • 現代の陰陽師もの、完結編です。
    櫂の身体を蝕む呪詛が果たして無事解かれるのか、鬼と化した伊織の運命はどうなるのか、羅刹との関係は変わっていくのか…と、色々気になることがありましたが、息もつかせぬ怒涛の展開で鮮やかに全てが解決となりました。
    伏線回収がしっかりできていて、さすがだと思ってしまった…
    あと、登場人物の活躍ぶりがまんべんなくて、どのキャラも印象深かったのもよかったです。
    まあ、比丘尼に関して言えば、まだまだ謎めいた部分を残してはいたものの、本当にスリリングで面白くて陰陽師ものとして満足な読み応えでした。

    2巻目ではちょっとダークで魑魅魍魎と戦うすさまじさがメインだったので、ほのぼの感がなかったのがさびしかったんだけど、今回はハードな妖怪との戦いがありつつも櫂を取り巻く人々(鬼々)とのほのぼのとした場面がいっぱいあって、これがたまらなく良かったです。
    式神の伊織がいなくなったのは仕方ないけど、草太の母の雪が仲間入りして殺伐とした中にもファミリー感が爆上げ。
    草太が人でもなく鬼でもなくアイデンティティが迷子になっていても、雪が支えることで苦しみが半減してる感じで読んでいて救われました。
    で、草太がヤンチャで憎めなくて場の雰囲気を明るくしてくれて、急に思春期を迎えちゃったシーンが最高でした。

    結局、伊織が残念な形で終わってしまったけど、邪悪な気持ちにとらわれて人喰い鬼にまで堕ちてしまうというそのいきさつにぞっとさせられましたね…
    一方の櫂はどんなに羅刹を好きでも限りがある一生を人として生きようと考えるところがとても深かったです。
    羅刹との愛欲のために鬼になる道を選ばないところが、意外でありながらも納得できました。
    羅刹も鬼ながら、人としての気持ちを少しづつ取り戻していて、それはやっぱり櫂を心から愛したせいかな…と思えるのが強烈な萌えですよね。

    ライバルの陰陽師、那都巳もさりげなくいいヤツでカッコよかったです。
    スピンオフは草太と那都巳だということで、今からとても期待しています。

  • 伊織は鬼に堕ちたほうが幸せなんだと思うと、気持ち悪くて哀しいね…。
    残りのページ数を確認しながら読むの久しぶり。えっ終わらせられる?と心配になるほど後半は怒濤の展開でした。ビクニ問題は持ち越し…かな?とりあえず櫂編は完結。
    そして夜光先生といえばエロ(違う)。今回は大人に成長した草太の精通(笑)が、中身は子供のままなので無邪気なエロスというか、新鮮でした。
    草太と那都巳ですか?!スピンオフ早く読みたい…

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