本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784199801624
みんなの感想まとめ
夢を追い求めることの厳しさと、その中で成長する姿を描いた物語が展開されます。主人公は刀鍛冶を目指す十代の少女で、彼女の努力や葛藤がリアルに描かれています。特に、鎚を振るうシーンは迫力があり、しっかりと...
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
完結巻。
主人公かなみの影が薄い…でも、かなみがいなかったら、この結末にはならなかったんだろうな。
努力を知る凡人の、覚悟を込めた1本の刀。そこにたどり着くまで力を入れて読んでいたのか、仕上がったシーンでは大きく息を吐いてしまっていた。 -
とある場所で実演展示されていた刀鍛冶さんの後ろに私物でポンと置いてあるのが見え、失礼にも初対面の方に向かって、すみませんお手持ちのマンガがとても気になるのですお願いタイトルプリーズ!とやって紹介していただいた一冊(いや二冊?)です。刀鍛冶を目指そうとする十代の少女の話。
まぁ面白かったです。ずいぶん綺麗に刀を描く作家さんだなと思いましたし、さらにしっかり取材に裏打ちされているようですし。鎚を振るうシーンは圧巻で勢いがあり、また、弟子入り初期に、主人公の現代っ子ゆえの弱さがクローズアップされるシーンなどもなかなかどうして読ませてくれる。
ただ元々二巻完結予定だったらしいと聞きましたが、そのためかヒロインの能力等々やや性急に話を詰めたな、という感じが否めないのと、どうせなら兄弟子編をあと一冊くらい掘り下げ、その後ももう数冊くらい読んでみたかった…という部分で★-1かな。
ところで、タイトルの「カナヤゴ」は「金屋子」、神様の名前ですね。最近、脳内漢字変換能力が著しく低下しているおかげで気づきませなんだ…。金屋子と最初から漢字で書いてあれば、ああそんな神様いたなぁと気づいたかと。この神様の名は、龍神伝説→龍と鉄(特に刀などの刃物)の関係→スサノヲのヤマタノオロチ退治伝説→実はスサノヲ方がたたら場の製鉄集団を征したことを象徴する話である説…等々徐々に本筋からズレながら調べていた時に見かけました。このたたら場に必ず奉られていたのが、金屋子神なのですね。鍛冶場の守り神なのです。 -
この作品ほど、凡人が夢を追う辛さ、苦しさ、キツさを克明に描ききっている漫画もないな
自分が叶えたくてしょうがない『夢』を追いかけるのは楽しい、に決まっている、笑顔でそう断言できるのは、自分に才能があるのを疑っていなくて、同時に、夢を自己責任で追うのを許される環境に身を置ける、一定レベルの天才だけである
普通の人間が夢の実現の為に積む努力には、楽しい、なんて一片としてない。とことん、自分を苦境に追い込まねば、夢を追う資格すら手離す羽目になる、と知っているからだ
だからこそ、凡人が死力を尽くして生み出した作品は、時に、天才が全力を傾けたそれを凌駕できる、その現実も教えてくれる漫画だった
言い方は悪いが、こんな半端な終わり方はちょっと、モッタイなくね?
著者プロフィール
日笠優の作品
本棚登録 :
感想 :
