ジオジオのたんじょうび (日本の創作幼年童話 20)

著者 :
  • あかね書房
3.71
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本棚登録 : 358
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (90ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784251006509

作品紹介・あらすじ

ライオンのジオジオはおかしなら何でもすきです。70さいのたんじょうびにできたケーキはダンプのタイヤより大きなくらいです。

感想・レビュー・書評

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  • ジオジオ70歳!そんなにおじいちゃんライオンなのか…と私が心の中で驚いた。おばあちゃんと(もうすぐ)一緒だねと言いながら、今までの誕生会のケーキのことや誕生会のあたたかい雰囲気なんかを思い出して話しながら、のんびり読んだ本。

  • 「100万回死んだねこ」の中で【オジオジ】と紹介されてて興味が。
    ジオジオがいつも笑ってんだかブチ切れてんだかわからないけど、甘党ってのはブレないのが面白い。
    個人的に象の鼻から生クリームを絞って出すのがウケた。あれを人間の鼻でやってるのを想像しちゃった。

    文章の書き方って絵本ではよくあるんかな。
    「バナナを 十本 食べてから、」みたいな、空白を開ける手法のやつって時々TwitterとかAmazonとかのレビューとかそれこそブクログ界隈でもいるのかな。あれって子供にとって読みやすいんかな。

  • 息子
    バターじゃなくてバタ?
    靴は、とんがってないね

  • 『ジオジオのかんむり』のキャンバスに描いたような絵とストーリーが大好きなので、同じ人がそれぞれ文と絵を担当しているのにずいぶん違った雰囲気の絵本で驚きました。
    子ども達は、ジオジオが甘いものに目がなくて虫歯だらけなところがツボで笑っていました。
    大きな美味しそうなケーキを、「自分の食べる分が減ってしまうけど」と前置きをして、「それでもみんなで食べた方が楽しいだろう」とジオジオが思い至った書き方がより、分け合うことの喜びを表現していてよかったです。

  • ひとりでおいしいものをたくさん食べるのもいいけど、でもやっぱりみんなでおいしいおいしいっていいながら食べると格段においしいし幸せだよね。ぞうのコックさんが素晴らしい。歳をとったジオジオの周りにもみんながいてくれてよかったと思う。おいしいって言い合える仲間が。だって誕生日だし。

  • みんなで分け合う楽しさに気づく

  • おかしがすきなライオンで、ゾウのブーラが誕生日ケーキをつくっていた。

  • 甘いのものがたべたくなります。

  • おいしそうなケーキや料理。ジオジオの住んでいる部屋がとてもとても素敵なお話でした。

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著者プロフィール

1929年、劇作家・岸田国士の長女として東京府豊多摩郡に生まれる。立教女学院小学校、立教女学院女学校を経て、東京芸術大学油絵科に入学。1955年、谷川俊太郎の勧めで第一詩集『忘れた秋』を発表し、詩人としてデビューした。童話作家としても活躍し、1966年には画家の中谷千代子とコンビを組んだ『かばくん』でドイツ児童図書賞を受賞した。1973年、『かえってきたきつね』で産経児童出版文化賞大賞を受賞。

「2019年 『岸田衿子の詩による無伴奏男声合唱曲 うたをうたうのはわすれても』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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