お奉行、水がありません!

  • 徳間書店 (2016年11月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784199052149

みんなの感想まとめ

歴史を背景にしたエンタメ小説で、時代劇の王道を感じさせる作品です。主人公たちの熱いドラマや、魅力的な悪役たちが織り成すストーリーは、読者を引き込む要素に満ちています。特に、加賀の辰巳用水普請事業を題材...

感想・レビュー・書評

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  •  日本エンタメ小説大賞優秀賞作品。再読。

     素直でまっすぐ。定番の時代劇を観るような安心感がある。題材となった加賀の辰巳用水普請事業も興味深く描かれていた。

     だが、すべてがさらっと流れるように書かれているため深みに欠ける。
     切腹を賭け普請事業に取り組む左近、主家を裏切りお家乗っ取りを企む奥川、出自を気にかけ忠義と保身とで揺れる脇田、陰謀に嵌められ切腹に追い込まれた父の無念を思う花。
     魅力的な人材を揃えているのだから、その内心まで踏み込んで欲しかった。
     今後に期待を込めて☆3つ。

  • フィクションのようなハッピー感で読み終わりました
    歴史小説ですが、表紙を見たら普段読まない読者も手に取って楽しめそうです
    しかし、この用水は、歴史に残る素晴らしいものだそうです
    土木とか測量、逆サイホンっていっても
    理解が追っつかないところは、ちょっと読み飛ばして(^^;
    金沢城は、現在復元されていて当時の雰囲気がわかるかもしれませんね?
    グーグルで歩いてみたら、ちょうど桜が咲いていました!ナイスです(^_-)-☆

    当時の様子が気になったので、
    「古地図をたよりに金沢散歩学」という本をながめながら読みました!

  • 飛行機のフライトのあいだに一気に読んだ。
    ドラマにでもなったら大層面白いだろうなと思って表紙裏を見たら、もともとは舞台脚本だったそう。納得。

    二人の主人公の一人はちょっと奥手だけど熱血漢の奉行、もう一人は心に悲しみを抱える実直な実力派職人と立場が違うのに共通する部分があって良い。悪役は頭脳明晰だが自分本位、権力奪還を目指す冷血男、その補完役の藩の重鎮ふたりも金とエロが好きな悪役らしくていい。時代劇の王道らしくて読んでいて楽しかった。ほろっとさせるところはいくつもあって、思わず涙したり笑ってしまったり、まさにエンタメ小説であった。
    この金沢の辰巳用水については私は全く知らなかったのだが、昔、観光で行った兼六園にもこの用水が引かれていたのだ。ネットで辰巳用水のことを調べても板屋兵四郎が指揮をとったとしか書いていない。実在の人物を脚色してエンタメレベルの小説にできるのは、小説家の技である。
    もともとは脚本だったからか、会話が全て現代語風なのがちょっと気になった。時代劇の話し方はこうあるべき、という偏見にとらわれているのは私の方なのかも・・・。でもこの地方の語り口に似せた方がもっとリアルになるんじゃないだろうか。

  • たった一年での用水路工事(しかも完成しなかったら切腹)の割にあっさりした内容で、すぐ読み終わってしまいました。
    ちょっと物足りないかな。

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