野望円舞曲 1 (徳間デュアル文庫 た 1-3)

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  • Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199050053

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりのSFである。
    結構前から気になっていたので購入。
    ふむ、たしかに、登場人物全員が何かしら腹に一物隠している。主人公なエレオノーラが特に激しい。外見、他者への印象はおとなしいたおやかな財閥の令嬢だが内心は男勝りな性格。
    さらに、いつかは国家転覆を狙うなどかなり激しい。

    話全体としての印象はどことなく森岡浩之の「星界」に似ている。星間航行の方法が決められていて、そこが戦略上かなり重要であるところや、主人公が元首の血縁であるところである。しかしながら、描写としては本書の方が異世界感は少なく人類社会の延長であることが強調されている。
    ひとまず今後の展開を期待する。

  • 時たま真面目についていけなくなる。でも、面白いです。

  • 銀英以来、久々にキタ!感ある作品。

  • 銀河英雄伝説(以下銀雄)の著・田中芳樹氏原案のスペースオペラ。
    銀雄に比べると…光るキャラがいない。
    銀雄に比べると…舞台が狭い。
    銀雄に比べると…主人公は自由に動いている。


    等々、どうしても見比べてしまうのは宿命。初刊としては一応舞台背景やキャラの性格が理解できるように描かれているので次刊以降の展開に期待。KLAN(田中芳樹原案の小説)のような形にはならないでほしい。

  • 原作・田中芳樹で読んでみたけど……。

  • かの『銀河英雄伝説』以来のスペースオペラの開幕と云いたい所だが、何だか迫力不足。今一歩世界観が解らない。
    登場人物もグイグイと人を惹きつける者がいなく、ジェラルドとエレオノーラとコンラットのいずれに絞り込むべきか迷っている様子。
    特にコンラットの存在は作者達には予想外の一人歩き振りだっただろうと思われる。
    過去の名作と比較すべきではないのだろうが物語、登場人物、世界観全てにおいてスケールダウン、あの熱気をもう一度!

  • 【120】

  • 本編全10巻

  • 2009/02/01-2009/02/02

  • 7巻にまとめて感想。

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著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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