- Amazon.co.jp ・マンガ (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199605772
作品紹介・あらすじ
桂木に「好きです」と告白され、動揺したまま森山侯の夜会に出かけた暁人。
そこで暁人は、亡き父の義弟・直継と対面する。それは、なんとか久世家と暁人を
救いたいという桂木の画策だった。けれど暁人は、直継と語るうち「この人に久世家を渡したくない」と思い、
桂木を信じきれない自分に気づき始める──。
一方、森山侯と対峙した桂木は、「これまで尽くしてきた見返りが欲しい」と正面から迫り…!?
感想・レビュー・書評
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明治末〜大正期の子爵家の若き当主と元家令との権謀策術込みの恋愛劇第5巻。色々切ないねえ……。
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まだですか……まだお互いの声を聞けませんか……!!!!そうですよねお二方とも聡明すぎる。ラブが全てを解決するとか安易なこと考えててすみませんでした!!!!桂木と暁人のラブはそういうやつじゃない!!!!
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お互いがお互いを想いすぎてるのか。
せっかくいい感じになってきたと思ったのに
まだまだすれ違う。
BLでなく、時代劇ものでもいいのだろうけど、やっぱりBL
BLの分野じゃないと、分かり合えないこともある。
あーなんなんだぁ・・・
しかし、桂木に話せない暁人と直継さまとのやり取り
なるほど、そうかぁ、これが後にどんな風になるんでしょうか?
久世のためならと動く人達もいる中、暁人は・・・。
桂木泣いてばかりですよ。
本当に想いが交錯しまくって、うまくいかない。
どっちもじっとはしてられない性分なんだねー。
続きいつでるんですかぁ?
はやく続きを読みたい。 -
うわーんほらー!何でうまくいかないの!お互いがお互いを好きで、お互いを幸せにしたくて居場所をあげたくて必死なのに、哀しい程に何もかもが噛み合わない。やり方が、考え方が、違うから。2人の幸せだけを望めないから。抱えてる人間達への責務。もう、もどかしい!感情のままに進めたらいいのにね。でもそれはひと時の幸せにしかならないんですよね。うまくいかない理由も原因も、2人とも解っているのに、そこを直す事はどうしても出来ない、その哀しさ辛さ。どこかに、折り合える道があればいいのに。
冒頭、泣くほど幸せなはずなのに、読んでいても浸りきれなくて、そしたら暁人も幸せなはずなのにどうしてだろうって不安を覚えていて、そういう空気がうまいなと思いました。うまいから余計じりじりする!早く本当に、幸せになってほしいよ。2人とも。泣いて、こころの底から。 -
駆け引き!!この厚さだけどほぼ何も事態がうごいてない!!でもあきひと様がすごいいろいろ桂木さんとの信頼関係について思いめぐらしていて熱いです。心理戦だし情緒の巻です。あきひと様大人になった‥
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稀に見る明治時代の時代物です。BL分野からは分けて考えたい。ほぼ駆け引き、欲深い特権階級の嫌な部分を見る様な気分・・・華麗なる一族を思い出す。暁人と桂木の関係も深まるどころか韓流並に気持ちがすれ違うのね・・・エロに走るBLが多い中、基調と言える作品だけど、BLと思って買うと読むのが重たくなる作品。まだ続くのか・・・と少し暗い気分になりました。
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私は飲み会を断ってそのお金で漫画を買うようなタイプの人間だが、こういう傑作に出合うたびに己の選択は間違っていなかったんだ!!と快哉を叫びたくなります。
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ふおおおおー、中身が濃かった!日高先生には、いつも長編で頑張っていただきたい。もうもうひたすらジタバタしながら読んでしまった。
動けば動くほどお互いにすれ違っていく二人の行く末が、楽しみだけど不安…。でも、きっと納得のいくものだと信じたいと思う!
というわけであらすじなどはすべて割愛w