サムライ・レンズマン (徳間デュアル文庫)

  • 徳間書店 (2001年12月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784199050923

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プレミアム

みんなの感想まとめ

舞台は銀河を舞台にした壮大なスペースオペラで、サムライ文化が息づくアルタイルを舞台に、主人公が日本刀を携え悪と戦う姿が描かれています。レンズマンシリーズの外伝として、既存のキャラクターたちも登場し、フ...

感想・レビュー・書評

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  • 何度呼んでも燃える!
    舞台はキムボール・キニスン(レンズマンアニメ版でも主人公だった、かの人)が銀河調整官となり、将来は第三段階レンズマンとなる一子キットが妻クリスとの間に生まれている。
    ボスコーン戦争から既に10年程度たっている、そんな時代。
    QX(OK)、つまりレンズマンが最も華やかなりし時代、シリーズでも一番面白い時代に続く、そんな時代。
    ひとりのサムライがレンズマンとなって活躍する!
    といっても、地球の日本出身というわけではない。
    アルタイルに入植した日系人の子孫で、どうやらアルタイルの日系社会はサムライ文化が華やかに花開いており、多数のサムライがいて、アルタイル柔術などというものもある(多分抜刀術も伝えられている)。
    日本刀を腰に横たえるこのサムライ、シン・クザクは麻薬商人デイルズを追っている、というストーリー。
    しかし、キムも活躍するし、トレゴンシ-、ウォーゼル、ナドレックもそれぞれ登場するうえ、鯨のレンズマンも登場。キムの相棒格っmファン・¥バスカーク大尉も活躍するというサービスぶりで、いやあ面白い。
    中身もE.E.スミスばりに、壮大な展開をしてくれるので実に爽快だ。

  • レンズマンシリーズは、むっちゃ好きな小説の一つ。
    サムライレンズマンは現代の日本人がこれをリスペクトし、きちんと遺族からも承認を得て、物語の一つとして書き上げたものだ。
    正直、主人公?のクザクに然程魅力は感じないし、新しく登場する他の人物も同様だ。
    だが、この、コアになるアイデアだけは凄い。
    これ、書きたくなる気持ちは、もの凄く判る。言われてみて、何で気づかんかってん、そんな感じ。

  • なつかしい旧友に会った感じ。クリアエーテル!

  • 再読、実に明朗快活正統派スペオペ!かつてのSFの懐かしくも新鮮な匂いを振りまきつつ、敢えてのサムライが秀逸!アクションその他のバランスも抜群、良作!

    個人的に「レンズマン」はかつてのアニメが障壁となって苦手意識の強かった。アニメもあるいは今見れば多少は評価が変わると思われるが、幼少時の自分にはあまり魅力が感じられず、また何より「レンズ」と言う設定の難易度が(当時は)高過ぎて食わず嫌いが続いていた。
    その後、あのアニメ自体、実験作としての側面が大きく、原作ファンの支持も微妙だったとの噂を聞いたが、それが真実であれば実に勿体ない。

    それはさておき「サムライ・レンズマン」である。
    外伝とは言え原作者の御遺族の許可を得ての正統な作品との事で、その分設定などにとらわれ窮屈な作品では…と危惧するも全くの杞憂、実に闊達な物語である。

    何より「サムライ」、西洋人の誤解の中の日本を敢えて描く試みは既に様々な場で行なわれているものの、それが正統派スペース・オペラ、なかんずく「レンズマン」と言う誰もが名を知る大作の中に登場する新鮮さは筆舌に尽くし難い。超人的なアクションの全てがこのギミックにより血肉の通ったものとなるのも素晴らしい。

    さらにその人間離れした活躍と表裏一体である非人間的な精神を鋭く看破する場面があるのも快い。詳しくは本書を読んで頂くより他無いが、この場面がために物語に一層の味わいが加わったと断言出来る。

    蛇足だが、「サムライ」と言いつつやはり海外イメージの戯画化されたもうひとつの日本人像、「頻りにお辞儀をする愛想笑いを浮かべたサラリーマン」が登場するのも興味深い。
    単純に面白がるのも一興、また深読みするのも自由、リーダービリティにも優れたシンプルな構成が自在な読み方を読者に提供してくれるのも魅力の一つである。

  • 殺意を反射するクザク
    カッコイイデス

  • 未読

  • もともとレンズマンシリーズが面白く、なんだこれ、と思って思わず手に取った記憶がある。これが面白かった。
    EEスミスにはかけないだろーなーというキャラがなんとも心地好く。
    シリーズ化しないかなー、と今でも思う。

  • 未読。SF大会で自暴自棄になりながら買った記憶だけはある。

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著者プロフィール

第2回電撃ゲーム小説大賞<大賞>受賞。『ブラックロッド』(電撃文庫)でデビュー。著書多数。

「2017年 『ある日、爆弾がおちてきて 【新装版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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