三つ目の夢二 1 (リュウコミックス)

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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199501449

感想・レビュー・書評

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  • 大正時代を取り上げるのはいいけれど、108もの醜いものの短編を連ねるのは無理がある。
    だって大正ってすごく時代的に短いし。
    内容とキャラクターは魅力的。
    お葉さん、何者なんだろう。
    影クロネコはかわいい。

  • 原作大塚英志。この人、とことん大正が好きらしい。

    材のとり方も素敵だけど、素晴らしいのは絵。女性。女の子。

    大正ふうの美しさも取り入れつつ、今風の可愛らしさも出ている。
    作画ひらりんの勝利。

    続きが楽しみ。

  • 大正モダニズム、人形としての女性、機械とか。竹久夢二を主人公にした話。男の娘メイドも出てくるよ

  • 大塚 英志の夢二もの。
    夢二ものとかいっても、「北神伝綺」に夢二が、ちょい役でてできたぐらいか。

    でも、夢二とお葉と晴雨っていうのは、おもしろい素材だなぁと思います。その辺のことは、もっと知りたい気持ちにさせてくれます。
    大塚 英志が、そうやって、「自分で知識を広げて活きなさい」と導いているとしたら、それはそれで、成功しているかも。

    物語も、やっぱり、ひらりん単品よりは、大塚 英志がかかわっている方が、まとまりがあるというか、ストーリーとしても読みやすいです。

    パターン的には、「MADARA青」とかと一緒で、最初に回数を宣言された呪いがかけられる感じです。三つ目というのは、その呪いのカインの印なわけですね。
    このへんの持って行き方が、うまいよなぁ。「どろろ」パターンです。

    ……そして、多分、呪いは全部解決されないうちに、物語はうやむやになるんです。
    ある意味、同人誌にフレンドリー?

    好きなんだけど、まとまったお話として読みたいという欲望もあります。

  • ビレッジバンガードにて思わず衝動買い。
    大正時代の雰囲気が好きな方にはお勧めです。

  • 大塚英志です。

  • 忌かわいいいいいいっ
    作品全体の大正時代な雰囲気が大好き。

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著者プロフィール

大塚 英志(おおつか・えいじ):大塚英志(おおつか・えいじ):1958年生まれ。まんが原作者、批評家。神戸芸術工科大学教授、東京大学大学院情報学環特任教授、国際日本文化研究センター教授を歴任。まんが原作に『アンラッキーヤングメン』(KADOKAWA)他多数、評論に『「暮し」のファシズム』(筑摩選書)、『物語消費論』『「おたく」の精神史』(星海社新書)、他多数。

「2023年 『「14歳」少女の構造』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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