- Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199051937
作品紹介・あらすじ
銀座でカフェを営む伯母の九尾、メイドのたま子と暮らす丑三進ノ助は、文筆活動をしながら、探偵をしている。しかし、その正体は平安より生きる鬼・夜叉丸。帝都東京で起きた連続爆破事件。その真相を探る進ノ助は、紅蜘蛛少佐こと、弟・地獄丸の痕跡を見つけた。兄と弟の果てなき戦いは、帝都を揺るがす陰謀へと…。鬼でありながら、人とともに生きる兄。鬼であるために、人を殺しつづける弟。彼らに未来はあるのか。
感想・レビュー・書評
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大正探偵怪奇譚第3巻。
すごく切ない結末で、ちょっと泣けました。
変わることを受け入れた兄と、変わることを受け入れられなかった弟。
どちらの気持ちも痛いくらいよくわかって、悲しかったです。 -
3巻で、また現代に戻り、事件です。
連続神隠しの次は、連続爆破事件か・・・。
なかなか気の抜けない帝都。
人と仲良くやりたい兄と、人を殺し続ける弟。
その間に根深くある、母親の存在。
このオカン怖い。モンペだ。
弟くんは外見に合わず、非常にマザコンでファザコンでブラコン。
家族以外はどうなっても構わぬというスタンス。
や、普通に家族を大事にしてるってことなんですけど。
妖怪よりも、人間は人間にヒドイことするよねっていう。
殺陣とか、そういうアクションシーンがアッサリ終わってしまった感があって、ちょっと残念です。 -
気になるが、どうなんだ?