- Amazon.co.jp ・本 (76ページ)
- / ISBN・EAN: 9784251005533
感想・レビュー・書評
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明治の始めごろの広島に、初めて小学校ができました。
子どもたちが勉強する様子を見たタヌキのお父さんは、タヌキの子どもたちにも勉強をさせようと思いつきました。
そして、おおぜいのタヌキの子どもたちに、人間がいなくなった夜の小学校で勉強を教えはじめました。
ある日、その様子を教頭先生が見つけてしまいます。最初はだまっていようと思った教頭先生ですが、つい、奥さんに話してしまい、奥さんも息子に話して…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
戦争や原爆の話が怖かった。
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たぬき小学校のかわいい話から村人との交流かと予想していたが、違った。いつもの日々が戦争に代わられ、広島には原爆が落とされる。焼け野原の広島に再びいつもの日々がやってくる。こどもへ戦争を伝える本かと。
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週に学校が六日なのはいやでした。だけど、戦争で学校が0日なのは、もっといやでした。だから、戦争はよくないと思いました。
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図書館本。長谷川義史さんの児童書。時は戦前、小学校に勉強をするために集まってくるタヌキたち。街の人は驚きながらも受け入れます。時は流れて…戦争に触れる児童書は多くないので、響いてくれたら、いいな。
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69点
最後におでんやさんに、お金を払ってすぐに葉っぱにかわってしまうところが面白い。不思議だった。 -
たぬきが、勉強をするなんて、びっくりしました❗️
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岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00604833
昔、広島の小学校で夜になるとタヌキが勉強をしているという新聞記事が載ったことがありました(本当のことです)。タヌキだって勉強したい!学ぶ楽しさはタヌキだって同じなのです。教頭先生の手助けもあってタヌキの小学校は大盛りあがり。けれど時は流れ、世の中は戦の色が強くなっていきます。学校ですら安全な場所ではなくなりました。タヌキの学校はどうなってしまったのでしょう… たくましく生きる人々とタヌキたちの物語。
(出版社HPより)