イノセンス After The Long Goodbye (デュアル文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199051548

感想・レビュー・書評

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  • かなりハードボイルド、バトーが渋いおっさんになっている。攻殻機動隊のタグをつけたが実際はまったく別のものとして捉えたほうがよいだろう。何しろ、トグサがちょこっと出てくるだけどほかには攻殻機動隊に出てきたキャラクターは出てこない。小道具として「電脳」や、「公安9課」「義体」は出てくるものの、そこまで重要なものとしては出てこない。
    しかし、バトーというキャラクターを掘り下げるにあたりこのような見方もできるという視点を与えてくれるものではある。
    雰囲気も映画版、SACどちらとも違うより退廃的な空気が漂っている。

  • 個人的にはバトーが主役っていうだけで買い。というか、単純にイノセンスのノベライズなのかと思って手にとってしまった。イノセンスに至るまでのバトーらしい。アニメ版からイメージするバトーよりは饒舌な感じ。

  • バトーが非常にカッコイイ!!
    そして、世界観!
    ああ、電脳化している人たちはこんな感じなんだなぁ…サイボーグの体ってこう感じるんだ…という描写が良かったです。さすがはSF作家さんが書かれている、と感じました。
    ただ、やはり漫画や映像作品とは別物だという感覚を持って読んだほうがよさそうです。

著者プロフィール

1950年生まれ。74年『神狩り』でデビュー。『地球・精神分析記録』『宝石泥棒』などで星雲賞、『最後の敵』で日本SF大賞、『ミステリ・オペラ』で本格ミステリ大賞、日本推理作家協会賞を受賞。SF、本格ミステリ、時代小説など、多ジャンルで活躍。

「2023年 『山田正紀・超絶ミステリコレクション#7 神曲法廷』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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