推しが武道館いってくれたら死ぬ 5 (リュウコミックス)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (155ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199506581

作品紹介・あらすじ

岡山県で活動するマイナー地下アイドル【ChamJam】の、内気で人見知りな人気最下位メンバー【舞菜】を、人生すべて捧げて応援する熱狂的ファンがいる。収入は推しに貢ぐので、自分は高校時代の赤ジャージ。愛しすぎてライブ中に鼻血ブーする……伝説の女【えりぴよ】さん!舞菜が武道館のステージに立つ日まで…えりぴよの全身全霊傾けたドルヲタ活動は続くっ!!
アニメ化も決定して、ますます大人気!!!

感想・レビュー・書評

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  • CMの商品買うのわかる笑笑。私も推しがスポンサーのアイテムめちゃくちゃ買った笑笑。でもオタクができることってそれくらいなんだよね。この漫画読むたび現実世界で推してるアイドルのことがますます好きになってしまう

  • ちゃむとのキャンプイベント。
    くまささん、えりさんとくじ交換してくれないんだな。
    自分だったら頼みたいところだけど、えりさんも偉いな。
    同じ班になれなかったけれど、にんじんをくまの形に切って
    自分からチェキしようってくまささんに声をかけてくる
    れおちゃんがとても可愛い。

    えりさんが、おたく歴はお金で買えないと
    くまささんを羨ましがる気持ちはとてもよく分かる。
    台風の日にボックスを買いに行く理由が
    イベントのシリアルが先着順配布だったからと聞いて
    あっさり「それなら仕方ないな」となるオタク心も共感。笑

    Twitterをしながら、舞菜ちゃんが
    えりさんが今スマホ持ってる、向こうに存在してる
    と思ってるのが普通にえりさんのオタクでしかない思考回路で好きだ。

    ドアストッパーのCMが、前列3人しか出られないし
    内容がいまいちダサくて、でも知名度が無いよりは良いし
    ともやっとしてしまうのもオタクあるあるだと思う。
    売上に貢献して、ちゃむをCMに使ってよかったと思わせて
    あわよくば第二弾を、とドアストッパーを買いまくるのもまた共感するオタク心だ。
    とは言え「ドアは世界中に無限にあるし」
    は迷言過ぎる。笑

    空音ちゃんのコネできた話なのに空音ちゃんがCMに出られないのも悲しいし、
    空音ちゃんがちゃむはれおの為にあると思ってる
    というのが複雑な気持ち。

    れなちゃんがキンブレを持ってきていないというくだりで
    「わたしは 見に来てる から
    わたしのことは 見てもらわなくていいっていうか」
    と言っていて共感。
    ふみくんさんも、優佳ちゃんが茶髪にしたのを似合うね、かわいいね
    と思ってくれていて好き。
    髪色なんて本人の自由だし、前の方が好みだったな、とかはあるかもしれないが
    「絶対男」「夏に何か あったにちがいない」と言っているファンたちは正直気持ち悪い。
    えりぴよさんが
    「でもそれを 否定するのって優佳を否定するってことじゃないの?
    いいと思ってやってくれてんだし」
    というのが本当にそのとおり。

    運営はどうも好きになれない。片手間でやってたというのも酷いし、
    経験を積ませる為かもしれないがファン目線からしたら、
    遠い場所でのイベント告知を当日2時間前にするのはありえない。
    東京まで「行かないっていう考えがなかった」
    「生きてくうえで一番どうにかなるのはお金だから」
    「過ぎた時間はどうにもならないけどお金はどうにかしようとすればどうにかなるから」
    というえりぴよさんが流石すぎる。
    「わたしの知らない舞菜がライブしてると思うと気が狂いそう」というのはめちゃくちゃ共感。

    前に比べたら舞菜がえりぴよさんともちゃんと話せるようになってきていて、
    「わたしたちはファンの人がいないと
    生きていけないんだなって思いました。東京で」
    と言うのがきゅんとしたし、
    「ファンの人は わたしがいなくても 生活していけるけど」
    というの、そんなことないよと言いたい。

    東京に来てちゃむのメンバーそれぞれに思うところがあって、
    間違えて東京武道館を見に行ってしまったものの、
    日本武道館を見に行くかスタッフに訊かれて
    「どうせ行くことになるんだし」
    と断るのが良い。みんなの願いが叶って欲しいなと思う。

  • 202009/1~6巻まとめて。気になってたけど未完だし…と買うの迷ってたけど買って正解だった。手垢のついた表現になってしまうけど、アイドルに限らず誰か/何かを応援している人には、色々共感もできて(心にささる言葉やセリフも多い…)楽しめる作品だと思う。正しいファン(定義に悩むが)でありたい。

  • 購入して読み。

    キャンプ、CM出演、五反田進出などなど。
    眞妃びいきとしては、CMで空飛んでる姿が見られてうれしい。

  • 台風でれおが来れなくてライブが中止になってしまった場面は「バンドリ」の沙綾の「ライブに間に合わなかったら?」という問いと重なる。えりぴよさんに早く会いたいと思う舞菜はかわいい。外に出せるあや・優佳、内に溜め込む舞菜・ゆめ莉に対して、一見強そうに見える空音や眞妃も思うところがあって、あまり外に出さずに抱え込んでしまう分大変な思いをしているのかも。東京でのリリイベエピソードはTVアニメ版ではなかったっけ? 地方アイドルの東京でのイベントの大変さが分かる。知名度の面でもそうだし、たしかに移動するのにもお金かかるよね。武道館のエピソードはTVアニメ版とはちょっと違う形で出てきたけれど、きれいなエンディングにつながった。

  • 舞菜ちゃんかわいい、ちゃむ@五反田かわいい。

  • 流石に読むのがきつくなってきた。汚い部分を取り除いたオタクとアイドルの交流を描いているんだけど、現実からの乖離が大きくなってきて、グロテスクな感もある。オタクもアイドルも本来、気持ち悪さを伴ったもの。
    物語はゆっくりだけど、進んでいて、次巻も読みたいとは思うけど。

  • えりぴよさん、東京行くのも学校の芋ジャーなんだな…。

    舞菜とえりぴよさんのすれ違いっぷりはもう正直お腹いっぱいで「またかよ」くらいの気持ちにしかならないんだけど、それでも『オタク』という生き物にはぶっ刺さるセリフがたくさんあるので、読むの止められねえんだよなあ…。

  • 東京武道館。

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著者プロフィール

8月30日生まれ。岡山県倉敷市出身。2007年に第2回龍神賞<銀龍賞>を受賞。受賞作『まんがの作り方』がそのまま「COMICリュウ」で連載化され、コミックス全8巻の人気作品となる。2015年~同誌で『推しが武道館いってくれたら死ぬ』連載開始。2020年にテレビアニメ化され、大好評を博す。2022年10月~実写ドラマ放送開始。現在は【COMICリュウWEB】にて大人気連載中。他のコミックスに短編集『4月1日』(徳間書店)『夏空に、きみと見た夢』全2巻(フレックスコミックス 原作・飯田雪子)『OとKのあいだ』『センセイと僕』(幻冬舎)『今日も渋谷のはじっこで』(祥伝社)『わびさび』(KADOKAWA)『青春の光となんか』(竹書房)がある。

「2022年 『推しが武道館いってくれたら死ぬ(9)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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