このつぎなあに (日本の創作幼年童話 13)

著者 :
  • あかね書房
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本棚登録 : 105
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (91ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784251006431

作品紹介・あらすじ

ばけるのがへたなたぬきは、いつもしっぱいばかりしています。でもおじいさんは、そんなたぬきが大すきです!

感想・レビュー・書評

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  • たぬきもおじいさんも愛らしいキャラクター。お互い寂しさを持っているところがリアリティあります。こんな風に誰かと軽やかに温かく心のふれあいができたらいいなあ。

  • 短い中にドキドキがたくさん詰まった1冊。最後まで読むと、胸の奥がざわっとして、ストーリーのあたたかさに泣きたくなってしまう。字が大きくて短い幼年童話なので幼稚園の子でも読めてしまうぐらいの内容。でも大人でも充分楽しめる作品です。内容は暗記するぐらい知り尽くしているのに小さい頃から何度も何度も繰り返し読んでしまっています。

  • たぬきがいじらしい。父親の話を信じる息子さんもすばらしい。

  • 最後にたぬきがやさしいおじいさんのことを思い出して泣くところがほろりとした。

    わざとばかされてやるおじいさんのやさしさと、
    ちょっと失敗しているけど、大入道や大蛇や鬼に化けてくるたぬきのかわいらしさが伝わる本。

  • 小学生の時に何度も繰り返し読んだ、やさしくて大好きな本。

  • とってもよかった!いい話だった!
    表紙の絵がなんだか不自然で不気味だったが、それは裏表紙を見たらなっとく。
    化けるのが下手な狸が魅力的。たぬきとおじいさんのやりとりがとってもよい。
    小学生低学年から読める簡単な児童書だが、大人が読んでもいい話だなと思う。
    悲しいお涙ちょうだいな話ではなく、ほっこりしながら、ちょっと切ない。この塩梅がとてもいい。

  • たぬき、かわいい。

  • ああもう、こういう話、だいすき。1969年初版。2012年第52刷。さすが。

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著者プロフィール

1931年北海道小樽市生まれ。児童読み物・ノンフィクション作家。戦時下を描いたノンフィクションに『ボクラ少国民』シリーズ(辺境社)、『少国民の名のもとに』(小学館)、『アジア・太平洋戦争史』(岩波書店)、『戦時児童文学論』『靖国の子』(大月書店)などがある。

「2019年 『山中恒と読む 修身教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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