アルテ 9 (ゼノンコミックス)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 276
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199805042

作品紹介・あらすじ

依頼された肖像画の仕事とひとつひとつ大切に向き合う日々に充足を覚えるアルテ。
そんな矢先、街の大物からの依頼が舞い込んでくる。
その内容は、ローマからやってきたとある客人をもてなすことだった。
与えられた好機を前にアルテはどう決断するのか。
培ってきた経験と強さで道を切り拓くことは出来るのか―――。

感想・レビュー・書評

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  • アルテの友人達がアルテの頑張りに影響を受けて行動的になり、その結果学ぶ話。

    「アルテみたいに輝ける人間じゃない」ってことじゃなくて、アルテだって悩みながら女性だからとバカにされながら頑張っていて、今輝いていてもその為の努力や苦労をしているからであって、一朝一夕にはいかないことなんだよなぁと思いました。
    何をしたから成功に繋がる、という保証は誰に対してもどんなことにでも無いんだよなぁ、としみじみ思う話でした。
    それでも頑張れる、頑張り方を見つけられるのが才能の1つだと思います。

    前巻の最後に出てきた女性がアルテの大物パトロン候補ってことなのかな?
    今回はそこの話が意外と進まなくてちょっと残念。
    続きが待ち遠しい!

  • ラザロの絵を自戒をこめて飾る話を聞いて、
    ウベルティーノの心象がちょっと変わった。
    師と同じ絵を描くのは、レオにとってもいろいろな思いと覚悟があったことだろう。

    絵を売り込むのは大変そうだ。
    ダーチャはよく自分から言い出して計算係の仕事をもらえたと思ったら
    あっさり追い返されて本当に女は舐められている。
    しかしアンジェロとダーチャは頑張っているしお互いを尊重していて微笑ましい。
    カーラの件は酷過ぎる。ダーチャが怒ってくれたけれど、殴るだけでは足りない。

    イレーネが言う
    「すでに疑念を抱いている人に本当のことをいくら言っても信じないから時間の無駄」
    は全くその通りだ。

  • アンジェロの姉

  • 肖像画の評判が転機を生んだようだ。イレーネって誰?

  • 「私 空回っている 大人を見るの好きよ」

    相変わらず面白いな。
    今回はあんじぇろとダーチェの話もあってサブキャラ達の個性も強まってきた。
    平凡な自分の苦悩を前向きに捉えて乗り越える二人が良かった。

  • 2018/08/09 23:17:29

  • ダーチャを応援したい。

  • 依頼された肖像画の仕事とひとつひとつ大切に向き合う日々に充足を覚えるアルテ。
    そんな矢先、街の大物からの依頼が舞い込んでくる。
    その内容は、ローマからやってきたとある客人をもてなすことだった。
    与えられた好機を前にアルテはどう決断するのか。
    培ってきた経験と強さで道を切り拓くことは出来るのか―――。

    今回はアルテに感化されて頑張っているダーチャとアンジェロが活躍した感じ。二人ともそう簡単には行かない感じが現実的できついとこだけど、諦めずに前進しようとしてるとこが良い。
    アンジェロのお姉さんの話は酷いなと。いつの時代も人の気持ちを弄ぶような詐欺はあったんだなぁ。女性の立場が弱いからやられっぱなしになるかと心配したけど、一矢報いることが出来て良かった。
    それにしても新キャラはとんでもない大物みたいだけど、ここでうまく気に入ってもらえば一気に強力なパトロンがつく展開かな?

  • 依頼された肖像画の仕事とひとつひとつ大切に向き合う日々に充足を覚えるアルテ。そんな矢先、街の大物からの依頼が舞い込んでくる。その内容は、ローマからやってきたとある客人をもてなすことだった。与えられた好機を前にアルテはどう決断するのか。培ってきた経験と強さで道を切り拓くことは出来るのか―――。(Amazon紹介より)

  • 一巻の短い髪のアルテを見ると成長したなーと思う。
    短いのも可愛かったけどアイデンティティが強化されたアルテは髪長いほうが似合う。ズボラになっただけかもしれないけど…。

    周囲にポジティブな影響を与えまくる系主人公いいよね。

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著者プロフィール

大久保圭: 2011年に鳴海圭名義で「ハンマーハンマー」(フェローズ18号)でデビュー。2012年からは大久保圭にペンネームを変更。2013年から初連載となる「アルテ」を開始している。

「2020年 『アルテ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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