- Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199010415
作品紹介・あらすじ
「悩ましい彼」の舞台裏が垣間見える
新作番外編書き下ろし!!
大人気「美しい彼」シリーズの番外編を
一冊にまとめた番外編集。
役作りのために同居を解消した平良と清居。
自分の発案なのに、一人暮らしの淋しさからか、
清居は怪奇現象が見え始める…。一方、
TVも追っかけも禁じられた平良に、
清居とニアミスする僥倖が訪れて!?
離れていた空白期間、二人に何が起こって
いたのか──大ボリューム90P超の新作書き下ろし!!
平良の愛称「きも殿下」誕生の経緯から、
清居の幼少期の回想録まで入った必読の番外編集!!
感想・レビュー・書評
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K伊國屋書店入り口付近に、凪良ゆうさんのコーナーが作られていて、一押し「汝星の如く」他既刊本が平積。「汝星の如く」を気の遠くなる図書館予約を待ちながら、何の躊躇もなく、本作をレジに持っていく自分の行動が不可解。
平良君という圧倒的なネガティヴ青年が、神の如き清居君を徹底的に崇めるのですが、このパワーあるネガティヴさは、カフカの絶望論とかさなるんだわ。作中にも、ネガティヴも一周回って傲慢になるって、上手いこと言うなあ。一周回ると同位置だけど2周目だからね。 -
美しい彼シリーズの番外編です。
今までのお話しの裏側が描かれており、とても楽しめました。平良や清居はもちろん、野口さんや智也くんのキャラクターが良い。
凪良さんの作品は、『流浪の月』『汝、星のごとく』『星を編む』を読んでいて、どれも重く、辛く、切ないところが良いなぁと思っていましたが、美しい彼シリーズはクスクス笑える所が多く、凪良さんの新たな魅力に気づかせてもらえた作品でした。最新作を楽しみにしています! -
本編の裏側を書いた短編集。
平良とTOの話が好きだった。
清居の舞台の話は何度読んでも胸が熱くなるなぁ。
今後、本編の続編も発売されそうなので楽しみにしておこう。
✎︎____________
イマジネーションを育てる最も有効な方法は、人を牢獄につなぐこと。
縛られるほどに高く羽ばたくものが『心』である。
音楽、映画、小説、芸術の分野に属するものと相対する時は、こちら側のコンディションも大事なのだ。心がざわめいているときは、その真価を味わい尽くすことはできない。
愛情と憎しみは表裏一体なの。
誰かを好きになるって、とことん、理不尽なものなんだ。性格悪くてもブサイクでもセンス悪くても馬鹿でも、惚れたらそいつが最高なんだ。
愛とはそもそも不本意なものなのだ。 -
美しい彼シリーズすべて読み終わってしまった……
あっという間に虜になった
4巻が発売されるのを楽しみに生きます……! -
書き下ろしもあり、今後ももっと目が離せなくなりました。
キモ殿下戴冠誕生秘話等、全てが詰まっております。
パン姐様最高です。殿下最高です。
清井の愛の深さ、変わらずの平良のキモウザさ、この二人での無くてはならない空気感が凄く凄く素晴らしく良い。
エターナルを読んだ時から、ずっと言いたかった
••• エターナル‼︎
葛西リカコ先生の絵も眼福です。
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巻数を重ねるに連れて、お互いがお互いを思う感情も大きくなってるのがわかるし、清居の平良に対する理解度の高さはもう愛でしかない。
平良も平良で清居と少しずつ目線を合わせたかなと思いきや定期的に宇宙に行ってしまうところも相変わらずで、もうエターナルに続いて欲しい作品です。
続編待ってます! -
読了後、キモい笑顔でニコニコしちゃった。全体的には本編の補完という感じでそれもまた美味しい。
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この時こんな事があったんだ!!!とかそれぞれの目線で同じ時間が進んでくのが読んでて楽しい。久しぶりに推しの小山も出てきて嬉しい
続編待ってます♡ -
こんなに笑えていいんだろうか。
でもちゃんと恋愛要素もあって、想い合っている幸せにデゥフッ!
突然のオカルト展開も気になる。
4作品読み終わったので、
そして、
みんなきっと言いたくなるはず
エターナル!
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これまでの様々な場面を切り取ったショートショートを含めた作品集。あの時の裏でこんな出来事が!がたくさん読めて楽しかった。平良くんと野口さん、清居くんと平良くんの親戚の智也くん、清居くんと平良くんの元カレ(?)の会話とか面白すぎて、通勤電車でマスクの中でデュフフしてたら一駅乗り過ごした。宇宙人レベルで思考が読めない「きも殿下」こと平良くんもいいけど、不要で不毛なヤキモチを常にやいてる気の毒な清居くんが好き。もう続きは読めないのかなぁ…
著者プロフィール
凪良ゆうの作品






京極先生還暦祝い!「春の鈍器本祭り」開催中
「絡新婦の理」堂々の最厚最重量第一位‼︎
これからも唯一無二の極厚作品を期待...
京極先生還暦祝い!「春の鈍器本祭り」開催中
「絡新婦の理」堂々の最厚最重量第一位‼︎
これからも唯一無二の極厚作品を期待してます‼︎
だって土瓶さん笑
おびさんのレビューで失礼しましたm(_ _)m
私のエースを狙え特装本とどっちが厚いかしら。
私のエースを狙え特装本とどっちが厚いかしら。
たしかに「絡新婦の理」はシリーズ中の一冊の厚さ重さとしては一位なんですが、「鉄鼠の檻」もわず...
たしかに「絡新婦の理」はシリーズ中の一冊の厚さ重さとしては一位なんですが、「鉄鼠の檻」もわずか数ページしか差がなかったはずです。ほぼ僅差。
読まれる前には手首を鍛えてください^^
そして話の長さだけで言うなら、「絡新婦の理」の後の「塗仏の宴」の方が上です。が、こちらはさすがに一冊でまとめるのは物理的に無謀だと判断したらしく、「塗仏の宴 宴の支度」「塗仏の宴 宴の始末」という上下巻に分かれています(笑)
それにしても……百鬼夜行シリーズ最新刊はまだかいな。タイトルだけ発表されているのに何年待っても出ない><
おびのりさん。
サイン本好きですね~。なんか意外。
ちなみに今まで読んだ本の中で一番分厚くて重かったのは「西遊記」でした。いろんな形式のがあるんだろうけど……厚めの電話帳ぐらいあったわ。しかも2冊(笑)