いぬうえくんがやってきた (いぬうえくんとくまざわくん 1)

  • あかね書房
4.19
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本棚登録 : 391
感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・本 (78ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784251007919

作品紹介・あらすじ

いぬのいぬうえくんと、くまのくまざわくん。ふたりはともだちになり、いっしょにくらすことになった。

感想・レビュー・書評

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  • 出会ったその日に突然押しかけてきて一緒に暮らす事になったいぬうえくんとくまざわくん。
    あまりにも言われるがままでくまざわくんが可哀想になってしまった。
    確かにいぬうえくんの言うことは正しいけれども。
    最後は2人?がそれでいいなら良いか…と。

  • 手に取る機会があって読んだ。

    「いぬうえくん と くまざわくん」シリーズ1冊目。
    ・いぬうえくんとの であい
    ・くまざわくんの いえ
    ・いぬうえくんとの やくそく
    ・くまざわくんが きがついた こと
    ・いぬうえくんが いない よる

    いぬうえ節が、「肴はあぶった イカでいい」みたいな感じで、なんとも。
    「くまざわくんが びょうきに なるのが しんぱいだった だけなんだ」とは、「ては なめないほうが いい」ということなのか、その繋がりが少しわかりづらかったです。
    小学校低学年の子は好きだろうな、という感じのおはなしでした。

  • このシリーズは現在5作まで出ている。結婚する友だちにプレゼントとして贈り、とても喜んでもらえました。幼いこどもが「じぶんとともだちはちょっとちがうとこがある、でもともだちはともだちになれる」ということを知るための絵本でもあるし、大人も人間関係を考える中で共感できること、思い出させられることがいっぱいある、稀有な絵本だと思います。ちなみに私はわりとすぐいっぱいいっぱいになっちゃう「くまざわくん」に感情移入しがちです。

  • 「いぬのいぬうえくんと、くまのくまざわくん。ふたりはともだちになり、いっしょにくらすことになった。

    感じ方も考え方もちがう者同士が、いろんなものをわけあって、いっしょにやっていくこと。それはけっこう大変。でも、離れてみると、とってもさびしくて、おたがいがどんなに大切かがわかります。」

    ・・読みにくい・・会話が不自然で読んでいて楽しくない、ずっといぬうえくんがあんまり好きになれない。くまくん不憫。
    ・いぬうえくんがいなくなってくまざわくんがひとりになってからはめちゃくちゃ読みやすく、書いてあることもよかった。
    「いぬうえくんが来る前は、ぼくのうち、こんなにしずかだったかなぁ。いぬうえくんが来る前は、ぼくのうち、こんなに暗かったかなぁ。いぬうえくんが来る前は、ぼくのうち、こんなに広かったかなぁ。何がなくなったんだろう。ぼくは、うちの中を何度も見まわした。でも、何がなくなったのか、わからなかった。鼻が絵て、それから涙が出た。どこが痛いのかわからなくて泣いたのははじめてだった。」
    甘いはちみつを入れた紅茶もおいしくないのも。うん、わかるわかる。

    でも全体的におもしろくなく、読みにくい。

  • 良かった

  • 「めに みえる ものより、めに みえない ものを
     だいじにしたほうがいい。」いぬうえくんより

  • 伊坂幸太郎作品に出てきそうな、いぬうえくん。
    大人が読んでも面白い。
    犬好きな人が読んだらもっと面白い。

  • 大人も忘れているようなことに気づくことができる。絵もシンプルだけどかわいい。

    「ともだちはいっしょになにかしたほうがいい」
    と言われてとなりにすわって一緒に空を見る場面が特に気に入りました。
    他人が一緒に暮らすことで起きる問題も、「『ありがとう』っていったけど、『ごめんね』っていうのをわすれた」というセリフにじーん。

    シリーズまとめておすすめです。

  • くまざわくんの紅茶の飲み方、ハチミツたっぷりドボドボが面白かった(小2)

  • こどもが、お互いに居心地のいい存在になるための工夫を学ぶお話。大変素晴らしい。セリフが天丼風なのも子供に受ける。予防接種の待ち時間に読んだが、2人で大爆笑したり、しんみりしたり。いい本でした!

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著者プロフィール

きたやま ようこ:東京生まれ。文化学院芸術科卒業。『ゆうたくんちのいばりいぬ』(あかね書房)で第20回講談社出版文化賞絵本賞、『りっぱな犬になる方法』(理論社)『じんぺいの絵日記』(あかね書房)で路傍の石幼少年文学賞、『いぬうえくんがわすれたこと』(あかね書房)で第56回産経児童出版文化賞産経新聞社賞を受賞。また『ぼくのともだちおつきさま』(講談社)など、翻訳の分野でも活躍している。

「2023年 『かまどろぼう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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