- 徳間書店 (2021年9月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (322ページ) / ISBN・EAN: 9784199010439
作品紹介・あらすじ
剣は苦手だし、戦争中は後方支援部隊にいて、
何の功績も上げてない。なのに栄誉ある
王室護衛官に抜擢され、貴族の末席に加わって
しまった││。不安に揺れるトリスタンはある日、
同盟国からの使節の接待係を命じられることに!!
国賓として訪れたのは、戦線の英雄にして、
大公の懐刀と名高い伯爵イーライ。身分も
華やかさも併せ持つ不遜な男に、反発と劣等感を
刺激される日々が始まって!?
感想・レビュー・書評
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いやもうさすがの安定感!設定や人物の言動行動、物語の流れに無理がないっていうか、「作られた感」がないっていうか、読んでいてストレスを感じない。
するっと物語に引き込まれてワクワクする。
独立戦争後の、国を改めて整える後処理中の各国。
武人としてよりも後方支援で活躍したトリスタンは、王室護衛官を拝命し騎士の称号を与えられる。でも、自分には過分だと、場違い感に悩んでいる。
そんなある日、隣国ラトミアから親善の使節団がやってくる。その接待に追われる、いわば宮廷内政治のお話。
前回のスピン元読んでないしな…と思ったけどフィンレィ、の名前で思い出した、読んでるわ!
インレーみたいな名前…って思ったんだったわ!
親善っていうけど、本当の目的は何だろう?の探りあい、王女達のキャピキャピ(これがまた、これ単体で読みたいくらい)とそこに含まれる伏線、ラトミア後継者の問題。
国をまたいだ恋で、お互い国の中枢で活躍してる立場で、どうするんだろうなあと思ったら。そうですか。「ただの恋する男だよ」ときた、いやん( *´艸`)
これだけ自己評価が低いトリスタンの働きっぷりを、他の人の視点からみてみたいなあ。
秘書とかに向いてるんだろうなあ。
そんで、一生懸命「立派であらねば」ってあわあわしてるのを結構周りの護衛官達は弟をみるように微笑ましくみてそう。
でも、ブルーノさんとか、全くの贔屓目無しに評価してるんだもんね、いやー、トリスタンの活躍場面もっとみたかったわ~。
そしてそのうち、不埒な輩に絡まれたときは「私は武芸は苦手ですから」って言いながらさらっと合気道みたいのでかわしたりしてて欲しいなあ。きっとイーライさんが教えてくれそう…心配して。
なんてね~詳細をみるコメント0件をすべて表示
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