マリオネット症候群

  • 徳間書店 (2001年10月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784199050787

みんなの感想まとめ

他人の人格が乗り移るという奇妙な設定から始まる物語は、軽快なコメディの要素を持ちながら、予想外の恐ろしい結末へと展開します。最初は軽薄な印象を受けるかもしれませんが、物語は深いテーマを掘り下げ、読者を...

感想・レビュー・書評

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  • よみやすくて面白かった。
    最後のおわりかたが楽しかった。

  • 作者後書きによると、この本はSFとしての執筆依頼によって書かれたものらしい。しかし「楽しんでもらえればいそれでいい」というスタンスで書かれており、特にジャンルに拘った感はない。個人的にはそれでいいと思ってる。「SF」だとか「ミステリ」だとかのカテゴライズなどは出版社の人間が頭を悩ませればいいのであって、我々読者には関係がない。私達のカテゴライズは「面白い」か「そうでない」かの二種類で充分なのだ。
    その極めて個人的かつ傲慢なカテゴライスによるとこの本は残念ながら後者に入る。
    個人的にはあまりに軽いタッチが物語に引き込ませる力を削いでしまったように思う。素材は良さそうなのに実に惜しい。
    だが、作者が読者を楽しませようとしていることは行間から溢れるほど伝わってくる。そして私はそんな作者が大好きだ。
    本作は好みの味付けではなかったが、次回に期待してまた次の作品を読んでみようと思う。

  • 目を覚ますと自分の体に他人の人格が乗り移ってたという、よくある設定で始まるが、人格移転も殺人事件も何だこりゃというような結末。
    軽いコメディのようだ。後味はいい。
    (図書館)

  • 半裸の美少女がパジャマのズボンの中に両手を突っ込み、
    自分の股間をまさぐってビックリしているカラー挿絵に釣られて購入。
    少女に少年の意識が憑依し、身体の主導権を乗っ取られるとの設定から、
    これはきっと『スラップスティック微エロラブ・コメ』に違いないと勘違いし、
    読み始めたら、とんでもない。
    ありがちな設定から始まった物語は、当初の予想を覆す、
    とても恐ろしい結末を迎えるのでした。

    確かに“乾くるみ”はクセになる。

  • 2011/07/16 No.12
    乾くるみさんの小説は目をつける視点が面白い。イニシエーションラブに比べたらインパクトは薄いがこの本もなかなか良い。

  • あけてびっくりカラーイラストが半裸だったから
    「え、エロなの?そういう感じのマリオネット?!」

    って思ったら、エロは全然なかった(笑)
    挿絵家の趣味かい(笑)

    どんでん返しで有名な乾さんだから期待してたけど、面白かった!
    ビギナー向けな仕掛けって感じだけど、わかりやすくて私はよかったな。

    最後の二転三転は、なかなかにやりとさせられたな。

    自分の意思で身体が動かないっていう心理描写はすごくリアルで、面白かったなー!ぐんぐん読めました。

  • 設定はとんでもないのに、やたらとコミカルな印象を受ける。登場人物たちの順応性があまりにも良すぎるからかな。とんでもないラストも含めて、楽しく読める。

  • 連続して、一作家を読むとはずれる場合も多々あります。そういうときは、自分の見識のなさにあきれ返ります。申し訳ありません、感想を書く気が今は(当分)しません。

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著者プロフィール

静岡県大学理学部卒業。1998年『Jの神話』で第4回メフィスト賞を受賞し作家デビュー。著者に『イニシエーション・ラブ』、『スリープ』など。

「2020年 『本格ミステリの本流』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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