イノセンス After The Long Goodbye (デュアル文庫)
- 徳間書店 (2005年9月6日発売)
本棚登録 : 222人
感想 : 19件
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- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199051548
感想・レビュー・書評
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かなりハードボイルド、バトーが渋いおっさんになっている。攻殻機動隊のタグをつけたが実際はまったく別のものとして捉えたほうがよいだろう。何しろ、トグサがちょこっと出てくるだけどほかには攻殻機動隊に出てきたキャラクターは出てこない。小道具として「電脳」や、「公安9課」「義体」は出てくるものの、そこまで重要なものとしては出てこない。
しかし、バトーというキャラクターを掘り下げるにあたりこのような見方もできるという視点を与えてくれるものではある。
雰囲気も映画版、SACどちらとも違うより退廃的な空気が漂っている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
個人的にはバトーが主役っていうだけで買い。というか、単純にイノセンスのノベライズなのかと思って手にとってしまった。イノセンスに至るまでのバトーらしい。アニメ版からイメージするバトーよりは饒舌な感じ。
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バトーが非常にカッコイイ!!
そして、世界観!
ああ、電脳化している人たちはこんな感じなんだなぁ…サイボーグの体ってこう感じるんだ…という描写が良かったです。さすがはSF作家さんが書かれている、と感じました。
ただ、やはり漫画や映像作品とは別物だという感覚を持って読んだほうがよさそうです。