蟲忍―ムシニン (徳間デュアル文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (177ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199051463

作品紹介・あらすじ

狂風吹きすさぶ地上にあって、神木"七星樹"に守護される最後の人都。その周辺部に跳梁する人外の魔物と半人半怪の超忍者"虫忍"たちとの戦いは、あたかも黒白の毒蛇が互いの尾を喰らうが如く、永遠に決着することはない。そして、魔物であり虫忍でもある境界の存在としてかつての同胞に追われるくノ一、"辻疾風"の阿音-復讐の刃を心中に秘め、友の仇たる最強の虫忍"夜刀神"縁隈の足跡を追う、少女抜け忍の運命や如何に。気鋭のイラストレーター・前嶋重機の描き出す世界を鬼才・古橋秀之の言霊が疾走するサイバー忍法帖、ここに見参。

感想・レビュー・書評

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  • 漢字にルビが振られた造語が行き交い、刃が舞い肉が断たれ血が噴き荒れる忍者活劇。怪物めいた付喪神が跳梁しする世界で、体内に蟲を呑み半人半怪半不死の蟲忍が戦い合う。
    イラストと小説が融合し新たな忍法帖が生まれる。こりゃあ面白い!!

  • 前嶋重機氏のあたためていたアイデアを古橋秀之氏が小説家したもの。イラストがふんだんに使われ、むしろコラボ作品といえる。
    魅力的な絵、古橋氏らしい重厚な表現により世界観は存分に伝わってくるのだが、悪い言い方をすれば漫画化されなかったコマ切れのイラストと短すぎるストーリーでは作品としての魅力まで昇華されていないように感じた。

  • どうなんだろう・・・・?
    ラスボスが強すぎてこれは・・・
    みたいになってますが、イラストいっぱいでテンポもよく楽しく読めました。

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著者プロフィール

第2回電撃ゲーム小説大賞<大賞>受賞。『ブラックロッド』(電撃文庫)でデビュー。著書多数。

「2017年 『ある日、爆弾がおちてきて 【新装版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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