むしのおんがくがっこう (あかね・新えほんシリーズ 35)

著者 :
  • あかね書房
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本棚登録 : 114
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784251009555

感想・レビュー・書評

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  • 息子6歳10ヵ月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。

    〈親〉
    絵が好き◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    何度も読む(お気に入り) ◯
    ちょうど良いボリューム ◯
    その他

    自分のできる方法で。

  • 5:4

  • うたえないとおんがくがっこうにはいれないと言われてばかにされたてんとう虫
    都会のごみ山で見つけたおもちゃのたいこ
    これならじぶんもえんそうできる
    素敵な音色にむしたちが集まってきた
    校長先生を見返しておんがくがっこうにはいれました

    できるできないでなく
    好きという情熱が大事だね

  • 虫と建物の絵が素晴らしい♪

  • 【図書館で】音楽が大好きなてんとう虫くん。音楽学校に入りたいが、校長先生は、バッタやコオロギ、ゼミのように自分で鳴けない虫は、入れてくれません。がっかりしていたてんとう虫くんですが……。青山邦彦さん追っかけで読んでみました。

  • こんなふうに全身で楽しむのが音楽なんだろうなって思いました。

  • おんがくがっこう?

  • 音楽は一部の才能ある人のためのものではなく、全ての人に開かれたもの。これは音楽に限らず全てのことにあてはまると思う。青山さんは、この作品で、てんとうむしを通しながら、才能よりも、情熱が大切なこと、また、弱いものが、実は閉塞した社会を打開する社会の宝であることを教えてくれる。能書きはともあれ、絵がダイナミック。これも青山作品に共通する魅力です。

  • ここは鳴く虫限定の音楽学校。
    どんなに音楽が好きでも、鳴けないテントウムシはそこで勉強することができません。
    偶然たいこを叩いた(?)テントウムシは、楽しいリズムをきざみます。
    あっ、これこれ。テントウムシの頭の中でいつも鳴っていた音楽っていうのは。
    いいねぇ、その演奏のしかたも。
    楽しいリズムにつられていろんな虫たちが演奏に加わると、もう止まらなくなっちゃった。
    なんとテントウムシを追い出した校長先生までが、我慢できずに鳴きはじめて。
    音楽が好きなら誰でも入れる新しい学校を始めると、やがて校長先生も宣言した。
    あ~よかった。やっぱり、こうでなくっちゃ。
    歌が下手だったり、楽器が弾けなくても、私も音楽が好きだもの。
    大事なのはそれが好きっていう気もち。
    子どもたちにもこの本といっしょに伝えたい。
    リアルな絵も見どころいっぱいです。

  • 「てんぐのきのかくれが」
    http://booklog.jp/users/akiuwa/archives/1/4774611565
    で、青山邦彦さんを知りました。正直、"てんぐ~"はストーリーよりも、その絵とタッチ。木の上につくられたてんぐのかくれがに魅入られ、著者が本来建築家であることを知ってその魅力に納得。他の本(の建物)も見てみようと思って今回の本を手に取りました。

    3歳の息子は、やはり食いつきました!読み始める前に「てんぐのおうちのお話覚えてる?」と聞くと、否定しかけて思い出したように、「うん」との答え。そしていざ開くと今回は建物以上に各ページに沢山出てくる虫たちの絵に興奮状態。

    この方の絵は、色もタッチも柔らかなのに、色調と輪郭のせいなのか、とても鮮やかに、一つ一つがくっきりと浮き立つように目に映ります。そしてその特徴を活かすごちゃつき感のある沢山のモノを含んだ背景。一瞬全てが背景に埋もれているのに、ある個所にフォーカスを当てるとそこにあるモノがくっきりと目に飛び込んでくる、まるで全てが探し絵のような絵で、こどものわくわく感をそそります。

    絵(建物)のインパクトは"てんぐ~"の方でより感じたのですが、このお話は虫と音楽に関するお話だったので、"てんぐ~"以上にさらに子どもに受けました。

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著者プロフィール

絵本作家・挿絵作家

「2023年 『地理・歴史・SDGsの視点でひも解く 日本の世界遺産③』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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