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Amazon.co.jp ・マンガ / ISBN・EAN: 9784199803819
作品紹介・あらすじ
見えぬ、聴こえぬ、触れられぬ。
しかし確かに其処にあるもの。
香の判別を競う「組香」で一人の姫を取り合う四人の男たち。
次第に明らかになる彼らの業とは裏腹に姿を見せぬモノノ怪鵺。
見る者によって形を変えるモノノ怪鵺が生み出す怪異とは。
京の屋敷に香が満ちる時、貴方も、鵺に騙される。
みんなの感想まとめ
見えないものの存在を感じさせる、独特の世界観が魅力の作品です。物の怪を斬る薬売りの男が繰り広げる物語は、和製ホラーアニメを原作としており、浮世絵や水墨画、和紙の質感といった彩り豊かな描写が五感を刺激し...
感想・レビュー・書評
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香道をテーマにしたモノノ怪。
香りという、“見えぬ、聴こえぬ、触れられぬ。しかし確かに其処にあるもの。”を表現した、素晴らしい描写に、アニメ版に感嘆したもの。
このコミックはカラーページがあって良いと思う……
アニメ版では、雪の降る水墨画調の風景が、登場人物が香りを聞いた瞬間に色彩を帯び、豪華絢爛な世界に様変わりする。
各々のイメージする風景に変化するという、香道の何たるかを端的によく表していた。
それは、香りの“想起”について言及したマルセル・プルースト『失われた時を求めて』( http://booklog.jp/item/1/4003751094 )に代表される表現だ。
香りから思い出される、過去の記憶――
それを紙面でも表現してほしかった……
あと、アニメ版にはあった、「真南蛮」「 真那賀」の解説などつけてほしかったと思ってしまう、香道経験者からの意見。
香席の描写は”なんちゃって”ではあるが、源氏香之図、竹取香など実際に香席で行われるものが紹介されいて、嬉しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
物の怪(もののけ)を斬ることができる退魔の剣を携えた薬売りの男が諸国を巡る物語。
原作が和製ホラーアニメであり、
・浮世絵
・水墨画
・和紙の質感
などの彩り豊かな描写が作り出す上質な世界観を五感全てで味わえる。
不可思議で爽やかな読後感の作品です。 -
リアルタイム(深夜)で視聴してトイレにいけなくなったエピソードなのでとても期待していましたが、ラストの静かさのほうが印象に残るなあ。
カバーイラストがとても良い
著者プロフィール
蜷川ヤエコの作品
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