幾千の夜を超えて君と (キャラ文庫)

  • 徳間書店 (2021年8月27日発売)
4.13
  • (5)
  • (7)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 55
感想 : 3
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (258ページ) / ISBN・EAN: 9784199010408

作品紹介・あらすじ

「死ねない」男と一緒に、不老不死の謎を
解く──!? ワケありな男たちが繰り返す
運命の恋!!

深夜の山道をドライブ中、見知らぬ男が突然
飛び出してきた!? 自殺行為に驚愕する矢代だけど、
大量に出血した男はなぜか服の下に傷一つない。
しかもその男・司波(し/ば)は、なんと
「俺は死ぬ方法を探してる」と告白!!
不老不死の薬を飲んで以来、150年生き続けていると
いう。死という終着点を失くし、この世に居場所を
見出せず永遠に彷徨う…。放っておけない矢代は、
共に「死ぬ方法」を探すことに!?

みんなの感想まとめ

テーマは「死」と「生」であり、不老不死の青年とトラウマを抱える塾講師が織りなす心の葛藤が描かれています。物語は、死ねない男が抱える苦しみと、彼を助けようとする矢代の優しさが交錯し、切なさを増していきま...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 不老不死の青年×休職中の塾講師。
    もうあらすじから私の好きなシリアス感が
    ひたひたとダダ漏れてますよね…(*´艸`*)

    死ねずに苦しみながら生きる男と、原因不明のトラウマに苦しみながら生きる男のお話しで、どちらも相手のことばかり考えていて、途中とても切なくて泣けてきました(;_;)

    不老不死のまま生きるか死ぬか、あるいは奇跡が起きて普通の人間になるか…考えられるのはそのくらいでしたが、ははあ…そうなったか…。

    あとがきで「賛否分かれそうな終わり方」と
    中原先生ご自身が書かれていますが、納得。
    私は“賛派(そんなのあるのか!?)”ですね…。
    優しい終わり方だな、と思いました。

    ただこのあとどうなるんだろ?とは思いましたがw

  • そうなりましたか……っていうラスト。
    不老不死の男(司波さん)と、成り行き上死に方を一緒に探すことになった閉所恐怖症の男(矢代さん)。
    いつも思うけど、「死ねない」ってつらいよね。周りが歳を重ね死んでいく中で、ひとり、老いもせず死にもしない。
    しかも、自分を助けるために唯一無二の存在が酷い拷問の末死んでしまった。ずっとずっと己を責め続けながら生きてきた。
    そして、不死であることで自らも何年も「研究材料」として囚われ実験台になってきた。

    いい加減、終わりにしたい。目を閉じて、もう目覚めたくない。何度そう思ってきたことだろう。

    そんな中出会った矢代さん。偶然出会った…ようだけど、強く結ばれた縁に引き寄せられたふたり。

    ラストは……泣いた。そうなりましたか……って。生きるのに、「希望」が大事。司波さんがたったひとつ、大切にしている希望。それがあれば生きて行ける。
    系統としては、前作「拝啓、百年先の世界のあなたへ」に似てるかなあ。
    幸せならいいんだ。よかった、って思う。それでも、まあ個人的な感想だけど切なくて泣いちゃう。果てしなくて。

  • 不老不死の男・司波と、何かトラウマを抱えていそうな男・矢代。死ねない司波の「死ぬ方法」を探す。
    お互いの視点と現在過去、行き来しながら物語は進み…。ラストで胸が締め付けられた。語彙力ないので稚拙な感想だけど、面白かった。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

2001年に白泉社にてデビュー。シリーズ物を多く手掛ける。

「2016年 『極道の淫らな挑発 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中原一也の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×