終末のワルキューレ 4 (ゼノンコミックス)

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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784199805813

作品紹介・あらすじ

「このマンガがすごい!2019」オトコ編第5位
「全国書店員が選んだおすすめコミック2019」第5位+

神VS人類13番勝負!!
全世界の神VS偉人、武人、傑人!!!!

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全世界の神VS偉人、武人、傑人!!!!
人類存亡を賭けた戦いが、今始まる!!

感想・レビュー・書評

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  • 佐々木小次郎がかっこよすぎて泣く

  • ポセイドン対佐々木小次郎!ということで、小次郎のキャラ設定が面白かった。決着は次巻以降…かな。
    ポセイドンの「神は群れぬ…神は謀らぬ…神は頼らぬ…それこそが神。それこそが神。原初より完全無欠の存在に…仲間など不要…」のセリフは印象的。

  • 「この人は〇〇という失敗に対して、どういう対処をしたのか?」という部分が見えるとつい反応してしまうなぁ。

    失敗した後に、「どうやったら克服できるか」を考え続ける事を佐々木小次郎は考え続けたんですね。

    面白いなぁ。

  • タイマン 佐々木小次郎戦。

    ココで踏ん張らないと、滅ぶぞ、人間!

  • とんでもない面白さですね、本当に
    藤田和日郎先生や羽海野チカ先生らの作品のように、本物を凌駕する真作、と表現できるだけの面白さです
    (5)が出るまでに、この(4)の感想が書けなかったのは、フクイ先生、梅村先生、アジチカ先生に対して、申し訳ない気持ちで胸が一杯なんですが、「仕方がないじゃないですか」と言いたい気持ちもあるんですよ
    ここまで、胸を熱くし、血沸き肉躍り、魂が震える人vs神のタイマンを目の当たりにしたら、どう、この興奮を、文章で伝えたらいいだろうか、と悩んで、時間はあっという間に経過しちゃいます
    むしろ、(6)が出る前に、(4)の感想を書けて良かった、と自分では思っております
    しかし、ある種の焦りに急かされた部分もあり、これは、他の人の感想に見劣りしているのではないか、そんな不安も少なからずあります
    そういう気持ちを感じさせてくれるのも、この『終末のワルキューレ』が良い漫画であるからじゃないでしょうか

    この(4)で激しい闘いを繰り広げているのは、佐々木小次郎とポセイドン
    佐々木小次郎、多くの人の中では、最強の宮本武蔵に完敗した剣士、そんなイメージなんじゃないでしょうか
    間違ってはいないです
    確かに、佐々木小次郎は宮本武蔵に負けているのですから
    しかし、真相は伝えられていないだけで、本当は、武蔵に死の恐怖と、それ以上に歓喜と尊敬、そして、感謝の気持ちを抱かせられるだけの、確かな実力を備えた剣士だったかも知れません
    少なくとも、私は、この(4)を読んで、佐々木小次郎に対する印象は、ガラリと一変しました
    チョロい、流されやすい、そんな嘲りの言葉すら気にならないほど、この『終末のワルキューレ』に登場した佐々木小次郎はカッコ良いんですよ
    今まで、私の中にあった佐々木小次郎像は、TYPE MOON/TAa先生の『衛宮さんちの今日のごはん』に登場している、アサシン・佐々木小次郎でした
    TAa先生、申し訳ありません
    ジャンルが違うので、それぞれに良さがある、とフォローは入れておくんですが、やはり、男前度では、この『終末のワルキューレ』が勝っていますかね
    その辺りはさておき、この作品の佐々木小次郎は、努力の人です
    俗に言う、努力が出来る天才、その果ての怪物が、佐々木小次郎です
    ある意味、宮本武蔵が、佐々木小次郎に、巌流島での決闘で生きる勝者となれたのは、ざっくり言えば、運があったからでしょう
    あの時、いつものように潔く、敗北を佐々木小次郎が認めず、彼が「楽しい」の気持ちを優先しないで、再び、勝つ為の努力を続けていたのなら、武蔵は彼に敗北していた可能性もあります、彼の精神の中で
    勝つ事ではなく、自分が極限まで強くなる事しか考えておらず、目標を上回る為なら、どれほどの鍛錬も苦痛にはならない
    一人の強者と心の中で戦い、勝てるようになったら、次の相手を求める
    一種の戦闘狂ですね、佐々木小次郎もまた
    よくも、ここまで、キャラが立った男を作中で動かすことは難しだろうに、努力と観察の結果が出ているんじゃないでしょうか

    そんな佐々木小次郎と相対してるポセイドンも、これまた、キャラが立っています
    上に、「相対している」と書きはしましたが、ポセイドンは、佐々木小次郎を敵とすら見ていません
    神が人よりも優れているのは、当たり前
    佐々木小次郎が、その強さを見せても、嬉しさを感じる事はなく、排除するのに労力を思ったよりも割かねばならない事を面倒に感じている節もあります
    ある意味、トールやゼウスよりも、神らしい神です

    最高レベルの先読みが通じないほど、深さが見えぬ最強を見せつけてくるポセイドン相手に、敗北を、自分が強くなるための必要なモノとして受け入れられず、強さの先に進んだ佐々木小次郎が、これまた、カッコ良いんですよね
    果たして、最強を夢見て、自己研鑽と最高の戦いを繰り広げ続けてきたバカどもの気持ちも背負った佐々木小次郎は、寂しいほどに孤独なポセイドンに勝つ事が出来るんでしょうか
    この感想を書き終わったら、すぐにでも、(5)を読もうと思っています
    きっと、私の予想なんか、簡単に凌駕する凄まじさを見せてくれる、と信じています

    この台詞を引用に選んだのは、正直なトコ、これ以上に佐々木小次郎の強さを表現しているモノはないな、と感じたからです
    あくまで、私個人の感覚なんですが、藤田作品や、『鬼滅の刃』が大好きな漫画読みは、私と同じように、この熱い言葉にグッと来たんじゃないでしょうか
    人の歴史とは、思いと技術の継承の上に成り立っている
    繋いでいく中で、間違ってしまう事もあるが、それでも、立ち直り、正しい道に戻り、新たな可能性に託し続けていく
    自然と師匠らに感謝し、多くの大切な事を受け継ぎ、飽きも、驕りも、諦めもなく、黙々と、楽しみながら努力してきた佐々木小次郎が到った強さは、やはり、痺れますね
    「・・・こいつはな・・・剣“こいつ”は――――――バカな漢たちが重ねし歴史“おもい”だ。誰の思いも背負ったことがねえオマエさんごときに―――吾“われ”が負けるわけにはいかねえんだよ!!」(by佐々木小次郎)

  • 川崎dice
    ポセイドン対佐々木小次郎二刀流

  • 「最強の敗者」佐々木小次郎VS「大海の暴君」ポセイドンの闘いは最高潮に!!ずっと敗け続けてきた男、佐々木小次郎が敗北の末辿り着いた境地とは!? 剣に生き、剣に死んだ者全ての想いを乗せて、秘剣"燕返し"がベールを脱ぐ!!!(Amazon紹介より)

  • 佐々木小次郎格好いいな
    そして終わってないよ
    待ちに待ったコミック発売だけど、もう次巻発売が待ち遠しい

  • バガボンド読み返したくなっちゃった。

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著者プロフィール

アジチカ: 『嶌国のスバル』(講談社)作画担当(カトウチカ名義)。高い熱量を持つ絵柄は読者の心を熱くする。小5男子を心に飼っている。

「2020年 『終末のワルキューレ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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