寄宿舎の黒猫は夜をしらない(上) (Charaコミックス)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 507
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199608742

作品紹介・あらすじ

吸血鬼は、この学園のどこかに身を潜めているんだと思うんです。
まるで、僕らの友人のような顔をして――

世界中から良家の子息が集う寄宿学校、ブラン・カレッジハイスクール。
1年Aクラス・Xハウスに所属するユキは、学年トップの奨学生(カレジャー)だ。
誰ともつるまず孤高の存在のユキに物怖じせず話しかけるのは、代表監督生(ヘッドボーイ)のジーンだけ。生徒たちの憧れの的で、絶対的な存在だ。
ある日、同級生のアウラが学内で何者かに襲われた!!
その首筋には、まるで吸血鬼に嚙まれたような奇妙な傷痕があって…!?

感想・レビュー・書評

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  • 生徒の憧れの的な代表監督生吸血鬼ジーン×誰ともつるまない学年トップの奨学生ユキ

    しっかり考えちゃう触れたら壊れそうで繊細な絵とお話。

    吸血人類の設定がなんともエモい。
    真面目でクールなユキが、「星の鱗粉」に当てられたジーン噛まれ、牙の作用で興奮状態になるギャップが良すぎて手を合わせた。最悪の状態で吸血してしまったジーンが愛してるはずなのに、ユキの血だけは吸いたくなかったと言うシーンがなんとも悲しすぎて胸が痛かった。
    また、忘却型吸血人類のパベルと人間のアウラのカプがしんどすぎて、もうボロ泣き。好きだと「星の鱗粉」を出すアウラに答えるように吸血してしまうパベル。牙の作用でパベルのことを忘れてしまったアウラに、苦しそうな笑顔でパベルがはじめましてと挨拶するシーンがたまらなくしんどい。もう二人とも幸せになってくれと下巻を読み進める。
    一体愛とは何なのか。

  • 英国の全寮制寄宿舎に留学した勉強一筋の日本人少年が、代表監督生に気に入られ生徒会の仕事を手伝っている中で、吸血鬼騒動が起こるという学園ミステリ風の話上巻。絵が美しくて登場人物も礼儀正しく爽やかなのが良い。

  • シリーズものの上巻。
    寄宿舎で起こった吸血鬼騒動、その謎に巻き込まれていくユキ。ちょっかいをかけてくるヘッドボーイのジーンと、吸血鬼に興味津々の友人マリウス、人懐っこいパベルと、友人のアウラ。
    スクールの中の吸血鬼は誰なのか…そもそもどんな存在なのか。
    謎は謎のまま下巻に続く!

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