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本 ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784251005083
作品紹介・あらすじ
ウェイトレスをして一家をささえる母親のために、布張りの大きないすを買うまでを描く。少女の素朴な語り口が印象的な絵本。
感想・レビュー・書評
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水彩画の絵がカラフルで美しい。アメリカ合衆国の南米系の人々の話かな。母と祖母と娘の3人暮らしの家で、火事で燃やしてしまったバラ模様の椅子を買うために、ビン貯金をする。貧しくても明るい感じがいいね。
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昨日読んだ「ほんとにほんとにほしいもの」の前作。
まさかあの一家にあんな悲しい出来事があったなんて。
あの椅子をあんなに大切にしていたのにも納得。
こちらが先だと知っていればなぁと後悔先に立たず。 -
9歳9ヶ月の娘
6歳9ヶ月の息子に読み聞かせ
こんな想いのこもったいす
素敵だな
心地よい椅子があることの
ありがたさ豊かさ優しさ
はっと考えさせられた。
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☆火事で家の物は全て失い、必死で働いている母親の為に、疲れたからだを休めるふわふわの綺麗ないすを買おうと、毎日空き瓶に小銭を集める女の子。
思いやりの気持ちがあふれる絵本です。 -
色遣いと絵がおしゃれ。
内容も辛いことを子ども目線でたんたんと書いているけれど、温かい周囲の人たちに助けられて生きていること、家族で協力してがんばることなど色々込められている。
素敵な絵本。 -
なんのニュースをみていたんだろう。ぼくも、あのいすにすわってみたい。
パパ。かじでぜんぶもえちゃったときは、どんなにつらかっただろう。でも、3にんがいきていて、またコツコツとはたらいて、すこしずつすこしずつおかねをためて、すてきないすを買えてうれしかった。 -
父さんは名前だけ出てくる。
いないわけではないみたい。
でも今はいない。いない理由はわからない。
兎にも角にも、母と娘とおばあちゃんは生きていく。
新しい家具買うの勇気いるよね。
苦労して貯めたお金だからこそなおさら。
いい椅子買えてよかった。 -
大変な状況の中でも目標をもって毎日を大切に生きること。椅子一つにも思いをもって接すること。
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10'15"
火事で家が焼けて
小銭を瓶いっぱいになるまで貯めて
ソファーを買うお話。
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家族で力を合わせ、火事を乗り越えて、再び、日常を取り戻そうとする一家の物語。
「椅子」は、家族の安息の象徴かな。
周りの人たちの温かさにも、心が和む。
佐野洋子の作品





