このつぎなあに (日本の創作幼年童話 13)

  • あかね書房 (1999年3月1日発売)
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本棚登録 : 113
感想 : 8
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  • 本 ・本 (94ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784251006431

作品紹介・あらすじ

ばけるのがへたなたぬきは、いつもしっぱいばかりしています。でもおじいさんは、そんなたぬきが大すきです!

感想・レビュー・書評

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  • たぬきもおじいさんも愛らしいキャラクター。お互い寂しさを持っているところがリアリティあります。こんな風に誰かと軽やかに温かく心のふれあいができたらいいなあ。

  • 短い中にドキドキがたくさん詰まった1冊。最後まで読むと、胸の奥がざわっとして、ストーリーのあたたかさに泣きたくなってしまう。字が大きくて短い幼年童話なので幼稚園の子でも読めてしまうぐらいの内容。でも大人でも充分楽しめる作品です。内容は暗記するぐらい知り尽くしているのに小さい頃から何度も何度も繰り返し読んでしまっています。

  • たぬきがいじらしい。父親の話を信じる息子さんもすばらしい。

  • 最後にたぬきがやさしいおじいさんのことを思い出して泣くところがほろりとした。

    わざとばかされてやるおじいさんのやさしさと、
    ちょっと失敗しているけど、大入道や大蛇や鬼に化けてくるたぬきのかわいらしさが伝わる本。

  • 小学生の時に何度も繰り返し読んだ、やさしくて大好きな本。

  • たぬき、かわいい。

  • ああもう、こういう話、だいすき。1969年初版。2012年第52刷。さすが。

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著者プロフィール

1931年北海道小樽市生まれ。児童読み物・ノンフィクション作家。戦時下を描いたノンフィクションに『ボクラ少国民』シリーズ(辺境社)、『アジア・太平洋戦争史』(岩波書店)、『戦時児童文学論』『靖国の子』(大月書店)、『新装版 山中恒と読む修身教科書』(子どもの未来社)などがある。

「2025年 『増補版 戦時下の絵本と教育勅語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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