超入門アカシックレコード (5次元文庫 ホ 1-3)

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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199060625

感想・レビュー・書評

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  • この手の本のレビューを(非公開ではなく)公開すべきかどうか迷ったが、他のジャンルと区別なく記録の一つとしてやはり残しておくことにした。

    世の中で言うところのスピリチュアル系の本である。
    こう言うとかなり拒否反応を起こす人もあるだろうが、私自身はスピリチュアルという言葉に出会う前から、著名な霊能者と言われる人であったり、宗教であったり、はたまた近しい人との関わりや死別を通して、生命とは何か、魂とは何か、この世界はどのようにできているのかということに、物心ついた時から関心をもってきた。
    私にとっては、それらはすべて広い意味での哲学であった。
    科学を選んだのも、実験が好きとか生き物が好きとかではなく、この世界(主に自然、物質的な側面)の成り立ちを人間の感情を排した観点で知りたかったから、ということに尽きる。(そう気付いたのは大人になってからだったが・・・)
    これは多分、私の永遠のテーマだ。

    著者はその筋では著名な人らしいが、正直全く知らなかった。
    この本を手に取ろうと思ったのは、「アカシックレコード」という言葉をごく最近知ったからだ。
    ちなみに、訳者の大野百合子氏は、日本の神様カードと日本の神託カードを作った人。こちらの方がむしろ先に知っていた。



    この手の内容が真実なのか創作なのか、信じるのか信じないのか、私は決めてはいないし、決めるべきだとも思っていない。そういう見方もあるのかも知れない、ということを知ることが私にとって重要だからだ。(もちろん、あるのかも知れない、と思うに値しないものも存在する。)
    例えば科学を学んでいると言うと、よく、それなら非科学的なものは信じないのではないか、というようなことをきかれる。
    けれど、私個人は、科学と真摯に向き合った人は皆、科学に限界があることを知っているはずだと思っている。
    この世界には科学で説明できることもある。けれど、説明できないこともある。
    まだ説明できていないことを説明しようと探究することは大事だが、科学で全てが説明できるはずだと思うのは傲慢だと思う。

    だから、本書を読んで、「新しい見方」を一つ手に入れたということが、私にとっての収穫になった。これが世界の全てを説明するものであるとは思っていない。
    例えるなら、言語のようなものかも知れない。英語を知っていると、英語で書かれた書物は読めるが、日本語で書かれた書物は読めない。
    人間には見えなくても、ある種の動物には見える色もある。
    科学にしろスピリチュアルにしろ、そのようなものなのではないかと私個人は思っている。



    最後に、内容について。
    一番印象に残ったのは、「寂しさ」についての文章だった。
    以下、引用する。

    ―人から理解してもらうとか、もらえないとかは問題ではありません。自分が叡智を知っているということが大切なのです。
    (中略)
    16歳のとき、私が感じていた寂しさにある種の質が生まれました。私が出会うどの人も、学校で最も人気のある生徒でさえも、どうしていいかわからないほどの深い寂しさをもっていることに気がついたからです。
    私の寂しさは、どうしていいかわからないという寂しさではなく、みんなとは違うものを知っていることがもたらす寂しさです。だから、私は自分で自分を承認していました。でも、同世代の子どもたちがもっていた寂しさは、この地球上で本当の自分自身がわからなくなっていることがもたらした寂しさなのです。(p232−233)―

    ここで出てくる2つの寂しさと厳密には同じものではないけれど、どちらにも近いものを、私自身がずっともっているからである。


    レビュー全文
    http://preciousdays20xx.blog19.fc2.com/blog-entry-521.html

  • タイトルは超入門、とありますが、内容は超いっちゃってます(汗)
    つるっと読んでしまおうと思えば、つるっととばしてしまうと思いますが、
    かな〜りつっこんだ内容です。
    アトランティスの叡智でわかりにくかった部分も、わかりやすく説明
    してあります。
    アカシックや輪廻転生や魂のことに興味がある方には特におすすめです。

  • 「アカシックレコード」という言葉についてはさまざまな作品で目にするけれども詳しくは知らなかった。

    気になったのでぐぐったら、こちらの著書がおすすめとあったので購入。

    個人的には翻訳本だからか、
    わかりにくく、読むのもすごく疲れた。

  • 巻末の呼吸法、リラックス法、瞑想法が実践的でおすすめ。

  • いろーーんなスピリチュアル系の本が出てますが、
    アカシックレコードに関して
    きちんと体系的に知りたい方にオススメです。
    夢見がちな内容でなく、真理が綴られています。

  • はじめと終わりの転生はおなじものだと知って、その図には陰陽の印が書いてあった。わたしの知識では辿りきれない、けれどもしっかり繰り返し読もうと思った。ふわふわの反対、決して甘くない教科書的な本が喝を入れてくれる。

  • 魂と肉体意識は各々で転生している?
    全く新しい概念で調査が必要ですが、面白いですね。
    アカシックレコードにアクセスする誘導瞑想法も公開されていますので、是非実践してみたいと思います。

  • 昔、読みかけた時は、トライアードとかダイアードの概念がよくわからなかったんだけど、ビュイックドライバーを読んだ後だとさすがによくわかる。
    初めはとても違和感のある概念だったけど、身体意識というものがあると考えると、納得出来ることも多いような‥‥?

  • 信じる、信じないは別として、生き方のヒントにはなると思う。

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著者プロフィール

アカシックレコードの第一人者。神秘家、心理学者、哲学博士、催眠療法家、企業コンサルタント。幼少時より体外離脱の能力を持ち、アカシックレコードにアクセスできるようになる。形而上学、西洋と東洋の神秘主義、トランスパーソナル心理学などにおいて研鑽を積み続けている。企業の経営・企業コンサルタントに従事する傍ら、米国・日本を中心にスピリチュアルなセミナーや講演会、パーソナルコーチングを行う。ゲリー・ボーネル氏が主催するノウイングウェイの代表講師。

「2023年 『アカシックレコードで読み解く「光の12日間」~アップデート版~ 2037年までに起こること』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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