GHQ焚書図書開封 「国体」論と現代 (4) (徳間文庫カレッジ)

  • 徳間書店 (2015年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784199070211

みんなの感想まとめ

国家主義の理想と現実を探求する内容で、戦前の愛国心を盛り立てる焚書を紹介しています。著者は、日本的国家主義の甘さを指摘し、理想だけではなくリアリズムが欠如していると論じています。現代の日本人がこのテー...

感想・レビュー・書評

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  • 戦前の愛国心を盛り立てるような、熱に浮かされたような国家主義を説いた焚書の紹介。あまり現実的ではない理想だけの国家主義。日本的国家主義の甘さはリアリズムの欠如と西尾さんは言っています。今の日本人が読むと??ってなる。行き過ぎた国家主義は良くないけれど、最近は外国人労働者受け入れの問題や日中関係の問題で日本を大事に思う雰囲気があって、日本再生なるかと期待。

    気になったところ

    建国の三大網
    ・養正(正義を行う「義勇の徳」)→勇気は養うもの
    ・重暉(闇を取り除く文化の新しい「知恵」)→知恵は重ねるもの
    ・積慶(仁徳)→仁は積むもの

    ・集団では強いが個では弱い
    ・他者(外国)と対面したときのしたたかさが欠けている。

  • 第4巻は国体について論議。熱狂的な国体論から冷静な国体論まで賛否を含めて広く紹介。そして杉本中佐の『大義』の紹介。こうしたなかで昭和10年ごろから終戦直前の雰囲気、そして城山三郎氏の『大義の末』に見る敗戦直後の一変した雰囲気。そうした雰囲気をつかむための一巻だ。

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著者プロフィール

西尾 幹二(にしお・かんじ):1935年、東京生まれ。東京大学大学院修士課程修了。ドイツ文学者、評論家。著書として『国民の歴史』『江戸のダイナミズム』『異なる悲劇 日本とドイツ』(文藝春秋)、『ヨーロッパの個人主義』『自由の悲劇』(講談社現代新書)、『ヨーロッパ像の転換』『歴史の真贋』(新潮社)、『あなたは自由か』(ちくま新書)など。『西尾幹二全集』(国書刊行会、24年9月完結予定)を刊行中。

「2024年 『日本と西欧の五〇〇年史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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