ザリガニマン (徳間デュアル文庫 き 2-4)

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199050800

作品紹介・あらすじ

『有限会社ムゲンテック』の社員トーノヒトシは、「人類の敵」を開発する最中に、謎の爆発事故に巻き込まれた。破壊された機材、飛び散った現実。生体素材と人間とのインターフェイスは思いがけない事態に発展。彼は「正義の味方」ザリガニマンとなってしまったのだ。ゆけ、トーノヒトシ!戦えザリガニマン!書き下ろしだよ、ザリガニマン!!あの「かめくん」の姉妹編が登場だ。

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。この面白さはどこから来るのだろうか。
    ストーリー、キャラクター、文体、SF設定。それらかもしれず、どれでもないのかもしれない。
    でも読んでいる時に心がざわついた。ざらりとしたそれが堪らなく心地好かった。それが面白かったと思う根幹なのかも。

  • 『かめくん』や『かめ探偵K』に較べて、ストレートな(明示的な)SF感が心地良い。会社描写等は、やや「またかよ」感あり・でも、そこも良かったり。90年代ノスタルジィを感じるのです。面白かったです。

  • 450 ama

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著者プロフィール

1962年、兵庫県生まれ。
1992年、デビュー作『昔、火星のあった場所』で第4回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞、『天動説』で第1回桂雀三郎新作落語〈やぐら杯〉最優秀賞を受賞。2001年には『かめくん』で第22回日本SF大賞を受賞。『どーなつ』『北野勇作どうぶつ図鑑』『どろんころんど』『きつねのつき』『カメリ』『レイコちゃんと蒲鉾工場』ほか著書多数。
ライフワークとも言える【ほぼ百字小説】は、Twitterで毎日発表され続けており、その数は4000を超える。

「2023年 『ねこラジオ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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