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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784199050121
感想・レビュー・書評
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深海4000メートルの海底実験施設で起こる連続怪死事件、しかも現場は密室状態という設定に心惹かれる。
しかも語り手は携帯デバイスに宿る仮想人格だというから面白い。その上ガチガチの本格ミステリ。推理の過程が美しい。
SF的特殊舞台がきちんと伏線となる妙技に感服。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
密室ミステリーになります。
舞台が深海実験施設なので、SFかと思ったらSF要素は無く通常の密室ミステリーになっています。
化学や科学の話は多数出てきますけどね。
主人公である探偵役は眠ることができない体質で、それに付属する疑似人格のコンピュータが探偵助手役なので、探偵組がSF要素としては一番強いでしょうか。
深海実験施設そのものがSF要素じゃないかと言ったらそうなんですが、事件がこの深海という密室の中で発生しただけでSF施設として動いてるわけではないのです。
…まぁ、SFミステリーじゃなくて、ミステリーであるというのは、巻末の解説の受け売りなんですがね。
冒頭の「クロストーク現象」が、最後の最後に鍵になる伏線がしてやられたという感じですね。
事件そのものは、ミステリーの定番だったり、トリックは科学施設特有現象を利用したものだったりで、比較的平凡なはずなのですが、なにかすごいという印象でした。
非常に面白かったです。 -
海底4000メートルの研究施設内で起きた密室殺人を科学雑誌記者の鷲見崎遊が解決していくSF設定のクローズド・サークルもの。予備知識がないと見破れないメイントリックには不満があるものの、「何故犯人は容疑者が限定される空間で犯行を重ねなければならなかったのか」というホワイダニットは目を見張るものがあります。鷲見崎遊と人工知能「アプリカント」との会話も楽しく、なかなか読み応えのある作品だと思います。
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姉妹作『M.G.H』より劣る気がするが、楽しめる。三雲岳斗はもっと評価されていいと思うのだが。
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登場人物の区別が曖昧。
メインストーリーより、細かな部分がよくかけている。 -
面白かった。が、手が辛かった(厚かったから)
海底で、逃げ場所のない、まるで正統派ミステリー界で言われる「孤島」ものに似通った状況。
主人公が科学雑誌のルポライターであることと、また取材先(物語の舞台)が科学の粋を結集した場所であったことから、内容はほぼ科学的なものだった。
ミステリーでは大体そうだが、相棒と呼ばれる存在がおり、その相棒が、人間をちょっと超えちゃっている存在だったもので、なかなか新鮮で楽しい設定だったように思う。
ただ、学生時代から科学まるで駄目だったので、そこら辺は理解するのに苦労した。
トリックや方法などの謎は非常に楽しかったのだが、反して動機についてはちょっと首をかしげざるを得ない。
次に続く裏的な謎があるように思えるが、これは続きは出ているのだろうか?
伏線に、主人公の過去のことなどがあるが、この本では解決されていない。 -
設定が好きなミステリィ。最後、詰め込みすぎな感はあるけど。
08/10/29−再読− -
20070414読了
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三雲岳斗の本は当たり外れが激しいのだけど、これはあたりだと思う。
海底施設で密室殺人が起きるんですが、そのトリックが面白い。理系の人間には堪らない内容。
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