偏差値教育と、長時間労働と、老後の不安など、表面上の「豊かさ」の陰で深刻化する現代の病理を解明し、人間らしい生活と文化への視点を追求する。
京都大学文学部、京都大学大学院博士課程を経て、1977年以降、鹿児島大学教育学部で 講師、助教授、教授を務める。1996年、博士(社会学)号を取得[一橋大学社会学部]。 鹿児島大学副学長(2003?2007)、鹿児島県立短期大学学長(2010?2016)を歴任。 現在、鹿児島大学名誉教授、および鹿児島県立短期大学名誉教授。 主な著書 『近世の哲学者たち』共著 三和書房 1979年 『哲学のリアリティ』共著 有斐閣 1986年 『「豊かな日本」の病理』共著 青木書店 1991年 『知覚のリアリズム 現象主義・相対主義を超えて 』単著 勁草書房 1994年 『心─身のリアリズム』単著 青木書店 1998年 『コミュニケーションと関係の倫理』単著 青木書店 2007年 「2018年 『『葉隠』の研究 思想の分析、評価と批判』 で使われていた紹介文から引用しています。」