アルテ 8 (ゼノンコミックス)

著者 :
  • 徳間書店
4.04
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本棚登録 : 308
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199804731

作品紹介・あらすじ

水の都ヴェネツィアを旅立ち、
フィレンツェへと帰ってきたアルテ。
今まで通りの生活を取り戻す中、
アルテの描いた肖像画が評判となり、
次々と仕事が舞い込むことに……。
画家にとっての幸せは名誉や名声に比例するのか?
葛藤するアルテの決断は――。

感想・レビュー・書評

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  • 肖像画をひっぱりだして「私の宝物よ」とつぶやくカタリーナがたまらなく愛らしい。
    本当にどれだけこの絵が嬉しく大切なのかが伝わる。

    コンチェッタの話はとても素敵だし
    アルテにとっても自信になったと思う。
    レオさんの言う通り、名声を追い求めなくても自分が食べられれば良い仕事もその通りで
    しかも嫌々ではなく自分もお客さんも喜んでくれるなら十分幸せだ。
    アルテには合っていると思う。

    また髪を伸ばすようになった心境や、
    まだこの工房にいたいとレオさんに言うところが好き。

  • アルテ、フィレンツェにおかえりー!最後に出てきた女性はボルジア家のお嬢さんかな?コンチェッタが良縁に恵まれますように。そしてアルテが自分の望む道を進んでいけますように。

  • こちらも相変わらずいいお話し. 自分は自分というのが、あんまり説教臭くなく、前向きに書かれていて読んでいて応援したくなる.

  • アルテは自分の進むべき道を掴んだようだ.

  • 「私の 宝物よ」
    ついにヴェネツィア編は完結!
    フィレンツェに戻って来て少しアルテを取り巻く環境が変わった様子。まだレオとの別れは来ないようで良かった。

  • 更に「良い女」になったなぁ、アルテ。

    可愛いとか美人とかそういう事ではなく(いや、十分に可愛いですけどね?)、人間としてより魅力的になりました。
    がむしゃらに生きる道を探していた頃もエネルギッシュで良かったですが、今自分の在り方を見出し、そして「どうなりたいか」を考え始めた彼女は「大人」になりつつある可能性に満ちて、どこか不安、でもそれ以上に期待させるものがあります。

    特にコンチェッタとのエピソードは素晴らしい。アルテらしい選択に惚れ惚れします。
    依頼人にとっての最善を求めるのはもちろん、言葉や理屈じゃなく自分の実力で結果を勝ち取る姿勢が実にカッコイイ。

    そして彼女が「働く事」について考える姿。
    読者である自分が目を逸らしていたものを見ているようです。
    更にレオさんの生き方を重ねる事で、理想だけの薄さではなく厚みのある考えに繋がってるように思えました。

    …そう。アルテが輝けば輝くほどに、レオさんが寂しげになっていくのが切ないんですよねぇ。
    彼は彼なりにアルテの幸せを考えていて、だからこそ今の自分では…なんて考えに至ってそうで。
    それが間違いではないんだろうけれど…これだからツンデレはめんどくさいな!w

    ともあれ…なんか穏やかじゃない名前でてきましたねぇ。9巻どうなるのよ?


    ちなみに、基本的にショート派の私ですが、アルテは髪伸ばした方が良いと思います>結局外見か

  • yahooがポイントくれたからついヤフーブックスで買っちゃったけど、プラットフォーム別だと不便だ。
    電子書籍フォーマットの統一を!!

    ということでアルテ8巻。
    家庭教師として、しばらくお姉さんしていたアルテが、フィレンツェに帰ってきて等身大の自分に戻った、というか弟子のアルテに戻った。具体的には可愛くなった。
    で、パトロンを得て画家として成功する道に疑問が出てきた8巻でした。

  • ヴェネツィア編おわり
    絢爛豪華なヴェネツィアも良かったけどフィレンツェの庶民のライフスタイルも楽しそうで良い
    やはりアルテ自身がとても魅力的で、とても良い主人公だなあと毎回のように思う

  • 慰めてくれないんだね

    フィレンツェのメディチ家の名前が出てきたり。

    雛のように何でも素直についてくるかわいい弟子

  • フィレンツェに戻って、肖像画の依頼もあって、アルテは少しずつ評判になっていく。どのような画家を目指すのか、転換点にあるようだ。

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著者プロフィール

大久保圭: 2011年に鳴海圭名義で「ハンマーハンマー」(フェローズ18号)でデビュー。2012年からは大久保圭にペンネームを変更。2013年から初連載となる「アルテ」を開始している。

「2020年 『アルテ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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