ラーゼフォン―時間調律師 (徳間デュアル文庫)

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  • 徳間書店
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レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199051203

作品紹介・あらすじ

もう何度、繰り返したのだろう?-ドーレムの襲撃によって死んだはずの村瀬明は、十六歳の少年として目覚めを迎えた。死と生のリフレイン。彼に分っているのは、もうすぐこの東京がMUの攻撃にさらされるという事実だけ。しかし今回は違った。パソコンのチャットを通し、異空間に存在する"自分"から、この時間ループを抜けだすには、"ラーゼフォン=未知なる音を奏でる太陽神の乗り物"を見つけだすことだと知らされる…。アニメ『ラーゼフォン』の世界を再構築した書き下ろしシェアワールド・ノベル。

感想・レビュー・書評

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  • あれれ、テレビシリーズとは印象がえっらく変わりました。
    こちらの方がハードSFっぽいですねえ。あ、そうか、筆者
    が神林長平氏なのですか。
    世界観を引継ぎつつも随分と加筆(?)なさっているのだ!

  • アニメ版設定・神林長平×出渕裕対談付き。

    カバー / 出渕 裕
    口絵 / 末弥 純
    章扉 / 山田 章博
    カバーデザイン / 岩郷 重力+WONDER WORKZ。(海老原秀幸)

  • アニメは未見だが神林長平につられて。

  • ラーゼフォン本編とは直接関係のない作品。
    どちらかというと『雪風』シリーズを読んでる感じ。
    面白いけど、非常にわかりづらい。

  • 単純にアニメのノベライズではなく、アニメの世界観を下敷きにした神林ワールド全開の別物と呼んでもいい作品。
    後半はかなり駆け足で話が進んでいくので少々物足りなさを感じたかも。

  • 「ヤマト2199」を監督する出渕裕が初めて監督を務めたオリジナルSFアニメが「ラーゼフォン」。映像が綺麗で、話は少々難解だがラブストーリーという一本軸があるためにそれでも楽しみやすくて、結構好きなアニメ。

    本作はその小説版だが、この神林長平版「ラーゼフォン」は、アニメ版のごく基本的な部分だけを流用し、その他の部分についてはアニメ版とは全く異なる設定を用意して書かれた別作品であり、いわゆるノベライズではない。

    別途、アニメ版をノベライズした小説版もあるようだがそちらは未読。

    本作は、時間軸が人為的にゆがめられたことにより小さな「時間の環」が作られ、主人公はその環の中で似たような人生を無限に繰り返している、という設定。しかし死んで蘇った後も死ぬ前の記憶は残っており、それが多大な重圧となっていて、何とかこの繰り返しから脱したい、というのがストーリーの軸。

    繰り返され過ぎてきた同じような人生のために、主人公が持つ他人への興味は薄く、この世界をぶっ壊して人生をちゃんと終わらせたいと願っている。

    他人への興味のなさの裏返しとして、アニメ版でのストーリーの軸だったラブストーリーという要素は本作では皆無に近く、さらに、登場する個々のキャラについての描写もひじょうに少なく、キャラはただ名前という記号として登場しているに過ぎない印象。

    記述の大半が世界設定の説明に費やされており、ストーリーに割いている文章量はごくわずか。

    キャラ相関関係についてもハイテンポでどんどん説明されるが、ただでさえ相関関係が複雑な上に、各キャラには神話上での別名も与えられているのがややこしい。各キャラのキャラの薄さの影響もあって、これを把握するのは苦労させられた。説明不足な印象。

    正直、この内容を1冊にまとめるのは無理があったのではないだろうか。俺はついていくのがやっとで、楽しむ余裕は無かった。せめて2冊構成なら。

  • 神話を知らないので、そこのところの面白さを感じられなかったので残念です。
    短編しか読んでないんですけど雰囲気が少し違ったような気がしました。

  • 原作(アニメ)とは別の物語、しかしラーゼフォン。
    原作がマヤ・アステカ神話などを下敷きにしているのに対し、本作はエジプト神話が下敷きになっている。

  • 神林長平が書いたラーゼフォンのノベライズですが、なんというか言葉遊びに終わっちゃっている神林長平作品みたいな感じで、面白さは中途半端かなと、また読みなおして再評価してみたい所存です。

  • アニメのノベライズ。山田章博がキャラクター原案か何かで絡んでて心惹かれたけど結局アニメはよく観ていない。主人公がそもそも違うらしいがやっぱり覚えていない。でも神林長平なので読んだ!
    世界観が楽しい。時間を調律するとかもう…楽しい。この何だか良く分からなくなる感じがとても好き。

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著者プロフィール

1953年、新潟県新潟市生まれ。79年、短編「狐と踊れ」で作家デビュー。『敵は海賊』、『戦闘妖精・雪風』シリーズなどで数多くの星雲賞を受賞し、95年、『言壺』で第16回日本SF大賞を受賞した。『魂の駆動体』、『永久帰還装置』、『いま集合的無意識を、』、『ぼくらは都市を愛していた』など著書多数。SFファンの圧倒的な支持を受けている。

「2017年 『フォマルハウトの三つの燭台〈倭篇〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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