かあさんのいす (あかねせかいの本 8)

  • あかね書房 (1984年1月1日発売)
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本 ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784251005083

作品紹介・あらすじ

ウェイトレスをして一家をささえる母親のために、布張りの大きないすを買うまでを描く。少女の素朴な語り口が印象的な絵本。

感想・レビュー・書評

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  • 水彩画の絵がカラフルで美しい。アメリカ合衆国の南米系の人々の話かな。母と祖母と娘の3人暮らしの家で、火事で燃やしてしまったバラ模様の椅子を買うために、ビン貯金をする。貧しくても明るい感じがいいね。

  • 昨日読んだ「ほんとにほんとにほしいもの」の前作。
    まさかあの一家にあんな悲しい出来事があったなんて。
    あの椅子をあんなに大切にしていたのにも納得。
    こちらが先だと知っていればなぁと後悔先に立たず。

  • 9歳9ヶ月の娘
    6歳9ヶ月の息子に読み聞かせ

    こんな想いのこもったいす
    素敵だな

    心地よい椅子があることの
    ありがたさ豊かさ優しさ
    はっと考えさせられた。

  • ☆火事で家の物は全て失い、必死で働いている母親の為に、疲れたからだを休めるふわふわの綺麗ないすを買おうと、毎日空き瓶に小銭を集める女の子。
    思いやりの気持ちがあふれる絵本です。

  • 色遣いと絵がおしゃれ。
    内容も辛いことを子ども目線でたんたんと書いているけれど、温かい周囲の人たちに助けられて生きていること、家族で協力してがんばることなど色々込められている。
    素敵な絵本。

  • なんのニュースをみていたんだろう。ぼくも、あのいすにすわってみたい。

    パパ。かじでぜんぶもえちゃったときは、どんなにつらかっただろう。でも、3にんがいきていて、またコツコツとはたらいて、すこしずつすこしずつおかねをためて、すてきないすを買えてうれしかった。

  • 父さんは名前だけ出てくる。
    いないわけではないみたい。
    でも今はいない。いない理由はわからない。
    兎にも角にも、母と娘とおばあちゃんは生きていく。
    新しい家具買うの勇気いるよね。
    苦労して貯めたお金だからこそなおさら。
    いい椅子買えてよかった。

  • 大変な状況の中でも目標をもって毎日を大切に生きること。椅子一つにも思いをもって接すること。

  • 10'15"
    火事で家が焼けて
    小銭を瓶いっぱいになるまで貯めて
    ソファーを買うお話。

  • 家族で力を合わせ、火事を乗り越えて、再び、日常を取り戻そうとする一家の物語。
    「椅子」は、家族の安息の象徴かな。
    周りの人たちの温かさにも、心が和む。

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